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》現代のF1の繊細さが勝敗を分けたMiami GP

2024.05.08

今年好調なVCRBチームの角田裕毅選手が今回もポイントゲット!その好調の理由は、初優勝したランド・ノリス選手にも共通していた攻め方にあったのではないか?というブログ。



今季VISAcashAPPRBのチームメイトで、F1での優勝経験のあるダニエル・リカルド選手を抑えて好調を維持している角田くんが、今回のマイアミGPでも7位に入賞して6ポイントゲット。これで今季のドライバーズランキングでもトップ10入りし、昨季までまったく歯の立たなかったアストンマーチンRTのストロール選手を抜きました。



これはBクラスで「優勝は望めないだろう」と思われるグループに居たRBチームが、その中でも上位のチームに食いつく可能性があると証明したようなもの。実際マイアミGP決勝の前日に行われた距離の短いスプリントレースでは、僚友リカルドが4位入賞して周囲を驚かせました。




マイアミGP決勝で走行中の角田くん(マイアミガーデンズ)=AP




こう言うと「じゃあリカルドの方が上じゃん」と思うかも知れませんが、タイヤ交換もなくぶっつけ本番なスプリントはポイントも少なめ。しかもタイヤの使用数がルールで制限されていることから、どちらかと言えば「本戦の決勝を大事にしたい」という判断をしてタイヤを温存した角田くんが、そのままを結果に繋げたと思うのが妥当です。


そしてこの決勝レースでは、そんなタイヤの使い方が明暗を分けたのでは?と思われる点があったので、ブログに書いてみたいと思います。




【敢えて引いて構えて、後半までタイヤを保たせた二人】

このレースではマクラーレンRTのランド・ノリス選手が念願のF1での初優勝を飾りました。彼の実力はこれまでも誰もが認めるところでしたが、何故かいつもあと一歩のところで2位や3位に終わることが多く、やっと今回結果に繋げることが出来ました。そんな好結果を残したランドと角田くんが同じような走りをしていたことが印象的でした。



それはスタート直後のまだトップと後方の集団がそれほど離れていない時点で、トップグループにいたランドは僚友のピアストリ選手の後塵を拝していたものの、そこでは焦らず後方で大人しく走っていました。対するピアストリは少しでも前に出ようと激しくプッシュしつつ、フェラーリやレッドブルとバトルしていました。




トップを走行中のランド・ノリス(写真: Zak Mauger / Motorsport Images)




同じ頃、角田くんもスタートでジャンプアップして10位あたりを走行。抜かれたメルセデスのハミルトン選手やラッセル選手とは、敢えて少し距離を置いて付かず離れず、といった様子で走っていました。



そんな2人を見ていて「何で前の車をもっと追わないのかな?」と歯痒く思っていたのですが、それがどうやらタイヤを後半に温存するための作戦だったと分かったのは、レースも後半に向かう頃。




2022年のマクラーレン(左)とウィリアムズ(右)=https://www.formula1.com/

フェラーリの画像では前後輪の間から外へ排出される筋がくっきりと見えます




現代のF1マシンはグランドエフェクトカーと呼ばれ、昔のようにマシンをウイングによる空力で上から押し付けるようなものではなく、路面とボディー底面(フロア)の負圧でマシンを吸いつけるように走っています。それは先行車の作り出す空気の乱流の影響を少なくするためで、そのおかげで近接での抜き合いが増えました。でもその反面、接戦を繰り返すとタイヤには負荷が掛かって、熱が入ることで空気圧が上がり過ぎると傷みやすくなってしまうので、交換のタイミングと合わせて攻め方を考えるのが勝負を分けるファクターとなっています。



上に挙げたのは雨の中を走行するマシンの画像にフィルターを掛けて、水飛沫の流れ(=車体周りの空気の流れ)が分かりやすくなっています。この頃調子の良くなかったウィリアムズの水飛沫はぼんやりしていますが、マクラーレンやフェラーリはフロア下から横へ吐き出される水飛沫の筋がが黒々と見えます。そんな空気の流れを制してダウンフォースを生み出し、しかもこんな空気の流れの中に出来るだけ飛び込まないことで、タイヤの劣化もコントロールすることが勝利の絶対条件となったわけです。




タイヤのダレ始めたピアストリを交わし、タイヤ交換の隙にトップに立ったランド




そんな条件の重なったマイアミGP決勝では、序盤に無理をせず次第にペースの落ちたピアストリを交わしたランドは、その後タイヤ交換のタイミングも良くトップに立って最後までペースを落とさず走り切りました。そして序盤には抜かれたものの、角田くんが終盤上げていったペースにはメルセデスのラッセルはついて来られず、結局引き離して7位でゴール。



これまでRBのずっと上位にいたアストンマーチンの2人だけじゃなく、さらに上位だったメルセデスの2人の間に食い込むほどの結果を出した角田くんは、自身として初めてF1のドライバーズランキングでも10位に食い込んだことで、クレバーになったレース運びも含めてすっかり業界の注目を浴びています。


これによってまだ来年のシートが決まっていない角田くんの去就までもが楽しみになってきましたよ。





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