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おざわやの代表のブログです

【《幸せ》は感じようとする心次第だから、相手を幸せにしようとしてはいけない】

2020.02.05

《幸福》って比べるもんじゃなく味わう豊かさを持つこと。

とある社長のブログを読んで思ったこと。



 何年か前に世界の幸福度ランキング一位になったブータンという国が話題になりましたね。そしてそれに比べて先進国の中ではかなりランキングが低かった日本(昨年58位)の状態を何とかしようよと声高に叫ばれていたのはいつだっけ?


 そもそもブータン自体が、「国民総生産:GDP」ではなく「国民総幸福度:GHN」という指針で心豊かに暮らそう!としていたことは知られていますが、その後は経済も毎年7.5%も上がってきて車を買う国民が増えて、現在では首都が慢性的な交通渋滞を起こすようになり、次第に落ちた幸福度は昨年95位にまでなりました。


 今、ブータンの人たちは幸せだ!感じているんでしょうか?







【幸福度58位の日本は不幸なのか、それとも幸せなのか】

 もちろん「私は幸せだよ」といってる人に《あなたよりもっと幸せな人なんてゴマンといるよ!》なんてわざわざ言う人なんて居なくて、【幸せと呼ばれる人】を見ると「ああ、あの人と比べて私はなんて不孝なんだろう」と勝手に思ってしまうもの。ブータンの人たちの心の豊かさを羨んだ人たちも、今になって交通渋滞や排ガスで汚れつつある豊かな自然を見てどう思っているでしょうね?


 対しての日本は経済的には名目GDPは世界3位と圧倒的ですが、一人当たりGDPとなると30年前の世界2位から現在は26位まで落ちています。じゃあこれをもって不孝かといえば、日本に住んでいる我々にとっては賃金が上がらない換わりに物価も上がっていないので、その点に不孝を感じてはいませんよね。もちろん派遣社員であったり、安い賃金で働かざるを得ない高齢者の方たちにとっては楽じゃないとはいえ、《これでは飢え死にしてしまう》とか《病院に罹れないから死ぬしかない》なんていう人は、そうは居ないとも思います。




【以前に旅した時に思ったことは豊かさってなんだろう?ってこと】

 以前行ったフィリピンは貧富の差がとても激しい国で、街中でさえふと脇の小川を見るとゴミだらけの中に、周りと見分けが付かないほどの藁の屋根の掘っ立て小屋が建っていて、辺りで遊ぶ子どもたちの中には靴もなくパンツ一丁だったり、着ていても汚れ放題の服を着ている姿もよく見ました。ある交差点で車が止まると何人かの子どもがラジカセを鳴らしながら目の前に並びました。何をするかと思えば彼らはとても楽しげにダンスを踊って見せてくれて、それはまあチップを寄越せということなんだけど、とにかく良い笑顔!その笑顔と何としても稼いでご飯食べるんだという【生きるチカラ】に感銘を受けて、事の是非は別としてチップを渡しました。


 でもホテルに行くと王族かと思うような煌びやかな服を着て、太った現地人の家族がゆったりとパーティーを楽しんでいる姿を見て、日本には無い貧富の差を感じたんです。



 インドを旅行した時はもっと激しい貧富の差にも驚いたし、どこまで走っても空き地もなくずっと続く畑の緑に「なんて豊かな大地なんだろう?」と驚きました。そして国道沿いのカフェへ寄った時、そこで胸を張ってチャイを淹れる小学生くらいの子どもの真剣なまなざしに、家族を養う責任感のようなものを感じました。当然彼だって勉強したいだろうし遊びたいでしょう。でも俺はこうやって稼いでるんだ!というプライドのようなものをその瞳の輝きから感じて、果たしてうつむいて会話もなくゲームに興じる日本の子どもたちが、あんな充実感を感じることがあるんだろうかとさえ思ってしまいました。


そんな風に思い込んでいる自分の勝手さ具合も、ですが。




【ようは幸せってその人次第だから他人がどうこう出来るもんじゃない】

 そんな2つの国へ行ってそんな風に感じたのは、あくまでボクの勝手な思い込みです。

それぞれの国はそれぞれそれなりに大変だし、日本の子どもたちだってもちろん大変。大切なのはいま目の前にあるものに、「有り難いな」って思える【心の豊かさ】が持てるかどうかだって思います。



 GDPではずっと世界ナンバーワンのアメリカ。でもそこに住んでいる人たちにだって歴然とした貧富の差はあるし、ナンバーワンの座を狙う中国国民の幸福度は先のブータンとそれほど変わらない93位です。

ってことは、「幸福度」なんて比べたって何の意味も無いとさえ思えますよね。



 自分の幸せって自身で噛み締めるもので、他人に求めるものじゃないし与えるものでもない。

そんな風に思えませんか?





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・花立ての穴が小さくて使いづらい・お墓を新しく建てたい方や建て替えたいとき・お墓を少しキレイにこざっぱりしたいとき・お墓に名前を追加で彫りたいとき・壊れているお墓を直したいとき・墓地に草が生えて困る・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない・とにかくお墓で困っているときも、まずここからボクに連絡くださいね。



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