》「でも、だって」はそのまま「だからこそ」に変えられるかもしれない

何か新しいことにチャレンジしようとする時、「でも、だって」と出来ない理由を考えてしまいがちです。そんな時に出来ない理由の後に「だからこそ」を付けると意外とやる理由になることもありますよ、というブログ。

いま世の中は大きな変革期とも言われ、これまで通りの仕事を続けることは難しいと言われている業種が沢山あります。少し前までは銀行員とか税理士など、機械的に事務処理をする仕事はAIに取って代わられる、なんて言われました。ところが今では、大学の研究段階の試験をするためのプログラミングを言語系生成AIに作らせてみたら、あっという間にこれまでより優れた結果をもたらすコードを答えてみせた、なんて言われています。こんな風に事務処理のような仕事だけじゃなく、SEですら「ちょっとこの先ヤバいんじゃないの？」なんて恐れるほどにAIの進化は著しいものがあります。

でもこれまで通りでは将来的に立ち行かなくなるとして、何か新たなチャレンジを考えているはずなのに「でも忙しいし」とか、「だって余裕がないし」など出来ない理由ばかりがアタマを巡って、結局やっぱりやめておこうと諦めてしまうことってよくあります。

思えば高速インターネット回線があるからこそ素早くAIから答えが返ってくるようになったとも言えます

そんな時に「出来ない理由を考えるよりやる理由を考えたら？」なんて言われても、そんなこと言われても分からない！なんて思ってしまいそうですよね。でもそんな時に頭に浮かんだ「でも忙しいし…」を「忙しいからこそ必要なんじゃないか？」に変換したり、「だって余裕がないし」を「余裕がないからこそ今からやらなきゃ！」というように、やらない理由に《だからこそ》を付けてみると意外とそのまま《やる理由》になることが少なくありません。

もっと具体的に言えば新たな仕事のために勉強が必要だとして、その勉強に掛ける時間がないと思うのなら「そんな時間がないほど切羽詰まっているんだから今からやらなきゃ間に合わない」とか、受講代を払う金銭的余裕がないというのであれば「余裕がないからこそ新しいことにチャレンジするべきだ」と考えを変換してみると、自分でやらなければならない理由を並べていたりするものです。

「幸せと不幸せは表裏一体」なんて言ったりしますが、物事は見方次第。同じものを見ていたって心の置き方次第でプラスにもなれば、マイナスに見えてしまったりもします。まずは物事を成功させるイメージから入って、どうやったら上手くいくか？というマインドセットを先に作って、そこからこの先「どちらが楽しくやれるか？」で選んでみると意外なほど上手く進むかもしれませんよ。

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