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》縁の重なりで知った奥深いヴァイオリンの世界

2023.09.05

先日受けた朝活でのヴァイオリンについての学びは、映画の中とも繋がって歴史の重みを感じました、というブログ。



先週月曜の朝の学びで伺ったのは、名古屋フィルハーモニーオーケストラのセカンドヴァイオリンを担当されているという大竹倫代さんの、「あなたの知らないヴァイオリンの世界」というお話。そもそもオーケストラの演奏自体、ほとんど聴いたことがないのでセカンドヴァイオリンというパート分けすら知らず、まったく別の楽譜を見ながら引いているとか興味深いお話しばかり。




大竹さん愛用のヴァイオリンは200〜250年前にイギリスで製作されたもの




ちょうどたまたま先日紹介いただいて観た映画『オーケストラ!』で、チャイコフスキー作曲のヴァイオリン協奏曲を聴いて、オーケストラの演奏には作曲者だけではなく演奏者や指揮者の想いや人生までも重なっているんだということを感じたところ。でも大竹さんから伺った「ヴァイオリンの世界」はそれ以前に、ヴァイオリンそのものの歴史やメンテナンス、そして大竹さんですら知らなかった構造のことなど。


そういえばそんなヴァイオリン造りの世界を少なからず知ったのも、やっぱり『耳をすませば』というアニメ映画の中だっけ。




主人公しずくと思い合う青年、聖司はヴァイオリン造りのためにイタリアに旅立つ



このジブリアニメの中で描かれていたヴァイオリン造りは、主人公しずくと想い合う青年、天本聖司がヴァイオリン造りを学ぶためにイタリアに旅立つストーリー。さまざまな道具を使って微妙なカーブを描く木材を削り出していました。



先日の学びの中ではそんな木材についても、表板に使われるスプルース(米唐檜)という軽く響きのいい素材と、硬くしなやかなメープル(唐楓)で作られるネックや裏板などそれ以外の部分に分かれること。さらにはそんな素材はじっくりと乾燥する必要があるため親の代から乾かされた材料を、さらに継いだ子供の代に仕上げられるような長い年月を経て作られたものが現代に残っているものだということを知りました。




音の響きの肝となる魂柱(こんちゅう)や羊の腸で作られる弦(ガット)


各パーツや素材に無駄なものは何一つない




この日、大竹さんが持ってきていただいた愛用のヴァイオリンはイギリスで200年から250年ほど前に作られたもので、この時までに作り手はもちろんのこと、演奏者としてもどれだけ多くの人の手を渡ってきたのかも分からないほどではないでしょうか。そしてそんなヴァイオリンは買えばOKではなく弦の張り替えもあれば、弓だって3ヶ月程度しか持たないし、松ヤニ選びや魂柱の微妙な調整などあってこその素晴らしい音色だということ。さらに言えば沸騰化ともいわれるこの暑さは、接着にニカワしか使わないヴァイオリンにとって致命傷ともなるので、家のエアコンはつけっ放しとか。



もっと言えば楽団員という立場はあくまで月給を貰う会社員であり、個人事業主ではないぶんメンテナンス費は経費で落とせません。そんな立場でもメンテナンスを怠ればヴァイオリンそのものの寿命さえ奪いかねないなんて、驚いてしまいます。こんなヴァイオリンだけじゃなくすべての楽器に人の繋がりや歴史があり、そんな集大成がオーケストラの演奏だと考えるとますますホールでの生の演奏がかけがえの無いものに感じてきます。




この室内の温度変化だけでもチューニングがズレてしまうほど繊細な楽器




その後に聞いた裏話では、こんなに繊細なヴァイオリンに比べると金管楽器奏者の中にはお風呂に楽器を持ち込んで洗う人もいるとか、曲によっては一度だけ鳴らすシンバルとか、そんな不公平さに愚痴も出そうになっちゃうなんて本音も聞かせていただきました笑。



なかなかクラシック音楽って身近ではないですが、演奏形式によっては指揮者による曲の解説などもついた演奏会もあるそうなので、またぜひ大竹さんの演奏を聴きに出かけてみようと思います。





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