おざわやの代表のブログです
【江戸時代からのお墓の流れを聴きつつこの先の展望を語り合いました】
2021.02.22
昨日は午後に名古屋市博物館での「江戸時代の墓石」展を観覧しようというハカバーの番外編から、この先のお墓業界の向かうところを語り合った夜でした。
昨日は名古屋市博物館で行われていた「江戸時代の墓石」展を見て学ぼうという企画を、「出張ハカバー」として急遽行いました。突然思い立ったイベントにも関わらず、石材業界をはじめとして一般の方までも参加いただいての勉強会ができて、とても有意義な時間だったように思いました。
そもそもこの企画は昨年10月末に弊店で開催した「秋の夜長のハカバー」に、お知り合いから紹介を受けた博物館の学芸員の方が来てくれたことから持ち上がっていた企画でした。
この時来てくれたのは大学時代から古代のお墓に興味があって研究していたという20代の学芸員の方で、このハカバーというネーミングに惹かれました！と言ってくれたなかなか殊勝な女性笑。聞いてみれば研究のためにあちこちの墓地へ行ったり、発掘された古代の墓石からいろいろな情報を読み取ったりしているそうです。とはいえあくまでお墓って個人のものですから、歴史的な価値があるというよりもそこからその当時の文化的なことが読み取れるのかもしれないなと。
そしてまずは博物館に墓石が収蔵されているということと共に、そのほとんどは寄贈されたものだということにも驚きました。ボクらの仕事の中でも江戸時代の墓石を処分させていただくことはありますが、彫ってある文字すら判別できない場合が多いし、何より旧字混じりの漢文ではその意味も判らないことがほとんど。そんな情報を集めることで更に多面的に判断する材料になるということだったので、これからそんな墓石を仕舞わせていただくことがあればお知らせしたいとも思いました。
そしてこれまでに見たことがなかったのは、個人のお墓に副葬品が納められている例。
こちらに展示されていたのは名古屋市中心部にある白川公園から発掘された墓地に納められていた副葬品の数々です。白川公園のある辺りは元々名古屋城下から熱田神宮へ向かう門前町として、寺院が立ち並んでいました。戦後復興のためにお寺そのものや墓地が移転された訳ですが、そんな中にあったお墓がのちに調査されていたとは知りませんでした。
そして古い硬貨を「三途の川の六文銭」なんて言って納められていたのは見たことありますが、こんな風に陶器で作られた小さな茶碗や酒器・人形などが納められていたのは見たことありませんでした。例えば王様のお墓などであれば財宝やハニワなどが納められているとも聞きますが、一般大衆のお墓で納められていたこれらを見ていると、当時ではきっとお金持ちや有力者だったとは思いますが、そんな人たちがお墓に向けた想いの強さを感じてしまいます。
夫婦のものと見られている対の五輪塔 
板碑と呼ばれる初期の墓標
そして博物館を後にして向かったのは金山総合駅。
展示会には間に合わなかった同業他社の仲間やボクの友達が集まりやすい駅近くで、早飲みしながら語り合おうと向かったのは立ち飲み焼きとんの大黒。やはりこの事態から不安に思っていることやこの先の墓石業界に向けての憂いなどを共有しつつ、お互いにアドバイスし合えるとやる気や勇気も湧いてくるというものですね。
やっぱりこういう時間って大切だなあと思いつつ、ラストオーダー前にはお会計してお店を後にしました。早くワクチンが全体に回って、皆が堂々と集まれるようになると良いですねー。
【もしお墓でこんな悩みがあればお気軽に当店へ ご相談ください】
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい
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・お墓が壊れていて直したい
・墓地に草がたくさん生えて困っている
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他にもとにかくお墓で困っているー！という方は、まずここからボクに連絡くださいね。
【当店をお訪ねの前にはまず1本、お電話ください！！】
【店舗情報】
お墓のおざわや
店舗住所：名古屋市名東区高針原２－１０１
電話番号 : 052-734-8102
営業日：月曜日～土曜日（日曜定休）
営業時間：朝９時から夕方５時まで
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少し止めずらいですがお使いくださいね
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