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おざわやの代表のブログです

【Z(スマホ第一)世代を理解しようして気づいた、ボクらX(ポケベル第一)世代のこれから】

2021.01.12

マーケティングではこれからのトレンドを知る上でもっとも注目されているZ世代を解説する本を読んだら、ボクらX世代が生きてきた時代が読み解かれていて腑に落ちた、というブログです。



Z世代(ぜっとせだい)やジェネレーションZ(ズィー)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

具体的に枠組みがある訳ではないですが、1990年代から2010年くらいに生まれた世代で、生まれた時からスマホが身の回りにある世代のことを呼びます。身近な世代で言えば「ゆとり世代」や「脱ゆとり世代」というのは聞き慣れていると思いますが、これら2世代はまさにZ世代。今10代前半から20代前半くらいの歳の人たちで、「デジタルネイティブ」とも呼ばれて高校生時代にはスマホを100%持っているというのが特徴です。


そう言われて「あ、ウチのムスコ君がそうやん」なんて呑気な親ですが笑。



左のiPhone5Cはウチのムスコ君が高校時代に使ってたもの


そう聞いてふと思い出したのは10年以上前に海外へ向かおうと空港の待合室で見かけた場面。やっとつかまり立ちしようというくらいの幼児を連れた親御さんたちが同じように待っていて、ヨロヨロと立ち上がった幼児が手に持っていたのがスマホ。それを見て「原始人が火をもって瞬間みたいや!」なんて感慨深く、そしてスマホを振り回して投げるような場面を想像していました。ところが次の瞬間、その幼児が片手に持ったスマホの画面を見事にスワイプ(画面に指を当てて上下左右に滑らせること、スマホの基本動作)。

まさに「新しい時代の夜明けや!!」と頭をトンカチで割られたような気がしました。



キッズ向けタブレットについて書かれた2014年の記事より


なぜ今このZ世代が注目されているのかと言えば、簡単に「この世代にモノが売りたいから」とアナタが思ったのであれば危険!すでに時代に取り残されている可能性大です。




【『Z世代』という彼らを解説する本を読んで気がついたこと】

過日、いつも学んでいるエクスマ塾でサポートスタッフをされてるゆかりんがTwitterで紹介してくれた本の紹介記事を読んで興味が湧いたこの本は、若者研究の第一人者という触れ込み(?)の原田曜平さんの著書です。原田さんはテレビのコメンテーターなどで見たことはありましたが著書を読むのは初めてで、東洋経済に書かれたZ世代に関するコラムから、彼らが求めているという共感について「ナルホド」と思って読んでみました。







この『Z世代』の副題は「若者はなぜインスタ・TikTokにハマるのか?」。


その中の内容としては


[第一章 なぜ今、日本でZ世代なのか?]では世界的に注目されるZ世代と日本との事情の違いと、実際の世情の動きとZ世代の関わりを。

[第二章 ゆとり世代との違いから見るZ世代の特徴]では同じ世代であるはずのゆとり世代と今話題となっているZ世代との違いから、より彼らの考え方や特徴を。

[第三章 Z世代と消費トレンド]では実際に彼らが何を求めて、どう消費するのかを考察。

[第四章 Z世代のメディア生活]では彼らがSNSやデジタルメディアをどう活用し、そこから何を得ようとしているのかを解説。

[第五章 Z世代への新型コロナの影響]では、今や避けては通れない新型コロナからデジタルネイティブな彼らが受けた影響とそこから生まれたトレンドについて。

そして最後の[第六章 Z世代をつかむツボ]ではここまで読み解いてきたZ世代の特徴「チル(まったり)&ミー(自己承認欲求)」から、これからのトレンドを引っ張るであろうZ世代の心を掴む方法を。



この全6章でZ世代のこれからのトレンドと、それに立ち向かうボクらX以降世代への意識づけを提供・解説しています。



でも一番興味を惹かれたのは、これまでボクが漠然と感じていたことが解説されていたことです。




【メディアが向かうのは「より簡単に儲かる相手」】

ここ数年ドラマを始めお笑いも含めて代わり映えのしない顔ぶればかりで、どんどんテレビが詰まらなくなったしラジオも聞かなくなりました。それをインターネットによるメディアやSNSのせいばかりかと思っていましたが、それはこの本の中の解説によれば「高齢者向け」な番組や高齢者向け商材のCMばかりだったから。確かに日本におけるZ世代は絶対的に人口が少なく、パイの大きさでいえば旨味の少ない世代です。それに比べて圧倒的にパイが大きいアクティブシニアと呼ばれる団塊の世代や、団塊ジュニア世代がこれまでの経済を引っ張ってきました。



その全く対局を張る「さとり世代」も話題になりました


まさに今54歳になろうとしているボクら世代は、若い頃から豊かなものに囲まれて育って「欲しいものは欲しい!」となんの躊躇もなく言えてた世代。バブル世代です。マスメディアとしてもマーケティングとしても、これまでは購買意欲旺盛な親たちやそういう年代さえ掴まえておけば良かった。ところが図らずも空白の10年から日本の経済が停滞してデジタルマーケティングが主流となった今、そこを引っ張っているのがデジタルネイティブな彼らZ世代となりました。そして人口は減少に転じて後期高齢者はやがてアクティブではなくなり、そこへ輪を掛けるように新型コロナウイルスがダメを押した感じ?



ガラパゴス携帯もそんな日本独自の経済環境から生まれた


でも世界的にいえば「ジェネレーションZ」はもっとも人口が増えつつある世代だし、まさにこれからの経済の中心を担っていく人たちです。この日本と世界の違いがもしかしたらBTSやNiziuと、ジャニーズやAKBとの違いではないのかなって。


さらに言えばこれからの「α(あるふぁ)世代:2010年以降生まれの世代」は、生まれながらにそんな環境に居て、どんな傾向が出るかもまだ判らない世代。黒電話に生まれてポケットベルという飛び道具を手に入れたボクらX世代(笑)は、これからデジタルネイティブな彼らに対してどんな発信をしてどう付き合っていくのか。そんなことを模索して立ち位置を明確にしていかないと、これからの10年でさえ安泰ではないかも知れないと思いました。



今のZ世代を知ろうとして感じたのは、過去を生きてきたボクらの辿ってきた道。事勿れ(ことなかれ)に飼い慣らされてきてしまった生き方のように感じました。この本を読んでもっと自由にやっていい現代に、もっとZ世代な彼らと楽しめる道があるような気がしてきましたよ。





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