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》『キングダム』の世界観が実物大で目の前に

2022.11.07

先週まで名古屋市博物館で展示されていた、実物の兵馬俑(へいばよう)から感じた驚きをブログに。



皆さんは漫画の『キングダム』という物語はご存知でしょうか?


2006年から始まった少年漫画なのですが、紀元前の古代中国の春秋戦国時代から始皇帝が中国統一を成し遂げるまでを描かれた歴史エンタメ物語で、これまでに66巻9200万部以上が発行されているそうです。その5年後にはアニメ化されてさらに人気を拡げ、3年前には東宝により実写映画化もされています。と言ってもボクがハマったのはまだ今年のことで、それも家族のコロナ感染から濃厚接触者になってしまったことから、ヒマな時間を持て余して実写版『キングダム』を見てしまったことからアニメ版に釘付けになってしまいました。







このアニメ版は去年シーズン4が放映・配信されたばかりで、漫画版でいえば3分の2くらいまで進んだあたり。次のシーズン5も制作することが発表されていますが、それが放映される予定はずいぶん先の2024年。それまではまだ一眼も見ていない(笑)漫画を読むしかないのかと、ガッカリしていました。




【秦の始皇帝陵から出土した兵馬俑の凄み】

それが名古屋市博物館で特別展として開催された「日中国交正常化50周年記念『兵馬俑と古代中国』展」が開かれると聞いて、兵馬俑といえば「クフ王のピラミッド」や「仁徳天皇陵」と並ぶ、世界三大陵墓としても有名だし「折角だから会期中に一度くらいは観に行きたいなあ」くらいに思っていました。でもどうせ観にいくなら空いてる平日にとか、アレコレ迷っているうちに会期はどんどん少なくなっていっていき、ついに明日で最後という5日の土曜日夕方にやっと博物館へ向かいました。



正直言って古代のお墓にまつわる展示なんて人気無いのかな?なんて思いつつ博物館に到着してみると、すでに時間は15時半にもなろうかという時間なのに、博物館の駐車場には車が並んでなかなか入れないような状態でビックリ。流石は国外不出な兵馬俑、そして何よりキングダム人気といった所でしょうか?


とにかく時間が惜しいので近隣のコインパーキングに車を入れて、特別展示室に向かいました。




エントランスでボイスガイドを借りて、いざ入場! 『キングダム』人気で特別コーナーには主人公たちの紹介も




ひとことで「兵馬俑」と言っても、その年代によってその姿は色々で、我々のイメージしているものは実物大の兵士像の秦の始皇帝陵墓から出土したものでしょう。でもその前や、秦国が滅びたあとの漢の時代にもまだ兵馬俑は王の墓などに納められていたようですが、そのサイズはもっと小さくされたもので、それは王と一緒に埋められる殉死者(殺されるなどして埋葬された)を減らすためとか、似た像は魂が移ると思われていたとかの文化もあったそうです。


何よりも、これほどの副葬品を作るのは大変な費用がかかることもあったんじゃ無いだろうか?と感じてしまうほど、実物大の兵馬俑の姿は圧巻です。




始皇帝陵墓の兵馬俑展示は撮影OK




特にこの始皇帝陵墓を守るように納められたのは当時の兵士や将軍をそっくりに模した像で、その姿はイキイキと今にも動き出しそうなほど。それぞれ顔の表情や装具まで精巧に再現されている像はその数8千体ほどって、とにかくそのスケールがハンパ無いです。




髪の毛や耳の形も様々で、所々に彩色の跡も見られます




そしてそれと共に一緒に展示されていた、副葬品の武具の一つに目を奪われました。




【「呂不韋(りょふい)」の名の刻まれた武具が】

隣にあった今でも黒光りする青銅剣の鋭さにも目を奪われましたが、それは槍のような武具の棒の先に取り付ける金属部分で、「戟(げき)」というもの。そしてその武具を棒に取り付ける部分には日本刀の銘にも似た彫刻がされてあり、そこには『キングダム』を見たことのある方ならば必ず知っている《呂不韋(りょふい)》の名前が、製造責任者として彫られてありました。




呂不韋は漫画通りに実在した秦国の宰相



青銅戟の展示とそこに刻まれた「呂不韋」の文字




『キングダム』はもちろん漫画だし、歴史エンタメとして描かれている物語ですが、それでも古代中国の春秋戦国時代に起こった史実を元にしているのは確か。それが兵馬俑として残された副葬品から、2千年以上あとの我々にまでその時代の息吹さえ感じさせるような展示を見て、「本当に生きていた人たちの話なんだ」と深く感じいるものがありました。




【そして可愛い動物の兵馬俑もありました】

その後に見た後漢時代のものの中には豚や牛の像もあり、その中に可愛い羊の像も見つけました。


ボクの中ではヒツジといえば勉強仲間で、東京上野にラムチョップの美味しい「ヒツジあいす」というビアバルを経営する通称ラムちゃんこと、ヒツジ大好きな前川さん。早速その写真をラムちゃん宛に投稿すると直ぐにラムちゃんからメッセージが届いて、今度名古屋に寄ったら見に行きたいという返事でした。でも「もう展示は終わってしまうんだよ」と伝えると、とっても残念そうなラムちゃんでした。







ところが実はこの特別展示は日本全国持ち回りで開催されていて、この名古屋の次に向かうのはなんと東京。しかもその展示される場所というのが上野からほど近い上野の森美術館ということで、ラムちゃんのお店のすぐ近くって何という偶然なんでしょうか!



2千年以上前の縁がこんなところにも繋がるって本当に人の縁って面白いし、やっぱり歴史って知れば知るほどに興味深くて面白いと感じた展示会でした。





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