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おざわやの代表のブログです

最近流行の納骨堂とお墓の違いについて考えてみました

2019.09.30

昨日の晩から妙に湿気が多いな、と思っていたら東京では湿度90%とか?

どうやら台風18号からの湿った風が入り込んでいるようで、来週の3、4日は雨予報になっています。4日といえば今月唯一のhaka:BAR(ハカ・バー)の日じゃないですか!なんてこったい!


とその前に昨日のブログでもお伝えした「白いスニーカーが洗って黄ばんでしまった時には」という方法を検証してみた件はこの通り。




新品のように白く戻ったスニーカー!嬉ーーーー!



黄ばみは全く消えて、当然ながら酸っぱくもなく笑笑

おまけに酢水に漬け込んだ効果でキャンバス地も柔らかです。この後すぐに履いてしまうとまた汚れやすいのでまずは撥水加工します。そうでなくても簡単な方法としては、ベビーパウダーを振り撒くというのも効果があるそうです。ベビーパウダーの細かい粉が布地に入り込んで水分や汚れを弾いてくれるみたいです。

黄ばみをとる方法と共にぜひ試してみてください!




【お墓と納骨堂の違いってなんだ?】

お墓のことはいつも考えているし、やっぱり日本人の弔いの文化には一番向いているんじゃないかと思っています。でも中にはお墓を持てない事情の方もあって、その場合の選択肢には「集合墓」や「永代供養」などと並んで「納骨堂」があります。じゃ俗に言う納骨堂ってどんなものなんだろうかって、自分の中で棚卸ししてみました。


まずは具体的に何をする場所かといえば、お墓が「ご先祖を安らかに土に還していく場」だとすると、納骨堂は「先祖を預かってもらうだけ」です。その個別スペースの棚や引き出しに納まってる限りはずっとそのまま。つまり[保管]です。それは最近流行りのマンション型のカードを挿してATM端末みたいな所でお参りするような納骨堂も全く同じです。

ちなみにあのATMをお墓と謳ってるのを広告などで見ますが、やはりお骨が動いて出てくるというだけでロッカー式である事に違いありません。それは建物の許認可がいわゆる墓地ではなく「納骨堂」であることからも明らかです。

墓地と納骨堂ではそもそもの許認可から違うんです。




納骨堂を使っていくことのメリットは

お墓は継ぐ人が居なくなるといずれ処分されて、墓地内の集合墓や永代供養に合祀されます。俗に言う[墓終い]ですね。じゃあ納骨堂はというとお墓のように片付ける必要はないけど、お骨だけが自動的に永代供養に合祀されて空いた場所はまた他の誰かが使います。

ということは返す時の処理費用の差があるだけで、形式上は何も変わりませんね。


ではそんな納骨堂のメリットはなんでしょうか?

まずは墓地と墓石を用意するのに比べれば、権利の取得費用が安いということ。そして跡継ぎが居なくなったら管理者側で自動的に永代供養に移行してくれるという安心感でしょうか。もちろん納骨堂ならお参りするのに雨も降らなければ草も生えないし、掃除だって必要無し。面倒な事がなにも無いですよね。

逆説的に考えれば、お墓の良さってもしかしたら「面倒なこと」の中にあるのかも知れませんね。以前、お墓まいりのたびに掃除や草取りの手間を掛けつつ、ご先祖に想いを馳せるひとときが自分をリセットする時間になるんです、と言われたお客さまが居ました。まさにそうだなと、共感したのを覚えています。昨日手間暇掛けて白さが戻ったスニーカーだって、新品の状態よりも少しくたびれながらも真っ白く洗い上がった今のほうがより愛着が湧いてます。




一番の違いは永代使っていけるかどうか




一番の違いは納骨堂が建物である以上、いつかは建て替えなければならないということ。当然ながら耐用年数がありますからね。100年以上前のお墓は残っていても、100年前のビルなんて危なくて入られたもんじゃありません。そんなときの建て替え費用や、そこまでいかなくても普段のメンテナンス上の補修や更新に大きなお金が掛かると、管理者側がその費用負担に耐え切れるかと言う問題が出てきます。実際に熊本震災の被害を受けた熊本市内のマンション式納骨堂では、使用者に対して費用負担か、それとも自主退去かといった通告が出された例もあるようです。


それぞれのお宅にはそれぞれの事情があると思いますので、さまざまな条件などをしっかりと吟味して「ご家族をどう弔うか」をご検討いただきたいと思います。