おざわやの代表のブログです
2016.09.14
この夏はどこにも行くことなく終わってしまった我が家。
8月は業務上、思うように予定が空けられないため、いつも家族旅行は行けたり行けなかったり。
そんな折、友達の1人からちょうど良くキャンプに誘っていただいたので、9月初めの土曜日の朝、車を琵琶湖へ走らせました。
今回は、これから高校卒業に向かうムスコくんはそろそろ進路を確定しなければならない時期で、大きな人生の選択に戸惑っている様子をしばらく前から感じていたこともあり、じっくり話せる機会が持てればということで2人で出かけました。
はじめてのオヤジ&ムスコ旅!
シトロエンの後ろにテントやシュラフにコンロなどを積み込み、その脇に自転車2台を詰め込んで琵琶湖畔のサイクリングロードを2人で走る計画です。こういう時にはフルフラットになるC4ピカソは最適。その気になれば荷室で寝てもいいくらいですが、やはりキャンプにテントは欠かせませんよね。
名神高速から北陸道を経てお昼前には奥琵琶湖といわれるエリアに到着、さっそくテントを設営します。
テントを建て終わった頃にキャンプサイトにたどりついた仲間たちと挨拶を交わし、後を任せてクロスバイクとロードバイクの2台でムスコくんと走り始めました。
この日はこれから直撃ではないものの台風が日本に向ってくるという予報でしたが、この時間は特に風もなく滑らかな湖面を見ながら父が先導、ムスコくんはあとからペースを合わせてもらって車輪を回しました。
ぼくは中学生の頃に転校を機に乗り始めたロードバイクにハマって、週末には近くは豊田、遠くなら長野や三浦半島(この時は輪行)など、いろいろなところに行ったもので、高校に入った頃にはオートバイに変わって乗らなくなってしまいましたが、その時以来の30数年ぶりでしょうか?最近のバイクは本当に乗り易くて、漕いでいても気持ち良いです。
とはいえブランクはすぐに疲れとなって現れ、20分ほどで「ぜんぜん汗かいてないんだけど」というムスコくんをなだめて休憩です。
それにしても、ぼくが自転車に乗っていたことも大して知らないだろうし、ぼくが自転車を奨めたことわけでもないのですが、いつの間にか興味を持って走り始めたムスコくんの姿を見て、何だか不思議な目に見えない縁を感じます。そして大きく育った彼とこうして肩を並べて走れることに、この上ない喜びも。ほんの1時間程度のツーリングではありましたが、この夏一番の思い出です。
夜になるとそこはオトナなキャンプですので、いかにもなカレーライスではなくポトフやアヒージョに、なぜか炭火で鶏の唐揚げまで?!
18のムスコくんはコーラで同席しつつ、他の大人たちはビールにワインに日本酒諸々ですっかり酔っ払い。そんな中でも焚き火を囲んでの語らい、そしてテントに戻ってからの2人の時間で何か感じてくれたかな?と思います。
また付き合ってね~。