おざわやの代表のブログです
2021.10.22
生きていれば誰でも色々な苦しみに出会いますよね。
商売が思うように上手くいかないとか、人間関係がうまくいかないとか色々あります。病気や怪我に苦しむこともあるでしょう。でも何よりも我々はせっかくこの世に生まれてきたのに、いずれ老いていくし家族を失ったり、やがてはひとり寂しく死んでいきます。少しでも元気に長生きしたいと思うのは皆同じだと思いますが、それもこのコロナ禍でどうなるか分からないと不安になることも多いでしょう。
そんな時「どうせ思うようにならないならもう諦めてしまおう」と投げ出してしまうのではなく、生きるというのはそんな多くの苦が伴うものだと受け入れて「苦にするな」というのがお釈迦さまの教える【苦・集・滅・道の四諦】です。
いつまでも若くいたい、人より楽をしたい、そして最後はポックリいきたい。みな色々な望みを持って生きているけど、人生は思うがままにはならないよと教えてくれているのが四諦の中のこの苦諦です。
よく人間には「四苦八苦(4989)」といわれる苦があってそれを掛け合わせると108つの煩悩になるなんて言われますが、それはもちろんただの語呂合わせ笑。お釈迦さまもはじめに悩んだという「生老病死(しょうろうびょうし)」に愛する者との別れや恨み、さまざまな欲求が叶わないことも含めて人の肉体や心なんて思うようにはならないことを教えています。
そもそも生きていくのが苦しいのには何かの原因があって、その原因が無くなれば苦しまなくても済むなんて思わない方がいいよ、と教えてくれているのがこの集諦です。
この世には持つ者と持たざるものがあり、美味しい料理やお酒もあれば見目麗しい恋人と楽しく過ごす人もいます。そんなものが目の前にないからと苦しみ、持っていればいたで失うことを恐れたりしします。でもじゃあそれらのものが全部無くなれば苦しくないかと言えば、やっぱり無いものねだりの欲に苦しむのが人間。そんな時に原因探しをしても意味のないことで、そんな渇望や渇愛は決して無くならないということを教えてくれています。
そんな無くすことの出来ない苦はどうするかと言えば、まず「苦はある」ということを自覚してそこに囚われないこと。さまざまな欲に囚われるとそれがまた燃料となって、苦しみの業火はますます燃え盛ります。
でもだからといって火に水を掛ければいいかと言えば、かえって煙やススが上がり黒々とした燃えカスが残ってしまいます。そこで何をするかといえばそれ以上に燃料や薪をくべることなく、静かに燃やしてしまえば綺麗な灰になって消えてしまうよと教えてくれています。
この世に生まれてくれば老いも病も死も、当然のようにそれは我々の身体の内側にあって、決して誰かがこちらに投げつけてくるわけじゃありませんし、欲望だって自然と心に起こってしまうものですよね。それらをすべて無かったことにするなんて所詮無理なことで、これまでに教わったように「苦しみはある」と知り「苦しみの原因はなくならない」けれど、そんなことは思うがままにならないものだと自らコントロールすることで、そんな業火から離れることはできると教えてくれています。
「そんな瑣末なことは苦にするな」
お釈迦さまはそう教えてくれています。
参考文献:「釈迦」ひろさちや著
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい
・お墓を少しキレイにこざっぱりしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れていて直したい
・墓地に草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない
他にもとにかくお墓で困っているー!という方は、まずここからボクに連絡くださいね。
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
アクセス
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。