おざわやの代表のブログです
2017.09.03
大して頑張らなくても売れまくっていたバブル時代。
でもぼくの中では石屋さんってのはこういうモノだって思ってましたが、
その勘違いを知るのはそれからのことでした。
「悪いけど、もう廃業するから」
と言われたのはバブル崩壊から数年後のこと、3年連続で減益が続き
売上が全盛期の1/3にまで減ってしまったことを受けての廃業宣言でした。
もうレースの借金は返し終わっていたものの、すでに結婚して小さな子供も居ました。
これからどうすればいいのかと、そりゃ悩みましたよ。
そのころ減ったのは飛び込みのお客さんで、寺院さまからのご紹介はまだ続いていたので、
とりあえずケジメとして廃業のお知らせをしなければ、と挨拶回りをしていました。
するとその中の数件の和尚さまから、そんなの簡単なことと言わんばかりに、
「あなたが石屋をやればいいじゃないか!」と言われ、「へっ?」と困るぼく。
すると「どうせお前に頼んでたんだし、大丈夫大丈夫!」とか
「お宅にやってもらったお客さんのアフターサービスもやってもらわなかんしなぁ」とまで言われて、
そこまで言われると断りづらいしなぁ、と。
あれ?なんで説得されてんだ?
5年前にいったインドのナーランダ大学跡です
かの玄奘三蔵法師も学んだこの場所、なぜか涙が止まらなかった
またまたつづく