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》10年に渡る物語の幕切れは鮮やかに:『イコライザー・ファイナル』鑑賞記

2024.02.13

デンゼル・ワシントンとアントワン・フークワ監督の名コンビで送る、イコライザー三部作のラストを締めた当作の感想を、前2作の軽い紹介とともに紹介するブログ。



この『イコライザー』シリーズはテレビドラマとして1985年に作られたものを元にリブートされたもので、そもそもイコライザーとは「平等をもたらすもの」という意味。元海兵隊で国防情報局(DIA)の凄腕の特殊工作員(暗殺者?)が妻を失った(理由は不明だけど曰くありげ)ことから仕事にやる気を失い、姿を消してしまっていたというロバート・マッコールの物語です。



2014年に作られた1作目では、爆破により死んでしまったと思われていたマッコールは身分を隠したまま、マサチューセッツ州のホームセンターで働いていて、どうやら穏やかで明るい男として周囲からも好かれている様子。彼が眠れない夜、よく本を読んでいる深夜営業のダイナーで顔見知りのロシア人らしい少女が、どうやらロシアンマフィア絡みの犯罪組織に暴行されたことから反撃に出て、やがて全面闘争へと発展していくストーリー。




ストップウォッチで計りつつ秒単位で「社会のゴミ」を倒していく




どうやらそれまでは一切仕事から足を洗っていた様子でしたが、少女の夢を踏み躙る悪人たちにキレて、その親玉を血祭りにあげに行きます。相手の正体を突き止めて欲しいとかつての上司であるスーザンに会いに行くと、どうやら亡くなっているらしい奥さんも含めた家族ぐるみの付き合いがあった友人同士でもあったよう。彼が帰ったあと「彼の助けになれたかい?」と聞く夫に、「助けを求めたわけじゃなく(殺しの)許可を求めにきたのよ。」と答えるスーザンの不敵な顔に、マッコールの恐ろしさが垣間見えます。



そして『イコライザー2』では同じくマサチューセッツ州内で、今度はアプリ配車のタクシードライバーをしているマッコール。客である常連の高齢者やアパートの住人たちとも親交を持ちつつ、正体は隠したままネットで助けを求められると「イコライザー」として悪人たちを成敗する日々。親友のスーザンがブリュッセルで殺されたDIAの協力者の現場で不審な点を見つけたものの、その後にホテルの部屋で強盗に入った青年に殺されてしまったことから、マッコールのイコライザーとしての復讐が始まるというストーリー。


前作では元海兵隊らしくスキンヘッドだったのに、今作では髪を生やしていることで少し優しいイメージなのに、やっぱり殺し方は凄惨。




元同僚との戦いにキレたマッコールは鬼神のような強さ




敵こそそれぞれ違うけれど、マッコールの考える正義を外れた相手には容赦無く鉄槌を下す。でも本当は心の優しいマッコールはいつも安住の地を探していたような気がします。そんなファイナルをいきなり観てしまったけど、やっぱりちゃんと前2作を見直してから観るべきだったと反省して、もう一回おさらいしてからまた二度目の鑑賞をしようと思います。




《『イコライザー・ファイナル』のあらすじ》



シチリアでの事件で負傷したことをきっかけに、

肉体的にも精神的にも限界を迎えたロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、

アマルフィ海岸沿いの静かな田舎町に辿り着く。


よそ者にも関わらず身内のように看病し、

親しみをもって「ロベルト」と呼んで接してくれる街の人々。


昼の顔、夜の顔を使い分け、長い時間をたった一人、

誰にも頼らず生きてきたマッコールにとって、それはまさに癒しと救いだった。

マッコールはこの街を安住の地と心に誓い、

イコライザーのスイッチともいうべき腕の時計を外すことを決意。


そこで穏やかに残りの人生を送るはずだった。


しかし、小さなこの街にも悪の魔の手は忍び寄っていた。




床に映ったその姿はギリシャ神話の正義の女神テーミス




【肉体と精神の限界を感じて引退を決意したマッコール】

冒頭、イタリアのシチリア島のワイナリーに現れたイコライザーはボスに奪われたモノを取り返しにきて、いつものように全員を「抹消」します。でもその帰り際、見逃したボスの幼い子供にライフルで撃たれてしまい、その場で自殺しようかと考えつつも思い直して、なんとかイタリア本土まで戻ります。動けなくなった瀕死の状態の彼は通りがかった男ジオによって救われ、海岸沿いの町の医者エンゾの元に運び込まれます。



そこで生死の境を彷徨いつつも次第に回復していくと、エンゾは皆から尊敬されている人物のようで、田舎町の住民たちはそんな彼にもとても優しく温かで、この町がすっかり気に入ってしまったマッコール。でもやはり彼の行くところには争いの種が落ちていて、それをヤブ蚊でも叩くかのように払う先からさらに寄り集まってきてしまう運命。結局町を守るために、マフィアとの全面戦争になっていきます。




目の前の敵を殺しつつ、横目では次の相手をすでにロックオン




このイコライザーシリーズでのマッコールの強さはもちろん殺しのテクニックでもありますが、彼の空間認知能力のもたらすところが大きく、殺しに入る前にどう動いて何を使い、何秒で相手を殲滅するかが頭の中に出来上がっています。第1作ではそれが19秒であり、今作では「9秒以内に決めろ」と言いつつ刃向かう相手はそこらにあるグラスやナイフ、ワインのコルク抜きなどなんでも使って容赦無く「抹消」するという、派手さはないだけに怖さが際立つアクションです。



そしてマッコールは第1作目からまったく変わらずカフェ好き。


とは言っても頼むのはティーバックの紅茶オンリーで、必ずナプキンを広げて敷いた上にカップを置き、持って行ったティースプーンを使うという几帳面さ。彼が住む部屋の殺風景さとともに、神経質とも言えるほどの潔癖症を表しています。今作ではさらにカフェ店員のお姉さんとのロマンス的な香りも醸し出しつつ、町の住人として住み着こうとも考えている様子。




CIAのエージェント、エマに情報を流すマッコール




冒頭のワイナリーにシリアから届いたワインの箱を見かけたマッコールは、それがテロ組織やマフィア絡みであることを知りながらCIAで資金移動を追っているエージェントのエマ・コリンズに、「調べてみろ」と情報を流します。しばらくして調査のためイタリアに来たエマはそこで多数の死体と共に、大量の覚醒剤と1100万ドルほどもある札束を発見して驚きます。



その後すぐにマッコールを見つけ出しますが、どうやら彼自身姿を隠そうとはしていなかった様子。なんならエマからの連絡を待っていたようで、さらにマフィアたちの情報を流す彼に「なぜ私に?」と聞くもののはぐらかされてしまうエマ。でも彼からの情報を元に、マフィアを調べようとした矢先に爆弾テロで殺されそうになってしまいます。


ちなみにエマ役のダコタ・ファニングとデンゼルは過去の映画共演の縁から家族同士の付き合いもあるほどの仲良しだとか。




The equalizer 3© 2024 SONY PICTURES ENTERTAINMENT (JAPAN) INC. 




その後テロ組織によるイタリア全土に及ぶ爆破テロが始まるは、リゾート開発したいマフィアの強引な地上げの手が住民たちにまで危害が及び始めると、激おこモードに入ったイコライザーの本領発揮となるラストに向けていきます。



そしてそもそも彼はなぜイタリアまで行ったのか?そしてエマを巻き込んだ戦いの意味など、このイコライザーシリーズを見事に締め括ったストーリーは、ぜひ作品上でご確認くださいね。





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