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》映画好きな映画監督の映画好きを語る映画:『エンドロールのつづき』鑑賞記

2024.02.07

インドの映画監督バン・ナリンさんが、無類の映画好きとしての自らの半生を振り返った映像には、色々な愛がタップリ詰まっていた、というブログ



映画好きが作った映画といえば一番に思い浮かぶのは、名作『ニュー・シネマ・パラダイス』。この作品も映画館に足繁く通った少年と、映画館に勤める映写技師との触れ合いを描いているらしいところから、「インド版のニューシネマパラダイスかな?」なんて思って鑑賞しましたが、監督の映画への思い入れがさらに溢れていて「インド版フェイブルマンズと言ったほうが近いかな」なんて思ってしまいました。


ともかく子どもの頃に出会ったスクリーンの世界に惹き込まれてしまった、サマイ少年のキラキラした日々が愛おしいストーリー。サマイを演じたバヴィン・ラビリ君は3000人のオーディションから選ばれたまったくの新人ながら、それまで映画など見たこともなかったというのに素晴らしい演技を見せてくれます。




《『エンドロールのつづき』のあらすじ》



9歳のサマイはインドの田舎町で、学校に通いながら父のチャイ店を手伝っている。


初めて家族で街に映画を観に行くことになり、人で溢れ返った映画館の席に着くと、

目に飛び込んだのは後方からスクリーンへと伸びる一筋の光…


そこにはサマイが初めて見る世界が広がっていた。


映画にすっかり魅了されたサマイは再び映画館に忍び込むが、

チケット代が払えずつまみ出されてしまう。







【光の世界に魅入られ、夢中で飛び込んだ少年の日々】

9歳のサマイは父親が駅でチャイ売りするのを手伝いながら、学校に通う毎日。


その生活は貧しいながらも優しい母と妹との4人暮らしでしたが、いつもは「映画など低俗だ」と言う厳格な父親が初めて家族を連れて行ったのは、信仰するヒンドゥーの女神カーリーが主役だからという映画。でもサマイはその映画の内容よりも暗い劇場内に差し込む、映像を映し出す鮮やかな光の筋に魅入られてしまいます。



それからは父親の手伝いでくすねたお金で学校をサボって映画を見に行ったり、劇場に忍び込んでタダで見ていたりしましたが、やがてそれもバレて外に摘み出されてしまいます。







そんな時、映画館の前で会った男ファザルに母親の作ったお弁当を分けてあげたところ、実はその男は劇場の映写技師。次回からもお弁当を持っていくことを条件に、映写室から映画を盗み見ることを許されます。それからは毎日、映写室で手伝いをしつつ映画を見るばかりの日々。



ここまでは確かに『ニューシネマパラダイス』風ですが、少し違うのはどんどん数多くの作品を見続けてシナリオ作りの面白さを知っていき、さらにはフィルムの継ぎ方を教わったことから切り捨てられたコマを繋いで、そのうちに自分なりの映画さえ作り始めるサマイ。







ある時ファザルに渡す「お弁当にオクラを入れて」と頼むサマイに母親は「あなた嫌いなはずでしょ」と言いつつも、それ以上は問い詰めずに渡します。そんな母親のお弁当作りの場面は何度も描かれますが、丹精を込めて料理する母親の表情が幸せそうに見えるのは、サマイが何かに夢中になっていることに気づいていたからではないでしょうか。


そして色鮮やかな食材を調理する母親の様子は、まるで劇場に差し込む鮮やかな映像の光のようで、何よりお弁当がとても旨そう!







ところがそれに対して仕事も学校もサボり気味なサマイを見かねて父親は叱りつけるけれど、隠れて仲間たちと村の人たちに上映会を楽しげにひらくサマイのことを見て、どことなく寂しげな父親。そして劇場の映写機がフィルムからデジタルに変更されてファザルは首になり、サマイも映画が見られなくなってしまったことで、サマイから目の輝きが失われてしまいます。



それは父親が「父さんのように負け犬になるなよ」なんて言われながら育ってきたけれど、いくら映画が好きだからといって簡単には開けない未来を感じて、きっと父親の後を継ぐしかないんだと諦めてしまったようにも見えます。自分のようにはなって欲しくない父親、愛する息子を信じてやまない母親、そして幼な馴染みたちとの思い出も描きつつ、9才という年で多くのことを感じ取っていくサマイ。







そんな様子を見かねた父親は彼の将来につながる重大な決断をしますが、そのラストには映画愛が溢れていて泣いてしまいました。





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