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おざわやの代表のブログです

》外からの「難」は避けられないけど、内からの「魔」は自分次第です

2023.06.01

昨日の仏教勉強会で伺った、教誨師を14年間勤めたというご住職の話題に出た言葉を掘り下げてみるブログ。



昨日は月に一度の仏教勉強会でした。この会にはもう15年ほど通っていますが、般若心経や原始仏典などかなり難しい内容をお坊さまたちが勉強されているのを横で聞いている程度。それでも何となくふんわりと仏教というものが入ってくる気がして、出来る限り参加させていただいています。



今学んでいるのは真言密教における理趣経(りしゅきょう)というお経についてで、600巻にも渡る大般若経の一部を略したお経です。それは仏教においての悟りに至る道筋について書かれてあるそうですが、始まりから既にとても難解。そして内容的に誤解されやすいとされているお経なので、いつも以上にゆっくりと解説を進めていただいています。







そんな学びの内容もさることながら、さまざまな宗派から集まるお坊さまがそれぞれの立場から話してくださる考えやお坊さまとしての経験の話が面白くて、話が横道に逸れていくほどに興味深く聞いています。昨日もお経の中に説かれる八大菩薩についての解説を聞いていましたが、1ページも進まないうちに脱線(笑)。とある相談を受けたお坊さまが、それに対してどう答えたらいいものか?と他の参加者の皆さんに聞いてみえました。



そんな参加者の中に刑務所で14年間もの間、「教誨師(きょうかいし)」として働かれていたという方がみえました。


教誨師というのは刑事収容施設法に謳われている、受刑者に対して教え諭すような役をされる方のことで、特にお坊さまは「宗教教誨」として受刑者は自由に受けられるものだそうです。そのお坊さまは特に死刑囚のお相手をされることがとても多かったそうで、「他人の命を奪ってしまったような受刑者の心の闇の深さにはいつも驚かされていた」などと、普段ではとても聞けないようなお話を聞かせてくれました。そんなお坊さまが問いに答えるときに言われたのが今日の主題の言葉で、そんな恐ろしい所業をした死刑囚でさえも魔の心はどこかから来るのではなく、自らの心の中から生まれるものだと。







例えば車の事故などは幾ら自分で気を付けていたとしても、相手次第で巻き込まれてしまうことはあります。そしてただ街中を歩いていただけなのに落ちてきた看板に当たって命を失ってしまう他人だっていますが、それは避けようのない「難(なん)」であり、自分では変えられない運命です。でも死刑判決を受けるような犯罪者は生まれつきの悪人だったわけじゃなく、人生のどこかのタイミングで自分の中に生まれた負の感情に飲み込まれて、そこから生まれた自分の中の「魔(ま)の心」に囚われてしまっただけのこと。



そんな感情はどこかに居る悪魔から唆されるわけじゃなく、「魔」は誰の心の中にも居るかもしれないもの。だからこそヒトには信仰心が必要だし、今なにかと生活から遠ざけられてしまっている死生観を身近に感じることも必要なのではないか?というのが一つの答えでした。







誰の心にも他人に優しく温かな心もあれば、利己的になりがちな自分もいます。もちろん利己的だからといってそれがすぐに「魔」に繋がるようなものではありませんが、利己的な考えにばかり固執してしまうと目の前で楽しそうに話している他人ですら憎くなってしまったり、そんな人たちが自分の悪口を言っていると思い込んでしまったりもする。



そんな風にならないためには、何気ない日々の暮らしの中で自分の中の両面を見つめて、それを俯瞰して認めてあげることが必要です。そして目の前の誰かに対してもそんな両面があることを意識して、許容して優しく見守るような心を持つこと。そんなことを教えてくれるのはやっぱり信仰なのでは無いでしょうか?




お墓参りだけだって立派な信仰心は育ちます




ボク自身は仏教徒のつもりだとしても、あくまで宗教者では無いのでそんな教えは出来ないとしても、お墓参りによって子供たちの心に生まれる信仰心は信じています。だからこそ子供たちにお墓参りをさせてあげられる環境づくりを提供したり、その大切さを親御さんやご家族に伝えることはできます。



難しいお経の意味なんて分からなくても、先祖と子供たちをつなぐお墓参りにさえ行っていれば、心の中に生まれる「魔」に負けるようなことはそうそう無いんじゃないでしょうか。そんな場としてお墓参りをもっと利用していただければ、とこれも一つの答えとして感じました。





【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

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現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をください



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少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います







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