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》本家日本でリスタートしてオスカー受賞:映画『ゴジラ-1.0』鑑賞記

2024.03.14

子供の頃に見たゴジラは初め恐ろしく、次第に悪い怪獣から地球を守るヒーローになって行きましたが、そんなゴジラを原点から再び見つめ直した作品がアカデミー賞を獲りました。そんな作品を見た感想をブログに。



まずは先日アメリカで開催されたアカデミー賞授賞式において、『ゴジラ-1.0』が映えあるアカデミー視覚効果賞を受賞されたこと、お祝い申し上げます。この視覚効果賞にはこれまで『スターウォーズ』や『アバター』など歴史上に残るようなSF作品が受賞してきて、しかも今回同じくノミネートされた中には『ミッション・インポッシブル/デッドレコニング』や『ザ・クリエイター/創造主』『ナポレオン』などのVFX大作が目白押しの中で選ばれたことは、何より嬉しいことだと思います。



でも僕自身はといえば「またゴジラ?」というくらいにしか捉えていませんでしたが、そんなアカデミー賞の発表の前、あまりに周囲の評価が高いことを受けて「どうせ見るなら大スクリーンで見なきゃ意味ないな」と劇場へ向かいました。この作品は日本国内以上に海外での評価が高かったことと、敢えてオリジナルのカラー上映に併せて、モノクロ映像バージョンも上映されていた事が印象深く、よほどの思い入れで作られているのかな?とも思いましたが、上映時間がちょうど合わず通常カラー上映で鑑賞しました




《『ゴジラ-1.0(マイナス1)』のあらすじ》



戦争によってなにもかもを失った日本は、焦土と化していた。


戦争から生還するも、両親を失った敷島浩一は、

焼け野原の日本を一人強く生きる女性、大石典子に出会う。


戦争を生き延びた人々が日本復興を目指すなか、

追い打ちをかけるかのように、謎の巨大怪獣ゴジラが出現。


圧倒的な力を持つゴジラに、人々は抗うすべを模索する。







これまで日本国内だけじゃなく、最近でもハリウッドで『ゴジラvsコング』やドラマシリーズの『モナーク』なども作られるほど人気のゴジラですが、その全てを当初の設定でやり直したという当作。VFXを使いながらも2億ドル以上を賭けた『ミッション〜』や『ナポレオン』や、充分に低予算ながら8000万ドルを賭けた『ザ・クリエイター』に比べても破格に安い1500万ドルでの受賞に、ハリウッド作品に対する警鐘とまで言われています。




【戦後の喪失感からの復興を描いたストーリー】

そもそもゴジラはビキニ環礁での米軍による、核実験の産物とされている想像上の怪物。


奇しくも同時にアカデミー作品賞を獲ったのが、そんな原爆の生みの親と言われる『オッペンハイマー』というのも不思議な縁ですが、これまでのゴジラ作品とは少し毛色の違う、あくまで第二次世界大戦の敗戦国としての立ち位置で描かれているのが特徴です。焼け野原となった東京に復員してきた特攻隊員の敷島を中心として、突如東京を襲うゴジラに対して人々はどう抗うのか?というストーリーです。



まずは両親を探そうと焼け野原を彷徨うものの、敷島の生家は瓦礫の山となって両親も行方不明。なんとかバラック小屋を建てて住むところを確保するものの、そこへ転がり込んできたのは拾った戦災孤児を連れて市場で逃げ回っていた典子。やっと見つけた仕事は東京湾内の機雷を撤去するという危険な作業ですが、そこで知り合う船乗りや元海軍工廠の兵器開発担当者たちとゴジラに立ち向かうことになります。




戦後の喪失感しかない東京を襲うゴジラから逃げ惑う人々




とても低予算とは思えない自然さで襲いかかるゴジラは、これまでのふんわりした恐ろしさではなく人間を踏み潰したり、頭から咥えたりもします。そして戦後アメリカ軍によって武装解除された日本には抗う手段などなく、あり合わせの装備を補うのは知恵とマンパワーのみ。そしてそんなゴジラに襲われる東京の廃墟を見ていると、確かにこの映像がモノクロになったら戦後当時の様子そのままなんだろうなと感じます。



ただ低予算を強く感じたのは、神木隆之介が演じる敷島がゴジラに対して乗り込む第二次世界大戦末期に開発され、日の目を見ることなく終わった幻の戦闘機と呼ばれる「震電(しんでん)」の飛行シーン。ゴジラが壊していく街のシーンなどに比べて、やけに模型チックでチープに映ってしまったのですが、それ以外はどこも文句の付けようがない映像に合わせた音響も迫力満点。




敷島自身の喪失感からの再生を戦後日本にもかけての戦いはいかに




そんなストーリーを見終わって感じるのは理不尽なまでに自然の脅威としてのゴジラの存在と、人間はどこまで行っても自然には抗えず順応していくしかないんだという当然の摂理。それでも諦めるのではなく、必死に生き抜くことこそが神に求められるヒトの使命のように感じます。



そしてやはりこの作品はモノクロでこそ生きてくる映像であり、最新の音響システムとオーケストラによる本気のゴジラのテーマが響く時、スクリーンの中のゴジラの恐ろしさが真骨頂を魅せる作品ではないかということ。




理由もなく壊しまくるゴジラの理不尽さ(C)2023 TOHO CO., LTD.




これこそがオリジナルなゴジラではないか?と感じるこの作品は、チャンスがあれば音響の良いスクリーンのモノクロ上映で是非ご覧ください。





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