》メダカ鉢の水質浄化問題がやっと解決しました！

昨年の秋頃からずっと濁ったままだったメダカ鉢の水を入れ替えたのが4月。その後また濁ってしまって状況は改善しませんでしたが、遂に！水質を浄化することに成功しました〜という【初夏のメダ活】を報告するブログ。

昨年の夏から弊店の店先に来てくれたメダカたち。初めは「青幹之（アオミユキ）」という種類のメダカだけでしたが、その後ブツブツ交換で貰った「紅ほっぺ」という種類のメダカたちも増えて、二鉢並んだ癒しスポットになりました。その後卵を産んで増えてくれたり初めての越冬で何匹か死んでしまったりと、お世話する《メダ活》が楽しくなっていきました。けれど越冬前から水質がどんどん悪化して緑色に濁り、無事越冬してくれたら「水換えするからね〜」なんて言い聞かせながら見守っていましたが、やっと4月に水の入れ替え。

》メダカ鉢の水を入れ替えました

とはいっても初めての水換えだし、それが原因でメダカが病気にならないかと恐々でした。

ネットで調べると「Ph（ペーハー）ショックを起こさないように1/3くらいは前の水を残す」と書いてあったので、参考にして水を残して入れ換えてみました。すると確かにメダカの調子こそ悪くはなりませんでしたが、底の砂利も入れ換えたにも関わらず再び前と同じようにどんどん緑色に濁っていってしまいました。

でも去年の秋までは何もしなくても澄んだままだったのに！と再びググってみると、どうやらその原因がバクテリアだということが判ってきました。こういう淡水魚の鉢の底に砂利などを敷くのはメダカのフンやエサの残りなどを分解してくれるバクテリアを住まわせるためで、そんなバクテリアは通常どこにでもいるので待っていれば良いのだとか。でも待っていられないなら添加剤のようにバクテリアを入れるサプリのようなものがあるってことで、「テトラ バクテリア」というドイツの熱帯魚などのアイテムを取り揃えたメーカーの水質調整材を購入。この液剤の中にはバクテリアが胞子状態で入っているそうで、それを水の入れ替えと同時に投入してみたのが5月に入ってからでした。

でも期待タップリに入れたその後もなかなか効果は現れず。

逆に半月もしないうちにまた水が濁っていったので、5月末に再び水を入れ替えつつ投入しました。そしてその時ふと使用上の注意を見て「本品は濾過器やエアレーションのある環境でお使いください」と書いてあるのに気がつきましたが、外に置いてある鉢なのでもちろんそんな環境ではありません。そこで「あ、そうか！このバクテリアは酸素が好きなんだ！」と思って、鉢に入れる水に調整材を入れてから空気が混ざるように強く攪拌。さらには鉢に入れる時に少し高いところから細く落とすようにして鉢の中の水にも空気が混ざるように、そして空気と一緒にバクテリア入りの水が砂利にまで届くように意識して入れてみました。

するとまず効果が出たのは紅ほっぺの鉢から。

やっと水を浄化してくれるバクテリアが居着いた「紅ほっぺ」の鉢と今だ定期的な水換えが必要な「青幹之」の鉢の水の色の違いよ！

とはいえどちらも元気だから良いんですけどね
おはようございます

ナゴヤは一日中静かな雨の様で、どうやらこのまま梅雨入りしていくのかな？
こんな日は読書でもしよう pic.twitter.com/7CZxwIn0Qa

— おざわあつし🐈とお墓まいりが好きな町の石屋さん (@stone_ozawaya) June 14, 2022

これで自信がついたので今週の月曜に再びアオミユキの鉢の方だけ水換えと共に、前よりも空気をしっかりと混ぜて砂利にまでバクテリアが届くように！と意識してやってみました。すると水曜日にはもう濁りが取れ始めて、昨日にいたっては朝見たのと夕方見るのでさえ差がわかるほどに水が澄んでいきます。

そして今日になってみると底の砂利の一粒ずつまで見えるほどに改善して、メダカの姿や泳ぐ影までもしっかりと見えます♡

もちろんこのバクテリアは人工的に添加したわけですが、それでもあれほど苦労したのに環境を整えてあげただけでこんなに早く綺麗になるなんて自然の力にはビックリです。少しばかりの濁りであれば植物プランクトンなのでメダカに悪い訳ではありませんが、それも多過ぎれば酸欠や病気の元になります。実際うまく越冬はしたもののその後に何匹ものメダカが死んでしまったので、もっと早くこんな環境にしてあげられたら良かったのに！と悔やまれます。。。

でもその分はこれからまた良い環境を整えることで卵を産んでもらって、今年もたくさん仲間が増えてくれたらと楽しみです！

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