おざわやの代表のブログです
2023.10.26
ダニエル・クレイグとルーニー・マーラが共演した『ドラゴン・タトゥーの女』はデビット・フィンチャーが監督を務め、40年前に起きた少女失踪事件の闇を調べる記者と、それを助ける天才ハッカーという面白いストーリーにすっかりハマった作品でした。でも今回の作品は元々の原作である『ミレニアム:ドラゴン・タトゥーの女』を元に作られたスウェーデン映画であり、それに続く『ミレニアム2:火と戯れる女』『ミレニアム3:眠れる女と狂卓の騎士』という3部作の一つなことを、この3作をAmazonプライムのオススメで見たことから知りました。
そしてハリウッド版ではこの後に続編として『蜘蛛の巣をはらう女』として、その後のミカエルとリスベットを描いていますが、コチラはミレニアムシリーズとは作者の違う続編のシリーズ4作目というのにも驚いたし、今回続けてみた3部作(完全版)の面白さにはもっと驚きました。
【1部:ドラゴン・タトゥーの女】
36年前、スウェーデンの資産家の邸宅から忽然と姿を消した少女がいた。
少女の親族から捜索依頼を受けたジャーナリストのミカエルは、
背中にドラゴンのタトゥーを入れた天才ハッカー・リスベットの協力のもと、事件解明に挑む。
【2部:火と戯れる女】
敏腕ジャーナリストのミカエルと天才ハッカーのリスベットが協力し、
大富豪バンゲル家で起きた連続殺人事件を解決してから1年。
リスベットはこつ然と姿を消したままだったが、
少女売春組織を追っていたジャーナリストの殺害現場でリスベットの指紋がついた銃が発見される。
無実を確信するミカエルは、仲間とともに事件の真相を追うが……。
【3部:眠れる女と狂卓の騎士】
天才ハッカーのリスベットは、ジャーナリスト殺しという無実の罪を晴らすため、
命がけで真犯人を見つけ出す。
瀕死の重傷を負ったリスベットは逮捕されるが、
敏腕ジャーナリストのミカエルらと協力し、法廷で政府公安警察への反撃を開始する。
ダニエル・クレイグの渋さとルーニー・マーラのぶっ飛び具合が印象的なハリウッド版
先に観ていたハリウッド版は3部作の1部だけで、あくまでジャーナリストのミカエル・ブルムクヴィストが謎の天才ハッカーの少女リスベットの力を借りて、40年前に失踪した女性の謎を解くだけの物語でした。ミカエル役のダニエル・クレイグはいつもの冴えがなく(笑)、リスベット役のルーニー・マーラはそれまでの役柄とは全く違う雰囲気に驚いたのを覚えているばかりで、どちらかというとアクションよりなミステリーサスペンスに感じました。
このスウェーデン版ではあくまで真実を暴く姿勢を貫く、正統派ジャーナリズムの雑誌ミレニアムを中心に描かれるストーリー。その敏腕記者ミカエルの元に届いた36年前の失踪事件を調べて欲しいという依頼から始まるのが『ドラゴン・タトゥーの女』で、謎の天才ハッカーのリスベットの背中に彫られたドラゴンのタトゥーからこの複題が付けられています。島に住む富豪一族の邸宅から、忽然と消えてしまった美しい娘は少年時代のミカエルも会っていて、それは一族の隠された過去を暴いていくというもの。リスベットはネットからあらゆる情報を検索し、必要ならば図書館や膨大な資料からも狙う情報を見つけ出す天才。ハッカー仲間の「疫病神」の助けを借りながら、見返るだけでは見つけられなかった事実を曝け出していきました。
ノオミ・ラパスのリスベットは見事なハマり役
第1部でお金と自由を手に入れたかに思えたリスベットですが、その1年後にスウェーデンに戻った彼女は連続殺人犯として指名手配されてしまいます。
それはリスベット本人の出自にも関わった謎の組織による策略で、ミカエルたちと少女買春組織を調べていたミレニアム誌の見習い記者ダグが殺された犯人に仕立てあげられたもの。しかもその銃は1部でリスベットが復讐した後見人のビュルマンのもので、リスベットの指紋が付いている上にビュルマン本人も殺されてしまう。その相手は警察や検察さえ操りながらリスベットを葬ろうとし、ミカエルはその二つの組織が同一のものであることを推理して、PCメール越しながらリスベットと共闘していきます。
これによって明らかになるリスベットの過去は壮絶
2部で犯人と刺し違えて重傷を負ったリスベットは、さらに連続殺人犯としての汚名を着せられて厳重な監視のもと、入院生活を送っています。少女買春とリスベットの過去の繋がりを確信したミカエルはミレニアム誌でリスベット特集号を発刊して、公安警察まで絡む謎の組織を告発しようとしますが、妨害工作はリスベットを弁護する妹アニカや編集長エリカにまで及んでしまいます。
