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おざわやの代表のブログです

【オンライン映画配信サービスが教えてくれる新たな映画の楽しみ方】

2021.06.08

これまで映画館やレンタルなどで映画を観ていた時には出来なかった新たな映画の楽しみ方についての私的考察。



それぞれに好きなジャンルの映画があると思いますが、ボクの場合は事実を元にした物語やドキュメンタリー、それにサスペンスなどストーリーをそのまま受け取るというよりも、更に奥を想像させてくれるような映画が好きです。そしてスリラーやサイコ映画はまず見ないし、何かを持ち上げようとか素敵なイメージを故意に仕上げられた作品(?)も好きじゃない。でもコメディーやアクションは嫌いじゃないし、SFだって昔からよく観ます。



これまで通り劇場で見る映画は当然好きなジャンルや俳優や監督などで選んだりしますが、レンタルショップだと上に挙げたようなストーリーやドラマとか恋愛などに分けられた中から選びますよね。それが最近はNetflixやアマゾンプライムビデオなどでオンライン配信されるようになって、そんなジャンルからわざわざ選ばなくても勝手にリコメンドされてきます。それまでに見たものと同じようなテイストであったり似た題材の作品が次から次へとオススメされてきて、今まで劇場や広告などで紹介されていなかった作品がこんなにあったのかと驚いてしまいますよね。





ふと気づくと同じような題材ばかり見ていることもしばしば。

逆に同じ題材を違う角度から見ている作品同士を比べることで、よりお互いの作品への理解が深まったりもします。そんな作品をいくつかご紹介したいと思います。




【同じ題材を描いた作品を見比べる楽しさ】

まず初めは「馬繋がり」というかカウボーイ繋がりでしょうか?

「ウォーク・ライド・ロデオ」はロデオの女性有望選手が交通事故によって半身不随になってしまったものの、その後の努力によって再びロデオの試合に出るようになった実話に基づいた作品。「ザ・ライダー」は暴れ馬を乗りこなす競技中に落馬、頭部に大怪我を負ってロデオを諦めた選手本人が自らの体験をもとに作られた脚本を演じたストーリー。片や花形選手の復活を描いた美談であり、片や大好きなロデオを諦めざるを得ない選手の悲しさや悔しさを描きだしています。そしてこの2本はどちらもボクらの知るいかにもな「カウボーイ(ガール?)」ですが、残る一本は現在でもフィラデルフィアの街中に残る乗馬クラブを舞台に、これまで西部劇では描かれたことのない黒人たちのカウボーイ姿を描いた「コンクリート・カウボーイ」。





3本を比べてみると馬の走る姿の美しさと共に、人馬一体となることで心を癒やされる様子が魅力的に描かれていますが、花形と呼ばれるバレルレーサーへの熱狂に対して馬に乗れず街では存在感なく消えてしまいそうなライダー。そして白人と同じように働いてきたのにその存在感すら揉み消されてきた黒人のカウボーイたちと、三者三様な生活があることを感じます。



そして西部開拓時代の先住民族と開拓者たちの姿を描いたこの2本は、どちらも南北戦争やインディアン戦争後の兵士たちがその理不尽な戦いの記憶に苦しみつつ、新たな世界を模索しつつ生きていく姿を描いています。





今回のアカデミー賞の中でも3冠の「ノマドランド」を始めとして「ヒルビリーエレジー」など、アメリカそのものがその過去を懐かしむ作品に注目を集めているような気もします。



続いては実在の天才的なチェスプレイヤーを描いた作品。

とはいっても3本目の「ファヒム」はまだ観られていないので内容は全くわからずですが、初めてロシアのチェス王者を負かした伝説的なプレイヤー、ボビー・フィッシャーの生涯を描いた「完全なるチェックメイト」と、そんなボビー・フィッシャーの再来と呼ばれた天才チェスプレイヤーを描いた「INNOCENT MOVES(邦題ボビー・フィッシャーを探して)」はどちらも子供の頃から天才と持て囃され、望み通りに勝利を勝ち取るものの次第に精神的に不安定になっていく運命を描いています。





そして昔から数多く描かれている分、産地や時代によってさまざまな作品があるのは「ワイン」を題材にしたもの。「世界一美しいボルドーの秘密」は言わずと知れたボルドーワインの歴史や美味しさの秘密と、その中でもグレートビンテージと呼ばれる「当たり年」のワインに高値をつけて買い漁るチャイナマネーを描いた2013年のドキュメンタリー映画。続いて2015年の「ブルゴーニュで会いましょう」はブルゴーニュのワイン醸造家一家を引き継ぐことになったワイン評論家の息子と父親の物語。





対する2008年の「ボトルドリーム」は、そんなフランスワイン至上主義をぶち破ったカリフォルニアのナパバレーのワイン醸造家を描いたストーリーで、時代の移り変わりが感じられます。そして4作目は昨年の作品「UNCORKED(ワインは期待と現実の味)」は、アメリカの伝統的なテキサススタイルBBQの有名店の息子として生まれながらワインが好きになり、マスターソムリエを目指すアフリカ系アメリカ人のイライジャとBBQ店主の父親の物語。どちらも新たな時代を切り拓いていく新たなワイン好きの物語で、フランスワインを描いた前2作との対比が土地ごとに違うワインの味を飲み比べているように楽しめます。



こんな風に一つの題材を色んな角度から見たり、時代ごとに見るとそれまで見えてこなかった背景や時代考証ができるのも面白いのではないでしょうか?これらに限らずとも好きな物や興味ある時代にフォーカスして、色々なストーリーを並べて観て比較してみると学びにもつながると思います。





【もしお墓でこんな悩みがあればお気軽に当店へ ご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

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 他にもとにかくお墓で困っているー!という方は、まずここからボクに連絡くださいね。

現場に出ることもありますので当店をお訪ねの前には、まず1本お電話くださいね。



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お墓のおざわや  

店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101

電話番号 : 052-734-8102 

営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)   

営業時間:朝9時から夕方5時まで





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少し止めずらいですがお使いくださいね







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とにかくまず始めにお電話でご予約くださいねー!