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おざわやの代表のブログです

》お数珠を新調しました

2024.04.06

法事や葬儀などで使うだけのお数珠ですが、これまで持っていた簡略なものではなく、しっかりしたものを身に付けた方が良いのでは?と思い始めたので、本式でお数珠を新調しました、というブログ。



それほど敬虔とは言えないまでも、これでも一応仏教徒の端くれくらいのつもりでは居ましたが、これまで持っていたお数珠は二十歳の時に母親からプレゼントされたものとお世話になっていた寺院さまからいただいたもので、どちらも片手数珠(かたてじゅず)と呼ばれるもの。母親に貰った星月菩提樹の身で作られたお数珠は息子が二十歳になった時に譲り渡して(それが良いのか?分かりませんが…)、それからは頂きものの黒檀のお数珠を使っていました。



でもよく考えるとお数珠ってそもそもは108個の珠から出来ているものだろうし、宗派ごとに少しずつ形が違って当たり前なもののはず。もちろん墓石屋という仏教界に近い仕事をしていることもありますが、自分では仏教徒とまでいえなくとも、せめて信徒ではあるだろうという自覚を持ちつつ、これからもそういった式に出席する事があるのなら正式なお数珠が欲しいと思うようになりました。




数珠とは仏教で「不浄の手」と言われる左手に掛けて、仏様に失礼のないようにする法具




【まずは数珠の意味を知ることから】

そもそも数珠の起源はインドであり、そもそもはバラモン教と呼ばれる古代宗教を元とするヒンドゥー教でいうところの「アクシャ・マーラー」などと呼ばれる数珠が、その後に起こった仏教と繋がって日本にまで伝わったもの。ヒンドゥー教ではその粒の数をマントラ(真言)を唱えるときに手繰って数えるように使うそうで、その数珠は50珠を連ねたものがほとんどだそう。それがお釈迦さまの拓かれた仏教でも同じように使われたのが始まりです。



そしてヒンドゥー教では左手は「不浄の手」と考えられているため、そんな左手にお数珠を掛けることで寺院などの清浄な場所にも出入りできるよう清めるもののようです。


ただ宗派ごとの数珠の違いなんて全く知らないので、お友だちの仏具屋さんに相談することにしました。




大須の仏壇街で創業120年以上の奥村仏具店さんへ




こちらの奥さまとは共通の友人もあり、以前から「飲み友だち(笑)」としての付き合いもありますが、やはり同じように仏教に関わっている業界人としてお付き合いさせていただいてます。そこで浄土宗のお数珠を出していただくと、こうした二重の輪になっているものが浄土宗の正式な数珠だそうで、その数は決して108珠ではないよう。これは親珠や副珠を除いた主珠を手繰りながら数えると3万遍唱えられるということで、「三万浄土」と呼ばれるものだそうです。


そしてその素材によってお値段も変わるということで、その幾つかを手に取らせていただきました。




天然石、人造石、木材や実など様々な素材があります




なんとなく寺院さまが使われているのは天然石のものが多く、擦り合わせて「ジャラジャラ」と音を立てているイメージがあったのですが、そうするとかなりの重さになります。そして水晶などだと手に持った時に冷んやりして、手先が冷えてしまいそうなのも少し嫌だなあなんて思っていました。



でも紹介してもらったものは屋久杉を珠としたもので軽いのが何よりの特徴。そしてそれだけだと簡易なイメージになってしまいそうな所を、二つの親玉に青虎目と呼ばれるパワーストーンにしてあり、房は同じ色に合わせた「梵天房(ぼんてんふさ)」と呼ばれる組紐状のもので、とにかくお洒落。


もう一目で気に入ってしまいました。







そして屋久杉の珠の特徴として数珠の紐が切れにくいという点と、木材が手の油脂分を吸い込むことで使い込むごとに黒々と艶が出てくるという部分も、まるで自分の分身のように育っていくという点も気に入ってしまいました。


まるで生涯の相棒を見つけたような気分で、その分これからお経を唱えるにもさらに気持ちが入る気がしています。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います







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