それでもリスベットの自由を勝ち取ってやりたいミカエルは諦めずに事実を洗い出し、彼女を陥れようとする相手だけじゃなく国家機関までも相手にした法廷闘争にまで持ち込みます。
リスベットはこの戦闘服で法廷に現れて闘う
今回鑑賞したミレニアムシリーズはAmazonプライムで無料配信されている「完全版」で、それぞれに前編と後編に別れているので全部で6本。1本が90分ほどなので、3本合わせると9時間を超える大作。スウェーデン本国で2019年に上映されたのは通常版ですが、公開されるや大人気で、その後1年の間に第三部まで公開されています。今回は配信ながら未公開部分も含めた9時間の長丁場でしたが、見ているうちにどんどん引き込まれて、そのまま続けて先を見たくなってしまいました。
このミレニアム三部作の著者のスティーグ・ラーソンさんはこの後にも4〜5部を書き掛けていたらしいのですが、自身はこの1部が出版されたのさえ見ることはなく病死されてしまったそうです。そんな中でも第一部が出版されるとスウェーデンでは大人気となり、その後翻訳して全世界でも出版されて800万部以上を売り上げるベストセラーとなりました。そして映画化されたハリウッド版の一部だけでさえ面白く感じていたくらいでしたが、こうして見終わってみるとメインの話は第一部よりも後の話のほうにあるようにさえ思えます。
著者が交代して続けられた『ミレニアム4蜘蛛の巣を払う女』を一番初めに観たのでした笑
ハリウッド版ではさらに著者が交代して作られた原作シリーズ第4作の『蜘蛛の巣を払う女』も作られました。実はこのジャケ写からなんとなくホラー映画っぽい雰囲気に感じていて、それまでは避けていたほどだったこのシリーズ。その初めに観たのがこのハリウッド版のストーリーで、なんだか新しい方から順番に古い方へ遡ってしまったようで順番おかしいですね笑。でも今回の三部作でやっとリスベットの過去と現在が結びついたので、ここで改めてこのシリーズ最新作(2018年公開だけど笑)まで見直したくなってしまいます。
このシリーズはこれで見納めとなってしまいそうなのが残念ですが、上質なミステリーサスペンスは読み込むほどに味わいが深まっていく楽しさがあるので、今回はまたじっくりと見直して味わってみたいと思います。
・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい
・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易いお墓を建て替えたい
・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい
・お墓に名前を追加して彫りたい
・お墓が壊れているところが気になっている
・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている
・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない
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などなど、他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください
現場に出て留守にすることもありますので、お訪ねの前にはまず先に1本お電話をくださいね
【店舗情報】
店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
営業時間:朝9時から夕方5時まで
アクセス
店舗の前に2台分の駐車スペースがあります
少し停めにくいですが、バックで駐車したほうがお帰りの際に出庫しやすいと思います
地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田」行きもしくは「地下鉄いりなか」行きに乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいたら、北へ3分ほど歩いたら牧の原南の横断歩道のある交差点の東南角に店舗があります。
ご予約いただければ駅まで車でお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね!