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おざわやの代表のブログです

》学びはそれだけじゃなく、その後の検証が大切な訳

2023.12.09

「知っているつもり」でいるとその後の印象もすべて変わってしまう学び。そんな内容はきちんとブラッシュアップしないと心理的に操られてしまうし、今後の世の中も見えなくなりますよというブログ。



昨夜は今年最後の「おもしろ学校」の授業で、1番の人気講師な土井先生による『織田信長はなぜ強かったのか?〜将たるものに必要なものは?』という授業で、さすがは今年1番の出席数となって活気ある教室の空気感。そんな中でお聞かせいただいた織田信長像は、これまでに聞いていた、いや思っていた姿とは全然別物でした。




そもそも織田信長に関する文献はほとんど残っていないそうです




これまで持っていた信長像は江戸時代の書籍に残された「豪胆な暴君」というものであったり「人徳がないから明智光秀に裏切られた」などというものでしたが、その後に出てきた多くの信長研究者による文献では「感情的ではあるけれど引くべき時を知る知略家でもある」と称され、何より「平和主義」というのがまったく違うイメージ。そして昨夜の講義では「残念ながら信長のイメージを壊してしまうかも知れません」という土井先生のオープニングでのコメント通り、それ以上にこれまでの信長像が覆されてしまいました。



「これも一つの見方ではありますが…」と前置きして始められたのは、織田家のそもそものルーツの話とと信長の強さを支えた経済力の凄まじさ。


元々清洲が港町だった頃、その辺りを納めて経済を掌握していた清洲織田氏が律令制度での「弾正(だんじょう)台」という、中央行政の監察を行う官庁を担っていて、そんな血筋が色濃く流れていたのではないかと。そしてボクが聞いていた中では病弱となった信秀は、息子である暴君信長に幽閉され、ボクも毎年正月に参拝している城山八幡宮に建っていた末森城で亡くなったというものでした。しかし歴史上に散らばった情報をかき集めて読み解けば、そんな織田家の経済の礎だけじゃなく信長の行動原則や考え方も、父親の信秀が作り上げてきたものを更にブラッシュアップしたものではないかと思えます。




尾張一帯の製造・物流拠点を抑えて財を成し、鉄砲生産で強さを増す織田家




信秀自身も父信定から譲り受けた勝幡城から始まり、津島や熱田の港を中心とした交易や物流までも抑えることで、信長へと続く圧倒的な経済力を手にした織田家。それは当時「加賀百万石」と呼ばれていた金沢藩さえ凌ぐほどで、およそ130万石を後ろ盾に鉄砲生産や改良に力を入れたことで、信長はその後に美濃や京都へ侵攻して行きます。



しかし父信秀から継いだのはそんな経済力だけじゃなく、旧来からの権威や秩序を重んじて裏切りや策略を企てた相手を何度も許すなどの甘さや、たまたま見掛けた峠の物乞いを「助けよ」と頼むような優しさなど、暴君というイメージとはあまりにも離れた人柄。もちろん一線を超えた相手は完膚なきまでに叩き潰したといいますが、その下にあるのはあくまで「正義感」というブレない軸。







そんな新たに知った信長像を感じて思い出したのは、先日映画で見たナポレオンの姿


暴君と呼ばれながらも愛する妻をいつでも想い、とにかく真っ直ぐだったナポレオンが信長の鉄砲隊と同じように大砲を使った戦術とが、妙にイメージが重なっているように感じてしまいます。やはり歴史はその後の施政者によって曲げられてしまうものと言いますが、「では今の世はどうなのか?」と感想で問い掛けられたのは、zoomで参加していた長屋副校長。



今の政治や経済がどこを向いているのかはなかなか見えて来ないものですが、こういった歴史検証を続けていくことで見えてくるものもある筈で、だからこそそんな学びの場を提供している学校やこういった研修の場は必要なのだと締めくくっていただきました。




最後には中日ドラゴンズの強かった過去までも検証。笑




やっぱり学びは一生のものだし、人生の中の最高の道楽なんじゃないかと改めて思いました。





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