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》実際の行動と脳の認知にある0.5秒のタイムラグを知ろう

2024.11.28

「は!?なんのこと???」って思うでしょうが、我々の行動は脳が「動かそう」と思う0.5秒前に既に起こっています。それによって好きなスポーツで動作不全などにならないように、そしてより良いがプレイが行えるように、知っていた方が良いことをシェアするブログです。



今やAIがどんどんと発展していき、いずれ《シンギュラリティ》と呼ばれる、”AIが人類の叡智を越えてしまう”時もそれほど遠くないなどと言われます。とはいえ我々が自分の頭の中に収まっている脳はAIのように膨大な電力も使うことなく、スーパーコンピューター並みの作業を毎日こなしているのも確か。近年はそんな脳の機能がどんどん解き明かされていって、それに連れて今まで知らなかった事実が明らかになっていますが、それほどに脳の働きってまだまだ分からないことだらけなんです。



例えば我々が見ているこの世界だって目というレンズから入った画像を”網膜で見ている”訳ではなく、網膜で電気信号に変換された情報を脳が視覚化しているだけで、本当に自分が見ていると思っている色なのかは分かりません。ただそれを言葉や絵にすることで他の人と同じだという認識を持っているだけで、実は隣にいる誰かとあなたは全く違う世界を生きているのかも知れません。




脳の中で何が起こっているのかを我々はあまりにも知らない




そりゃ生きているヒトの脳を解剖しながら動作を確認するなんて大昔の科学者ならやったかも知れませんが、今ではそんな危険なことはやらないし、やったからといって外から見て分かるもんでもない。でもそんな中でも微細な脳波や身体を流れる電気信号を測ることによって分かってきたのが、表題にある脳の認知と実際の行動のタイムラグです。



例えば運動会の徒競走でのスタートで「よーい、どん!」とスターターがピストルを鳴らした時、我々は耳で音を聞いてから動き出しているつもりですが、実は脳が「音を聞いたから、走りだそう」と認知しているのは実際にスタートした0.5秒後です。




はぁ!?




って思いますよね?


でもこれは本当のことで、実験によって脳で体のどこかを動かそうとした時に、実際電気信号が筋肉に流れるのは意識よりも先だということが分かってきていて、それが約0.5秒。つまり我々が脳で認知していると思っているのは実際の行動を0.5秒後に追体験しているだけ。自分の意識と思っている以外の何かが先に司令を出しているか、それとも司令を出していたということは覚えていないかどちらか。



そのどちらにせよ子供の頃から繰り返してきたことで、その0.5秒のタイムラグを普通にやり過ごせるように慣らしてきたということなんだと思います。それが普段の生活であれば違和感を感じることなんてないと思いますが、特にスポーツの世界では0.5秒どころか100分の1秒レベルで競い合うのもよくあることだし、プロ野球のピッチャーの投げる球なんて今や160kmをゆうに超えて、手を離れてベースに届くまでは約0.4秒。




大谷選手の打球速度は190kmを超えます:大谷翔平 PHOTO:Getty Images




つまりドジャースの大谷選手が投げてそれを大谷選手が打った場合、投げた0.6~0.7秒後にはボールがミットに戻ってくるってことで、それはきっと脳の認知速度を遥かに超えた体反応だけの世界。卓球やバレーにバドミントンだって、プロスポーツならばそんなタイムラグを超えたところで戦っているはず。


本当にプロスポーツというのは人智を超えた世界なんだと感じます。



でも本当に難しいのは実はもっとゆっくりとした動きの方で、自分で制御できる程度の動きをするようなタイミングのスポーツのほう。例えばゴルフのパッティングなどは止まっているボールを正確に10cm刻みの距離で打ち分けながら転がすわけで、フェイスの角度が一度狂えばそれだけで2.5m先のカップには入りません。




カップの大きさはボール2.5個分もあるのに!




そしてよく芝が刈り込まれた速いグリーンの下りのパットなんて10cmも転がさない場合もあるくらいなので、感覚的にはほんの触る程度。しかももしその一打がベストスコアや勝負を決めるパットだったなら、ますます筋肉はこわばって心臓はバクバクで手が痺れるような場面です。



そんな時には脳のタイムラグの0.5秒は逆に届きそうで届かないと感じるような、とてつもなく遠い距離にすら感じてしまいます。そんなパットで失敗をしてしまうと精神的な喪失感も大きく、それがトラウマとなって俗に言う「イップス」という状態にさえなってしまうかも知れません。




トミー・アーマー(1896年スコットランド生れ、1968年没)と彼の作ったパターIMG5




スポーツ界に「イップス」という言葉が出てきたのは全米プロ・全米オープン・全英オープンの3大メジャーを制したトミー・アーマーからだと言われています。彼は別名シルバースコットと呼ばれる名手で、現代にもつながるクラブ造りをしたことでも知られているゴルファーです。



そんな彼でさえ「イップス」の症状からトーナメントを引退しており、今では野球や他のスポーツでも同じ症状は多く報告されています。それらは心理的な影響も大きいとは思いますが、0.5秒ものタイムラグに意識が気づいてしまったとしたら、そりゃ手が動かなくもなりますよね。




ビッグベンと呼ばれたベン・ホーガン(1912〜1997)と彼のプロトタイプパター




それがどんな動きでも始めからそんな0.5秒を意識して、その瞬間を追わないような動きの基本を作ることを意識した方がいいのかも知れませんね。





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