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》あなたの思考は固着化していませんか?

2023.07.07

何だかモヤモヤしたりイライラしたりと、ヒトの思考は何かと決まった通りに動こうとしがちなもの。それはもしかしたら思考の固着化かもしれませんよ、というブログ。



普段の生活の中でもやたらにイライラする人もいれば、何かとクヨクヨ考え込んでしまったりする人もいます。そして過去起こったことがまた起こるんじゃないかと不安になったり、何か起こりそうな予感から新しいことに挑戦できなかったりと、ヒトの思考は過去の出来事に振り回されやすいものです。それは自己防衛のための反応であったりもするけれど、何でもないことで自分の感情に振り回されてしまったりします。



先日の心理学の学びの中に出てきた《トラウマ》もそんな反応の一つであり、他の誰かがあなたに何かを仕掛けている訳でもないのに「何かが起こるんじゃないか?」と疑心暗鬼になってしまうのは、自分の思考(=脳)が作り出した影に怯えた感情に振り回されてしまうものです。







前回のブログではそんな反応を自分から言語化することで、起こっている事象を真正面から捉えてみましょうというオススメでした。でもそんな心的外傷というような状態までいかなくても、「最近なんだか上手くいく気がしない」とかマイナス思考に陥り気味だったりする時、冷静に捉え直してみると周りの環境ではなく、自分の考え方がそういう傾向に捉えているだけなのかもしれません。




【ヒトの思考は記憶に焼き直された感情で固着化しやすいもの】

何か腹が立つようなことをされた時や恥ずかしい思いをした後で、なぜかまったく違うことをしているのにそんな感情が突然沸々と湧き上がってくることって誰にもありますよね。これは脳が何かのきっかけで引っ張り出してきた負の感情を焼き直しているもので、実は今PTSDなどで苦しむ方のための薬として、こういった感情の焼き直しやそこからくる思考の固着化を解いてくれる新たな薬が出てきているそうです。その薬の原理やどういった部分に働きかけて効果があるのかは分かりませんが、当然ながら症状に一定の効果があるものとして認可されているようです。



でも薬の働きで効果が出るのであれば、それは間違いなく脳のどこかの働きを抑えたり高めたりするものであって、心や意識に働きかけるものではありません。このブログにも何度か書いていると思いますが脳というのはとても優秀な自動運転AIのようなもので、何も考えずとも普段の生活くらいなら勝手に動いたりします。それは沢山の情報を処理しながら生きるのに、それが経験上安全で間違いない行動だと判断しての自動運転ですが、そんな自動運転に感情の波が重なって記憶されると同じようなシチュエーションを感じた時に「またあんな不安なことが起こるんじゃないだろうか?」と緊張したり、またはその時の感情がぶり返してきてイライラとかクヨクヨしてしまったりするもののようです。




優れているからこそ脳は自己防衛する




でもそんな時ふと我に帰ってみると「あれ?何でまたイライラしてるんだろう?」なんてこともよくあることで、そういった《脳のオーバーワーク(過剰防衛?)》を防ぐために瞑想やヨガなど、マインドフルネスを生活に取り入れるのが効果的だと言われます。でも普段の生活の中にでもそんな働きを抑えるよう意識できるアプローチもあって、それは自分の別の五感に関心を移すこと。



だいたいヒトがイライラしたりするのって視覚から入った情報や、他人から何か言われたりして聴覚からくる情報で起こることがほとんど。なぜならヒトが五感から得る情報の8割は視覚からと言われていて、そこに聴覚を合わせるとほぼ90%の情報がこの二つから入っているそうです。そんな情報から感情が高ぶって振り回されそうな時に、その二つの情報ではない感覚に注目することで脳の関心を逸せたりするそうです。




ハスの蕾は合掌の形を表すと言われます




どんな瞑想でもまずは目を閉じて心を鎮めますが、その上でマインドフルネス瞑想では呼吸から、そしてさらに古くから行われているヴィパッサナー瞑想では自分の感情や感覚をひたすらそのまま観察するところから、自律神経を抑えて副交感神経を優位にしていくと言われています。もちろん普段の生活の中でイライラしそうなになったからといって「さあ瞑想しよう」なんて出来ないと思いますが、ほんの少しだけでも深呼吸しながら外からの情報に気を取られず、身体の内面から皮膚感覚に関心を向けるというアプローチがあります。



それは禅宗のお坊さまの結ぶ印(いん)の一つである法界定印(ほっかいじょういん)というもので、お腹の前で右手の平を上に向けたところに左手の平も上向けに重ねて、指と指を重ねた上で両親指の腹を合わせるという形です、




お友達の有名な石仏師の方が最近彫られた石像の法界定印の写真をお借りしました




この印で大切にするのは手と手を合わせている部分で、ぐっと力を込めて合わせている訳ではなく付かず離れずで、そっと合わせるというもの。例えば両親指の間にはまるで薄紙が一枚挟まっているようでありながら力では挟まず、でもその薄紙が落ちることなく維持されているような感覚だそうです。



それは触感というよりは皮膚感であり指先一点の内側に感じる微細な感覚で、そこに感覚を集中させることによって外界からの情報をシャットダウンして身体と意識のみに集中するというもの。そんな瞑想というほど大それたものでなくても、そんな皮膚感や微細な温度感、または味や匂いに想いを寄せてみるだけでも普段から少しずつでも練習しておけば、思考の固着化を止めるきっかけくらいには出来るかも知れません。







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