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おざわやの代表のブログです

1つの事実も違う立場から見るとイメージが変わってしまう。大事なのは真理を貫くことじゃないだろうか。

2019.08.23

最近MacBookと併せて買ったアップルウォッチの使い心地というか便利さが想像以上で、今朝はふと自撮りにリモートシャッター使おうとしたら、時計の盤面にカメラからの映像が見えていてビックリしてしまいました。今更ですけどね笑









その他にも便利なのは電話。あ、モチロン歩きながら時計に向かって喋るような恥ずかしい事しませんよ!運転中などにかかってきた電話をそのままアップルウォッチで受けて、スピーカーで話す場合でもほとんど問題ないレベルで話せるし、簡単なメッセージの返信ならマイクで拾って返信できるし。

まあそこまで便利機能に振り回されなくてもゆったり構えてやればいいじゃん、なんて言われたりしそうですけどね。でもこれまで億劫に感じたやりとりがストレスなく出来るようになって手っ取り早くて有難いです。





映画『ハクソー・リッジ』を観ました

昨夜は久し振りに特に予定がなくておウチでゆったりしようと思ったのですが、たまたまヨメさんもムスコくんも帰りが遅かったので、近くのスーパーでお惣菜と大好きな「水曜日のネコ」を買い込んで映画を観ようって思ってました。始めに観ようと思っていたのは「リンカーン」。続いて「リンカーンを殺した男」を観ると時代背景やそれぞれの立場がより鮮明になるかな?って楽しみにしてました。でもなんとなく眺めていて気になってしまったのは「ハクソー・リッジ」でした。



岡倉天心も気になるんだけどどうしても邦画って後回しになっちゃう




でも正直行ってこの映画のことは何も知らず、ただ話題になってたなあって覚えてたくらいなので、この物語が実話が元になっていることや、舞台となったハクソー・リッジという地名が沖縄だとはつゆ知らず。主役の「アメイジングスパイダーマン」のイメージが強いアンドリュー・ガーフィールドが演じるデズモンドが、銃を持たないまま向かった戦地が沖縄だと知ったとき何となく胸がざわついてしまったのは、やっぱりボクが日本人だからでしょうか?

沖縄攻略を足がかりに日本本土へ攻め込みたいアメリカ軍とそこで従軍する兵士たち(=アメリカ国民)が、いかに悩みながら戦いに向かっていったのかを描いたこの作品。戦争の本当の姿を迫力の映像と、敵を倒そうとする戦友や上官たちとそれに対して銃を持たないデズモンドの姿から炙り出していきます。でも当然敵役となる日本兵たちの中にも色々な立場の人も居て、決してアメリカからの見方のゴリ押しではなくフラットに描かれていたので、それほど気構えずに観ることが出来ました。





戦うっていろんな意味や方法があるって思いました

銃を持って敵と戦わないなら来るな!という上官に対して、あくまで命を助けることで戦地で戦いたいというデズモンド。宗教上の理由や心情は判らないでもないけど、やっぱり戦場に出ればそんなこと言ってられないだろうなと思って観ていました。でも彼は最後まで銃を握ることなく信念を曲げることなく、一人取り残されても仲間を、そして敵であるはずの日本兵まで助け続けました。その姿を見て感じたのは戦争というのはやっぱり国と国がやっていることで、一人一人の兵士が立ち向かっているのは家族や仲間を守りたいという一心だけなんですね。その方法がある人にとっては敵を倒すことかもしれないけれど、デズモンドにとっては銃を取らずただ砲弾飛び交う中を駆け回り助けること。それによって助けた兵士は75名にもなったとか!それは何よりも勇気の要ることだし、本当に尊い行いだったんじゃないかって。


ボクらはあんな風に必死に戦ってくれた先祖の守ってくれた未来に生きてるんだけど、やっぱり戦争はしなくて済むならその方がいい。でももし起こってしまったならその時、どんな風に戦えるんだろう?そんなことを考えさせられた映画でした。