おざわやの代表のブログです
2021.10.29
VOD(ビデオオンデマンド)の発達って映画業界にとっては由々しき問題も含んでいるとは思うのですが、映画ファンにとってはこれまで目に届かなかった素晴らしい作品が見られるチャンスを貰えることが本当に嬉しく思います。ボクはAmazonプライムビデオとNetflixで見ていますが、他にもHuluとかディズニープラスとか色々あるものの身体と時間がもう少しあるなら兎も角、これ以上見切れないくらい!笑
今回もAmazonプライムのレコメンドからでしたが、なんと初めて?なスウェーデン映画。
日本の作品もそうですが映画にはその国のカラーというか、らしさが自然と表れてくるものですが、この2015年の作品にも可愛らしい色でコンパクトな住居や風景、そして移民を積極的に受け入れているお国柄が描かれています。そしてそれだけじゃなく主人公のオーヴェの偏屈さにスウェーデン気質(?)の様なものが描かれているし、車はなんと言ってもサーブ(スウェーデン車)という頑固さにも笑。
でもよく考えれば「ドラゴンタトゥーの女」だって元々はスウェーデン映画だし、最近はスウェーデン作品が見直されているとも言いますしね!
オーヴェは愛する妻ソーニャに先立たれてから思い出深いマイホームに1人住んでいますが、同じ住宅の人たちからは偏屈な老人として疎ましがられています。
ある時40年以上、父親から継ぐようにただ一筋に働いてきた鉄道職員をクビになり、寂しさのあまりいっそ首を吊ろうとしていたところを向かいに越してきたイラン人家族に邪魔されます。はじめはそんな家族を煩わしく思いますが、パルヴェネから食事を分けてもらったりするうち次第に打ち解けていき、彼らもそんなオーヴェと触れ合ううちに彼の心根の優しさを知り、互いに絆を強めていきます。
そんなストーリーの合間には亡き妻との出会いや悲しい出来事を描き、そんなソーニャが彼の悲しい過去から来る頑なな心を溶かしたように、パルヴァネ親子がオーヴェの寂しい心に寄り添って心を開かせる様子を描いています。それにオーヴェが幼い頃父親に厳格な性格とサーブ好きを仕込まれる思い出(笑)なども織り込まれながら、少しずつオーヴェの心情を炙り出していきます。
そしてそれだけじゃなく移民問題やご近所とのイザコザに老々介護とそれを取り巻く役人との軋轢など、日本に住む我々にも他人事ではない現代ならではの課題も内包されていつつ、それを決して悲壮には描かれていない良作。オーヴェもはじめ邪魔者扱いしていたはずの猫を助け、そんな猫が家に住み着いてしまうと可愛いがったりと、偏屈さの奥にある優しさやチャーミングさも素敵に見え隠れします。そして若い頃から近所で唯一の友人だったルネとのやり取りも、最後までクスッと笑わせるもので胸が温かくなります。
この作品は元々スウェーデンのベストセラー小説を映画化したもので、公開されてすぐ人気作となって「スターウォーズ/フォースの覚醒」さえ抜いてロングランが続いてスウェーデン歴代3位の興行収入を記録したそう。年齢や国境も越え、人生の苦しみや楽しさを紡ぎ出した当作は、笑いあり涙あり。スカッとするところもありつつもやっぱり涙が溢れるストーリーは、ホンワカと胸が温かくなるとても素敵な作品でした。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
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【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
アクセス
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。