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おざわやの代表のブログです

》伝えると”伝わる“は違うということ

2022.10.29

高速道路の渋滞緩和策として試験的に取り入れられている「ファスナー合流」から感じた、物事を伝えることの大切さをブログに。



ボクの住んでいるのは愛知県名古屋市で、”偉大なる田舎”なんてありがたくない形容詞がついたりする街です。全国的に有名なのはタモリさんが拡げた名物「えびふりゃー」と「いつもミャーミャー言ってる」なんてイジられた方言(笑)、そして毎年ながら交通死亡事故が全国のワースト3に入ることです。そんなところから”名古屋走り”なんて言われるように「交通マナーが悪い」と言われがちですが、その原因は全国ナンバーワンの乗用車保有代数です。



2018年の都道府県別乗用車保有代数ランキング(todo-ran.comによる)




この表は台数というより県民100人当たりの保有台数の割合が元になっているので愛知県は34位になっていますが、保有台数は420万台弱で2位の埼玉を100万台近く引き離してのぶっちぎりのトップ。台数では続く埼玉、東京、神奈川や大阪が保有率でもずっと下で、とにかく多くの車が愛知県内を走り回っているということが、交通事故の多さを引き出しているんじゃないでしょうか。それにトヨタのお膝元ってことで製造業も多く、さらに商用車も入れるとかなりの数になると思います。



とはいえ東京や大阪のような激しい渋滞が起きないのは、都市部の道路がかなり広めに造られていることと、おまけに渋滞する場合でもそれぞれが上手にかわして走るところから「名古屋走り」なんて言われ豊島ううじゃないでしょうか。それはこんなに多い交通量でも効率よくスムーズに動くための暗黙のルール(?)があるからだし、”名古屋人は効率的なのが好き”という県民性がその元にはあるようにも思います。そして最近では縦横に張り巡らされた高速道路網が充実してきたこともあると思いますが、そんな高速道路の合流地点では渋滞が起こりやすくなっているのも事実です。




【高速道路で試されている合流部の施策が分かりづらい件】

そんな名古屋市近郊の一宮市を走る名神高速道路は、名古屋高速や東海北陸自動車道とも合流することから特に渋滞が起こりやすい場所です。中でも名古屋都市部からの車が合流する一宮ジャンクション付近は朝晩に渋滞することが知られていて、特に名古屋高速一宮線名古屋方面から名神高速に合流する際には、料金所手前の本線から既に渋滞が始まってしまうほど混みます。そんな合流部での渋滞緩和策として3年前から試されているのが「ファスナー合流」と呼ばれる、合流部の加速車線をポールで長く分けて、一台ずつ順に車を合流させようとする施策。ネクスコ中日本のホームページでは「一定の効果が見られた」と書かれているように、名神高速側では”渋滞による損失時間が約3割減少”したそうですが、合流側の名古屋高速や東海北陸自動車道では相変わらずなままです。



先日も岐阜羽島へ向かうのに名古屋高速から名神高速道路に乗ろうとしたのですが、一宮線の走行車線から既に渋滞。そのまま待って無事に名神高速へ合流しようとすると、名神高速道路上は渋滞どころかガラガラでした。




渋滞した本線からやっと料金所へ向かいます


ファスナー合流部から見た本線はガラガラ



このファスナー合流と呼ばれる加速車線は300m以上も続くので、その間にしっかり加速して本線を走る車両とタイミングと車間距離を合わせれば、それこそファスナーが閉じるようにスムーズに合流するはずです。でもその説明はどこにもなく、この日は同じように前を走る車の列はガラガラの本線に入るまでダラダラと徐行するのみ。そうしてやっとポールの切れる合流地点で加速を始める車ばかりでした。これでは名神高速本線が混もうが空いていようが、名古屋高速側の渋滞は解消されるどころか変わらないものになってしまいます。



この施策が作られたときは「コレなら今までよりもスムーズに走れそうだ!」と喜んだものですが、名古屋高速側には改善どころか改悪にさえなってしまうかも知れません。ネクスコ中日本はホームページで図解してのファスナー合流への理解を求めていますが、ドライバーがホームページを見なければならないわけじゃないし、皆さんそんなにヒマじゃありませんよね笑




この説明じゃ合流側の台数を絞るから本線の渋滞が減るとしか思えず、ファスナーにもなってないし。




【「ファスナー合流」を”勝手にコンサル”で考えてみました】

確かに対策後の図解の通りになっている(笑)現在、合流側は本線側が空いていても合流部が絞られたために渋滞します。でもこれだけ長いラバーポール区間を50キロそこそこで走り続けて、いよいよ合流してから本線のスピードに合わせようとするから詰まるわけで勿体無く感じました。そのラバーポール区間中に本線とスピードを合わせられれば、本線側としても隣を走る車との車間を測りやすくなるので一台ずつ前に譲りやすくなります。そして合流する側も予め合流する前に隣で前の車との距離をとることで、どこに合流するかを見極めやすくもなります。



そのためにはまず合流する側に「本線のスピードと合わせて合流に備えてください」と表示し、スムーズに合流するように促せば合流速度が上がるため普段の渋滞も減ります。そして本線側にも事前に「この先ファスナー合流のため一台ずつ車間を余分に開けてください」とお願いする看板を立てれば、速度をそれほど落とすことなく最低限の渋滞で済むようになるんじゃないでしょうか?




高速道路に表示されるのがコレだけじゃ伝わらないよ〜



せっかくのナイスな施策も、この本線に合流するまでの区間が「加速車線である」ということが伝わらなければ、その効果は半減です。そもそも高速道路って”時間をお金で買うようなもの”で、それが損失するとすれば料金分の効果にはなりません。お金はその分稼げば良いけど、時間は取り戻すことはできません。それを解決するのはやっぱり「しっかり伝える」こと。”伝わらなければ存在しないのと同じ”ですからね。



やっぱり社会を円滑に動かしていくためには、何より”エクスマ思考が一番”ってことですね笑笑





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