おざわやの代表のブログです
2021.01.18
このブログを読んでいただいている数少ない皆さんは信じないかも知れませんが、ボクは元々日本酒はそれほど好きではありませんでした。え?信じない?笑
ビールこそ昔から好きで、次に好きになったのは酎ハイやウイスキーで、ワインも段々と飲むようになりましたが、はじめ日本酒のイメージは「酒臭い(オヤジくさい?)」。そのイメージはやっぱり、子供の頃に酔っ払って帰ってきた父親の臭いだったと思います。そんな臭いってわかり易く言うとワンカップ○関とか月△冠のような、ごくごく普通にどこにでも売っている日本酒の匂い。
若い頃、飲んだ帰りに寄ったラーメンの屋台で熱々に燗をつけられたカップ酒は、開けるとむせそうな程の酒臭さ!雰囲気で飲んではいても、楽しんでいるとは言えませんでした。
35歳くらいの頃にとある飲み会に顔を出すようになり、そこでは日本酒好きたちが各地の吟醸酒やプレミアが付くような大吟醸など、いわゆる美味しいと言われる日本酒の味を教えてくれました。それはそれまでに知っている「酒臭い」日本酒ではなく、爽やかな香りだったり美味しいお米の香りだったりして、日本酒にはこんなのもあるんだと知りました。
口当たりも良くて飲み易く、確かに飲み過ぎると酔っ払ってしまうけど美味しい。そんな風に日本酒を美味しいと思い始めたのはこの頃でした。その後、色々なお店に行ってオススメされる日本酒を飲んだりするようになり、あちこちの蔵の日本酒を飲むようになりました。そしてさらには日本酒会などにも出かけて、同じ日本酒でも常温で飲むのと燗をつける(温める)のでは味の印象が変わること、燗をつける温度一つでまったく印象が変わることも知りました。でもまだこの頃は冷酒(冷蔵庫で冷やしたもの)が好きで、キリッとした甘さが美味しく感じていました。
そう考えると日本酒の楽しみ方は、これまでに出会ってきた数多くの酒飲みに育ててきてもらったのかも知れませんね。ならばボクも知識は薄いながらも、自分の言葉で日本酒の楽しみ方を少しでも伝えていかなければ、と思ったワケです。
日本酒が好きではないと言う方からすると、日本酒なんてどれも同じに思えるかも知れませんね。そして一つの酒蔵からは多少優劣こそあれ、同じような酒しか作れないと思うかも知れません。でも使うお米によってや麹(こうじ)によっても変われば、使う水によっても日本酒の味は全く変わります。特に最近飲んだ中に、同じ蔵でもこれほど変わるんだ!ということが感じられる日本酒がありました。
地元愛知県は常滑市で江戸時代から変わらず日本酒を醸し続けている澤田酒造の「白老(はくろう)」です。澤田酒造さんを知ったきっかけは、毎年春に行われる酒蔵解放から。一人500円を払うと普段入ることのできない酒蔵の中に入れて、江戸時代から変わらず甑(こしき)という木の桶で酒造りされている様子が見られます。そして一通り見た後は試飲コーナーで全ての日本酒が試せるというのも楽しみ!特に回数は限定されていないので、皆んなお猪口のような小さなカップながらどんどんオカワリするので、まるで大きな立ち飲み屋さんのようになります。
そこで飲んだ「白老」のスッキリした雑味のない味が気に入ってしまいました。
しかしながら実は昨年末、この澤田酒造にとって大切な麹室(こうじむろ)が火災により全焼。偶然にもその直前に消防の立ち入り検査が行われていたため、消火にあたった消防署員が内部の位置関係を把握していて、最小限の被害で済んだという奇跡的な偶然もあったようです。そこでこんな時に出来ることは、ファンとして少しでも応援のために購入すること。でもどうせなら試したことのないものにしようと選んだのがこの2種類でした。
まずは「純米吟醸 白老」。
こちらは別に特別高いものではなく1升瓶で2800円程度ですが、ボクが思う白老の旨さを存分に楽しめるもの。そのまま常温や多少冷やして飲むのがオススメとホームページには書いてありますが、ボク的にはぬるめの燗をつけると出汁の効いた煮物や焼き物に合わせた時に料理とお酒が互いに良いところを引き出し合うように感じました。
そしてこちら「生貯蔵酒 水浅(みずあさぎ)」は特別どころか、火入れしていない生酒ながら普通酒。この300mlで412円って、ワンカップ酒とそんなに変わりません。でも喉越し良く旨みもあって爽やか。言ってみれば、奥深い山の中に分け入って、たまたま見つけた冷たい湧き水を飲んだような澄み切った美味しさです。
お刺身など淡い味の料理と一緒に飲みたい味だと思いました。
ただこんな合わせ方はボクが感じただけで十人十色。それぞれに合うと思う飲み方で、一緒に食べるものだって好きに合わせれば良い。ただ合わせ方によって日本酒も料理も、単体でいただくよりも2倍3倍に美味しく感じるのが日本酒の良さ。そして自分でそんな合わせ方を探るのが日本酒の楽しみ方の一つだと思います。別にプレミアのついた大吟醸酒じゃなくっても、こんなに美味しく楽しませてくれるお酒を見つけるっていうのも嬉しい発見です。
そんな澤田酒造のホームページはこちら。ECサイトでこれらのお酒も買い求められます。
ただし日本酒を飲む時は約束事が一つ。
日本酒と同量の水を飲みながら楽しむこと。これによってよく言われる「日本酒は悪酔いするから」というのを避けられます。美味しいお酒は美味しく楽しむことが何より。昔からよく言われる「酒は飲んでも飲まれるな」で、日本酒の楽しみ方を見つけてくださいね。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい
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他にもとにかくお墓で困っているー!という方は、まずここからボクに連絡くださいね。
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。