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》人生を味わうために摂るべきものとは:「四食〜思食と識食」

2023.10.18

より豊かに生きたいというのならば摂るべき栄養をしっかり選ぶべき。それは食べ物ばかりじゃなく他にも3つの食があるよ、というブログの2日目は「思食(しじき)」と「識食(しきじき)」を紹介します。



昨日のブログではまず「段食(だんじき)」と「触食(そくじき)」として自分の身体を形作るために摂る栄養や食事の大切さを、そして他人とのコミュニケーションによって形作られる心の豊かさについて書きました。今日はそれに続いて「四食(しじき)」のあと二つの「思食(しじき)」と「識食(しきじき)について説明しますが、この二つは「思うこと」と「意識すること」って言われると、たぶん「そんなの一緒じゃない?」なんて思ってしまうかも知れません。



でも逆にこの部分を分けて考えられると、普段の生活でもよく起こり易いイライラしたり落ち込んだりっていうことを、自分自身と分けて考えられて少しだけ楽に生きられるようになるかも知れません。




【「思食」は起こる出来事をどう受け止めるか?ということ】

ヒトは何か嬉しいことが起こると周りのすべてが薔薇色に見えたり、取るに足らないことまで楽しくなってしまうものです。でも逆に絶望的な状況に陥ったと感じた時には、どんなに美味しそうな食事も喉を通らなかったりして、未来に希望なんて感じられないもの。「思食」は周りの環境によって自分の考え方が良い方向にも悪い方向にも変わってしまい易いことを教えています。でも反対に変わったのは自分自身ではなく自分以外の環境であって、自分の考えに起こったのは自身の受け取り方の違いだけなんです。



どんなに困難な状況に思えても、その中からたとえ小さくても希望を見出すことで、そこから未来の自分を明確に夢見て前に進むことができたなら、そんな「夢や希望」を食べて栄養や糧にしているとも言えるんじゃないでしょうか。「思食」とはそんなことを教えてくれているんですが、ヒトの考えなんて流され易いものですぐに喜んだり凹んだりしますよね。でもどんな時にも行き先を強く心に置いていれば、例え少しくらい下や横を向いたって直ぐに間違いに気づいて、また正しい方向へ歩き出せると思います。




過去の経験に引きずられることなく未来を見通すチカラ




【「識食」は魂がどう感じて動くかを意識するということ】

「識食」」というのは簡単にいえば、自分の周りに起こることをどう認識するか?ということ。例えば美しい花や夕陽を見て感動するとか、赤ちゃんや小さな動物が無邪気な様子を見てクスッと笑ってしまったりと、頭で考えるより先に思わず心が動くことを整えることです。「思わず考えてしまうことを整えるなんて無理!」と思ってしまうかも知れませんが、ここが整っていないと心や体の「思食」や「触食」までもが歪んでしまいかねません。その反対に「段食」から「触食」へ、そして「思食」と整えていくことで「識食」までもが正しく整うという方法が、仏教でいう食事の作法です。



例えば禅道場での食事では、たったお粥一杯とお新香に汁を食べるために、まずは手を合わせてお経をあげてから静かに食事をし、食べ終わったらお茶とお新香でお茶碗のご飯粒をきれいに流して食べるのが作法。もちろん食べ終わったらご馳走さまと手を合わせます。それは「段食」を受ける前にお米を作っていただいた皆さんの苦労に想いを馳せて手を合わせて祈り(触食)、ただのお粥をじっくり味わって食べます。そして食べ終わったらまた片付ける人たちを思って腕を洗い流して、手を合わせるのもそんな皆さんへの感謝を込める(思食)というもの。




お墓に向かい手を合わせるのも同じかも知れません




そんな「ただ食べる」ということに想いを込める作法だけじゃなく、お寺の修行には「玄関で靴を揃える」とかお客さまを迎えられるように敷石に水を撒くなど、同じように「四食」を整えるための方法がいっぱいですよね。そんな風に考えると、生活の中には「四食」を味わうことがたくさんありそうですね。



もちろんお墓まいりだってその一つと思えば、お参りをするとスッキリ心が整うというのにも、また更に納得がいきそうです。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

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現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね



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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います







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