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おざわやの代表のブログです

》久しぶりにスッキリするお墓まいりの順番をご紹介②

2024.02.16

いつもお伝えしているつもりのスッキリするお墓まいりの順番でしたが、以前このブログでお伝えしたのはもう5年前ってビックリ!

以前投稿したブログを改めて編集し直してお伝えする2回目。



【お墓のお掃除が終わったら次はお供えのこと】

前回のブログでは、お墓まいりはご先祖が眠る聖地を清らかに保つため、子孫が代わってその場を清めるものとお伝えしました。


それからすると「お供えをするのは何のため?」と思うかもしれません。でもお供えというのは決して先祖や仏様への「貢ぎ物」であるだけじゃなく、一つ一つにしっかりとした意味のあるものだと知ると、お墓に向かって手を合わせる気持ちにも違いがあると思います。



まずはそのひとつ目は花です。


例えば中部地方ではお墓に供える花というと、白や黄色の菊や赤いカーネーションなどが一般的で色花を供えるのが普通ですが、京都では色花はあまり使われず、樒(シキミ)や非榊(ヒサカキ)など常緑樹が多いそうです。葬儀では枕花によく使われるシキミですが、これは遺体から出る匂いを消すためのもので、それをお墓にも供えるのは土葬していた頃からの習慣です。シキミというのは葉っぱを千切って匂いを嗅ぐとお香のような香りのする木です。




シキミは獣を聖地から避けるため




でも香りが良いからって間違ってもその葉っぱを口には入れないでください。


実はこの木には猛毒成分があって葉っぱや茎にも含まれていますが、その実に至っては植物の中では唯一「毒物および劇物取締法」によって劇物指定されているほどです。じゃあ何故そんなものを供えるようになったかといえば、葬儀や土葬から遺体の匂いを嗅ぎつけて野獣が寄ってこないようにするためです。



そして大事なことがもう1つあって、このシキミは一対千円くらいととっても安い上に保ちが良いこと。


冬場ならば水さえ切れなければ1ヶ月くらいは常緑のままでいて、何度かのお墓まいりで使いまわす事も出来るくらいなんです。これならひと月に何度もお墓まいり行ったって費用も控えめだし、造花なんかを入れておくよりずっと良いと思います。







次にお供えするのは線香やロウソクですが、特に線香については束のままで焚くのは止めましょうってことを強くお伝えしたいです。確かに墓地の花屋さんなどで売っているお線香はひと束50円くらいのものですが、少し値段の張るお線香だって一箱2千円くらいのもので、それを一回に3本とか5本づつ焚いて使う方がよほどリーズナブルです。そしてその方が香りが良いのは勿論だし、お線香を束のままで使うより火も着きやすいから、ストレスを感じる事もなくて良い事づくめです。



そもそもお線香を焚くのは仏さまがこの香りを好きだからで、我々の住むこの世の匂いは仏さまにとっては臭いものから。だから線香に着いた火は吹き消しちゃダメって言われるのは、我々の息の匂いなんて野獣と変わらないくらいだからなんです。




インドではガンジス川にロウソクとお花を一緒に浮かべます




そしてお墓の前で灯すロウソクは、我々の住むこの世界を明るく照らすため。お天気が良くたって真昼間だって、この世は仏さまの住むお浄土に比べたら沈んでいるように暗い世界なんです。



そしてもう1つ大事なお供えものはお水です。


お墓にはほとんど水受けが備えつけられていますが、ここにお水を供えることを知らない方が意外に多いと思います。仏さまがこの世で口にするのは綺麗な水だけと言われていて、唯一お墓の開眼式の時にはお供えするべきものが決まっていますが、それ以外の時にはお菓子や果物は必要ありません。だからまずはお掃除の時に水受けを綺麗に洗って、綺麗なお水を供えてくださいね。




お掃除の水とお供えの水はちゃんと分けましょうね!




さあこれで場が整ったので、いよいよ次は手を合わせてお参りです。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし、洗いにくい

・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易いお墓を建て替えたい

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などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください                 


現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね                 



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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います







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とにかくまずは始めにご来店前にお電話で予約してくださいねー!