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おざわやの代表のブログです

》共感力不足がお墓仕舞いにも繋がっているのかも知れません

2023.06.14

今、現実的に広がっている墓仕舞いの流れには仕方のない理由もあれば、今すぐ必要ではない場合も多いです。そんな元には共感力不足もあるんじゃないだろうか?という一つの見方をブログに。



昨日市道を運転していて、ある信号交差点で右折待ちレーンに並んでいました。


前には2台の車が並んでいて対向車が居なくなったので一台目が進みましたが、僕の前の車はなぜか徐行するばかりでなかなか進まず「何やってんのかな?」と思いつつ、ノロノロ進むその車に続いて右折。なんだかその車の動きがおかしかったので、右車線に入ったその車には続かずに左車線に進んで様子を見ていました。するとしばらく右を走っていたのは高齢の女性運転手のようで、1代目だった車に追いついたところで僕が横にいるのに突然左にウインカーを出します。「ああ、次の交差点で左に曲がりたかったんだろうな」とブレーキを掛けて譲り、2台目さんは僕の前に無事に車線変更。



ところが交差点では左折することなく、そのまま1台目さんを左から追い抜いてグイグイと走って行きました。なんとも協調性の無い運転マナーには呆れるばかりでしたが、最近こういう高齢者の運転に出会う機会が多いように思えてなりません。







もちろんそれは車の運転だけに関わらず、なぜか歩道を歩かず車道を逆に進むお年寄りや自転車など、自らの危険さえ感じないのかな?と思ってしまうような場面もあって、そんな時は「きっと自分のことだけしか考える余裕がないんだろうな」とできるだけ近寄らないようにするのが精一杯。


きっとこの3年で、さらに他人に対する共感力が不足してしまっているのかも?なんて感じます。




【お墓仕舞いの相談でも共感力のなさを感じることがあります】

もちろん現実的に子供が居ない、という家庭のお墓を片付けさせていただく場合も多いです。それはバブルの頃に「お墓不足になる」という煽り文句に釣られて、矢鱈にお墓を建ててしまっていたということも原因にはあります。でも中には「息子夫婦には子供がないから私たちが」という理由でお墓仕舞いを依頼される場合も少なくなく、お墓の解体作業を見ながら「私たちはどうなるんでしょう?」と息子夫婦に尋ねられて初めて、何も相談なくおばあさんの独断で進められた墓仕舞いだったことに驚いたこともあります。



そんな時に決まって聞くのは「子供に任せたら可哀想」という言葉。


ある時、終活相談会に一人で来たおばあさんとお話ししてみると「どうせうちは娘だけだから墓仕舞いすることになるんだわ、仕事にならんでごめんね」と言われます。「いえいえ良いんですよ。暇だから話し相手になってくれてありがとうございます」とお茶を勧め、娘さんは結婚されてないんですか?と聞くと、二人いる娘さんはどちらも結婚して孫もいるんだとか。しかも二人とも近くに住んでいて、孫たちは毎日おばあちゃんの様子を見に来て、「うちに来るとまず仏壇でチーンってやってくれるの。可愛いでしょ」なんて言います。


どこにも墓仕舞いする理由なんてなく、結局改修工事をして今でも元気にお孫さんたちとお墓参りしています。




なぜ子供に任せようと考えず自分で締めようとするんでしょう?




どちらにも共通するのは自分が解決するんだという、高度成長期を生き抜いてきた高齢者たちにありがちな強い考え方。必ずお子さんたちとお墓が本当に要らないのかをしっかり話し合ってくださいねとお伝えしても、「どうせ何言っても聞かないんですよ」と子供さんたちに言われてしまうようなこともありました。先祖からお墓を任されてきて、これまでお墓参りで心が安らいだ気持ちを感じたこともあるだろうに、そんな有り難さを子供たちには託さずに閉まってしまう。


そんな考え方って「共感力の不足じゃないか」と最近思うようになりました。



激動の昭和を生き抜いてきて、その子供たちである僕ら年代には頼りなさしか感じないのかも知れません。でも小さなお孫さんたちはちゃんと先祖の縁やご恩をしっかりと感じていて、もともと仏壇やお墓にお参りするのは好きなはず。孫たちと一緒に手を合わせるような温かな気持ちを繋げることこそが、本来の《先祖供養の本質》じゃないかと思います。「私が私が」ではなく、先祖と子供や孫を繋ぐだけの役目を考える《共感力》をもって、ぜひ「お墓のある暮らし」と「お墓のない将来」について皆んなで話し合って欲しい。


そして出来ることなら、自信を持って《子供たちに任せて》いただきたいと思います。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

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現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をください



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