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》トラウマを感じたら自分から言語化してみよう

2023.07.01

ショッキングな出来事を体験した時に「トラウマになりそうだわ〜」なんて言うことがありますが、トラウマの定義やその対処法など学んだことをアウトプットするブログ。



昨日は仏教の勉強の一環として臨床心理士に聞く心理学で、「トラウマ」についての学びでした。


「トラウマ」という言葉は今や誰しも聞くとは思いますが、実はこのような症状に名前がついたのは歴史的にはまだとても浅くて、しかもまだ確定的なものでもないそうです。特に世界的によく使われるようになったのは第一次世界大戦のあとや、第二次世界大戦・ベトナム戦争などの戦争後に復員してきた兵士の中に戦場での体験から精神的に不安定になってしまう人が多かったことから、身体に外傷を負ったことに心の傷が重なったものだとはじめ思われていたようです。



でもその後に例え外傷が伴わなくても、または自分自身ではなく他人が死傷する場面を見るだけでも、そこから心に傷を負ってしまうこともあることが分かり、最近ではPTSD(心的外傷後ストレス症候群)という言葉も一般的になってきました。特にアメリカでの9.11同時多発テロや、日本では阪神大震災や東日本大震災など多くの人が犠牲となった人災や天災などから、多くの人にこのような症状が起こったことが知られています。







ボクも東日本大震災の直後に見た津波の映像と、約1ヶ月後に訪れた東北の被災地の現状を見たからか、しばらくの間は地震の音や揺れを感じると、激しい動悸を感じて寒気がしてしまうような状態になったのを覚えています。それは1〜2年にもなろうかという間のことでしたが、今考えてみればあれだってトラウマとかPTSDの症状じゃなかったかと思います。



実際ボク自身はなんの被害も受けてはいないし身の危険があったわけでもないので、実体のある体験ではないのに自分の中で作り出されたイメージから症状が現れてしまうのってとても不思議。そして他人のトラウマ体験を聞くことで、それを聞いた人の中にトラウマを引き起こしてしまう人もいるそうで、ますますヒトの心や意識というのは謎が深いですね。




人間の想像力って良い方向だけじゃなく悪い方向にも働きます




ボクの場合はその後何度か地震を体験することで慣れたり記憶が薄れていったりで、今ではほとんどそんな症状が出ることがなくなりましたが、人によっては「意識の固着」や「記憶の焼き直し」といった脳の働きによって続いてしまう事もあるそうです。それは自分の意識の中に「解離」という切り離した意識を作って自分の意識を守ろうとする働きのようですが、それがかえっていつまでも忘れられない体験として残ってしまうのも一つの原因になってしまうようです。



それから考えればボクの場合は、トラウマ症状を「仕方のない体の反応」と自分の中に認めたことで、解離せずに置けたことが良かったのかもしれません。実際に東日本大震災の救援に向かった消防士や自衛隊員の皆さんは、1日の作業が終わった後にグループに分かれて今日体験したとこをお互いに話し合う「デブリーフィング」というのを必ず行って過酷な状況を共有していたそうで、そんな体験を言語化することで意識の固着や解離を避けるようにしていたとか。でもだからといって何も関係ない人から「わかるよ〜」なんて妙な共感をされるのは逆効果だそうで、心や意識の扱い方って捉え方次第とはいえ難しいものがあります。







考えてみればトラウマって意識の問題なのか心なのか?それとも脳の組織的なものなのか記憶なのかも分かりませんが、自分の心と身体が離れてしまうことが原因だとすれば、仏教的なアプローチやヨガなどからのマインドフルネスというのも効果あるかも?って思います。なんにしても自分の置かれている状況をしっかりと捉えた上で、置かれた環境と自分の意識に境界線を引くことが一番なのかも知れません。



その上で自分の言葉で状況を言語化してみることが大切なようで、それが難しければやはり臨床心理士などに早めに相談するのが一番のようです。





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