おざわやの代表のブログです
2021.05.13
ネットフリックスの「チャドウィック・ボーズマン〜あるひとりの表現者」は、昨年闘病の末に亡くなった彼と共演した俳優や監督などにインタビューした映像と、その出演シーンなどを集めたたった21分のショート作品です。その短い中で描かれているのは、彼がどのように俳優としての人生を歩んできたかやその演技に対する姿勢などで、真摯に役に向き合い続けてきた彼の功績が見てとれます。
もっとも最近の作品でいえば『マ・レイニーのブラックボトム』。
伝説的なブルースシンガーのマ・レイニーのレコーディングにバンドメンバーとして参加した、トランペット奏者のレヴィー(チャドウィック)たちが体験する1日を描いたストーリーで、なんとなく舞台のようなニュアンスの作品です。
その中で彼が演じるレヴィーは野心家で気が強く、そしてウザイ笑。自分たち黒人の置かれている環境やマ・レイニーに小馬鹿にされることに不満を溜めている様子。そしてすっかり痩せた姿で演奏するチャドウィックが実際にトランペットを演奏していたことや、ただ演奏するだけじゃなく指使いや演奏の合間の動きなど細部にまで気を配って役になり切っていたと、共演のヴィオラ・デイヴィスたちがインタビューに答えています。そして彼の台本には細かなメモが書き込まれていて、そこにこそ彼の役に対する心情が現れていたとも明かしています。
そしてその前に撮られた『ザ・ファイブブラッズ』も然り。
この作品には回想シーンにしか参加はしていませんが、スパイク・リー監督らからその演技に向かう姿勢や彼の人柄が語られ、演技の合間には他に取り組んでいる作品の役作りのための練習を欠かさなかったとも伝えてくれます。
そんなチャドウィック・ボーズマンはアメリカの大学を出てからイギリスの演技や演出などを学ぶ学校に留学していますが、このとき費用を捻出できない彼に手を差し伸べたのが名優デンゼル・ワシントンだったなんて、きっと余程の才能を認められていたのでしょう。『ブラックパンサー』のプレミア公演で二人は初対面し、その時のお礼を伝えるとデンゼル・ワシントンは「まだ貸しがあるってことだな!」と笑って答えたそうですが、それどころかその後のマーベル作品でチャドウィックの人気は不動のものになっていきます。
でもそんなチャドウィックが急に演技が上手くなった訳じゃなかったのは、『42〜世界を変えた男』ですでに表現されていました。
チャドウィックの長編映画での初主演作となったこの作品は、アフリカ系アメリカ人として初めてのメジャーリーグ選手となったジャッキー・ロビンソンの伝記的映画。ここで彼は多くの障害や差別を乗り越えて活躍していく姿を演じていますが、そんな演技とともに伝説的な選手の走り方や塁に滑り込むスライディングを学ぶことから始めていたそうで、それはニワカなものではなくプロから見ても素晴らしい技術だったとか。
他にもまだ見ていない『ジェームス・ブラウン』や『マーシャル』でも、実在した人物の伝記的作品に出演しているチャドウィック。きっとどの作品でも役になり切って立ち回る彼を見ることができるでしょう。そして劇場公開作品としては最後の『21ブリッジズ』が今公開中なので、なんとか最後にもう一度スクリーンでの彼に会っておきたいところです。
最後まで病魔に犯されていることを周囲に明かさずに演じ続けた彼は、類稀な演技の才能を持った人でもあったと思いますが、【弛まなく努力する】才能を持った人でもあったと思います。「働き方が生き方になる」を実践した人として心から尊敬するとともに、そのご冥福をお祈りしたいと思います。
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