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おざわやの代表のブログです

【お釈迦さまが教えてくれること:伝わるメッセージは布施の心から】

2021.10.11

「伝わらなければ存在しないのと同じ」はビジネスを発信する際には注意したい点ですが、お釈迦さまも弟子や在家信者それぞれに「伝わる言葉」を探しながら説法していた、というブログです。



現在、仏教は世界中に広がっていて逆にインドには少なく、チベット仏教やタイなどに広まっているテーラワーダ仏教や中国から日本に渡った大乗仏教など、元々お釈迦さまの説いた仏教とはいえどれぞれに特徴があります。日本の仏教でさえ禅宗と呼ばれる曹洞宗や臨済宗、真言宗の密教に浄土宗や日蓮宗。または俗にお東やお西と呼ばれる浄土真宗など、数多くの宗派に分かれています。元は一つの教えのはずがなぜそんな風に分かれているかといえば、お釈迦さまは【待機説法(たいきせっぽう)】と言って、基本的にはその教えを書物などに残したわけではなく、相手の心の状態に合わせて教えを説かれていました。なのである人に教えたことと別のある人に教えた言葉をそのまま比べると、まったく反対のことを言っているとも思えることもあったそうです。それは終着点としての「悟りの境地」に向かわせるための方便(ほうべん)だったわけですが、そうすると受け取り手によっても受け取り方が違うということ。それをお釈迦さまがこの世を去った後に弟子たちが書物に書き記したのがいわゆる「お経」なので、その受け取り方によって宗派が分かれたともいえます。



たとえば先日から書いているこの「お釈迦さまが教えてくれること」でもよく出てくる【布施(布施行)】


「いつも目の前の相手に施す心を持ちましょう」ということなのですが、これを修行中の僧侶に伝えるのと我々のような凡人相手では当然伝わる言葉は変わるはず。お釈迦さまが初めて修行者ではなく、一般人を弟子として出家させたと言われているヤシャという青年の場合は、まず初めにこの「布施の心」を説いたそうです。でも「施し(ほどこし)」という言葉を聞くと、困っている人に対して渡すことを想像しがちですよね。そうすると困っている人はそうした施しを受けるだけで「布施行」は出来ないことになってしまいます。



托鉢(たくはつ)とは「もらうこと」じゃなく、布施することで【徳を積む機会】を相手に与える修行です


でも例えば金品や食べ物を施すだけが布施ではなく、食べ物を無駄にしないことだって布施の心。バスや電車で席を譲るのも「布施の心」ならば、初めから座らないという選択だって「誰かに座ってもらえばいい」という布施です。そういう意味では「少しでもお得に生きたい」という貪り(むさぼり)の心を沈めるのも「布施の心」だし、その後ヤシャに教えた様々な教えも要約すれば「良い行いをして悪い行いをしない」というとても簡単なことでした。でも初めにお釈迦さまがそんな風に伝えたぁらこそ仏教に向かう心構えができたヤシャは、その後悟りをひらいてお釈迦さまの6人目の弟子になったそうです。


きっとこの時も初めから修行者に話すような小難しい教えでは、ヤシャの心を仏教に向けることは出来なかった。もちろん今我々にも聞こえてくるような「お経」を読んだって同じことです。お釈迦さまは特に一般の在家信者に説法する時には、例え話をすることで伝えたいことを相手に暗に覚らせたようです。こんな風に目の前の相手に届く言葉を使うことって、きっといま時なSNSやマーケティングでも同じことではないでしょうか。





こんな風に相手に届く言葉、伝わる言葉で話そうとする気持ちだってやっぱり「布施の心」になるんだと思います。

自分が言いたいことを相手に投げつけるんじゃなく、「伝わる言葉」使ってますか?





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