おざわやの代表のブログです
2023.03.02
2001年にアメリカを襲った9.11同時多発テロは多くの犠牲者を出し、その後20年間にも渡るアメリカを中心とした連合軍のによるアフガン紛争への引き金となりました。首謀者とされたウサマ・ビン・ラディンはその作戦の中で殺害されましたが、そんな陰で一人の無実の男が槍玉に挙げられるようにモーリタニアの自宅から拘束され、その後裁判を行うこともなく15年間も拘束されていました。その裁判のために立ち上がった人権擁護派弁護士のナンシーが取り寄せた資料には黒塗りがほとんどで、何も明かされていなかったことに驚き、そんな記録を明かすための闘いには驚きしかありません。
2005 年、弁護士のナンシー・ホランダー(ジョディ・フォスター)はアフリカのモーリタニア出身、モハメドゥ・スラヒ(タハール・ラヒム)の弁護を引き受ける。
9.11 の首謀者の 1 人として拘束されたが、裁判は一度も開かれていない。
キューバのグアンタナモ収容所で地獄のような投獄生活を何年も送っていた。
ナンシーはこれを「不当な拘禁」だとしてアメリカ合衆国を訴える。
この手の映画は数多いけど、相変わらず政治の中に隠されてきた事実を明かそうとするジャーナリズムには、こうした社会の持つ力としての期待感しか感じません。とは言え、そんな事件の中で一人の容疑者スラヒと人権派弁護士のナンシーが無実の拘禁として、アメリカ合衆国と大統領を訴えるなんてちょっと考えられないことで、「そんなの勝ち目ないんじゃないか?」とさえ感じてしまいそうですよね。
そしてナンシーが事実を積み上げることでグァンタナモに拘束されたままのスラヒの無実を明かそうとしても、拘束した理由やその他の書類にはほとんど黒塗りで隠されていて何も分からない。そもそも何故キューバのグァンタナモ収容所に入れられているのか?など謎ばかり。初めはスラヒ本人でさえ諦めていた無実を証明する裁判に向かわせたのは、ナンシーの諦めない姿勢と真摯な思い。そそしてれが周囲の人々に伝わっていくことで、次第に情報が公開されていきます。
特にアフガン紛争やそれ以前の湾岸戦争については、当時のジョージ・W・ブッシュ大統領のなりふり構わない姿勢が問題とされていて、そのままではスラヒは裁判もないまま処刑される寸前でした。それも戦争の一面と片付けてしまうのは簡単だけど、こうして20年以上経って事実を検証することは社会の責任でもあると感じます。
そして何かとテロと結びつけられてしまうイスラム教の姿勢についても、作品の中では拘禁中のスラヒが欠かさず祈りを捧げる姿や、拘禁が解かれても誰も恨まないと告げたことが描かれていて、宗教って見方や扱い方一つで大きく変わってしまうんだということを改めて感じます。
でもこんなのって遠い世界の話ではなく、我々の身にだっていつ降りかかるか分からないこと。
実際に日本でも政治の世界では黒塗りの書類しか明示されないことだってしょっちゅうだし、アメリカならば50年間という保護期間を過ぎればどんな書類でも公開しなければならないけど、日本にはそんな情報公開さえ退ける法律があるほどです。こうした恐ろしさがあるということを映画の中でだけでも体感して、真実を知ることの大切さを知って欲しい。そんな作品でした。
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