おざわやの代表のブログです
応援を力に変える事の素晴らしさを知りました
2019.10.21
今回日本で初めて開催されているラグビーワールドカップ。日本代表が予選を勝ち抜いたこともあって、これまでラグビーを見た事ない様な人までニワカなラグビーファンとなって、熱狂的な応援を送っていました。
いや、勿論ボクもニワカですが笑
だってこれまでラグビーの試合なんて見た事ないし、ルールもイマイチわからない。ややこしい事抜きに力技で相手を弾き飛ばせば勝ち、みたいなゲームだと思っていました。ただ日本代表の姫野選手は名古屋市内の出身だし、卒業した中学校も姫野選手のお陰かラグビーで有名。これまで全く興味の無い、こんなボクでも姫野選手の名前だけは知っていました。
それが今回、解説を聞きながら世界のトップ選手たちのプレイを見た事で、ファンとまでは言えないものの初めてラグビーの面白さを感じて、「知らない」ことって勿体無いなと思いました。
予選で試合を観たのはスコットランド戦とアイルランド戦。その前の対ロシア戦で勝ったと聞いて、まずは観てみようと思った事からでした。するとどちらのチームも身体の大きい選手もいれば小さな選手もいて、それぞれの得意な形やプレースタイルでチームに貢献していて、ボールを繫いでいくプレイ振りがこれまで思っていたラグビーのイメージと全く違っていてビックリ。そして屈強な相手チームの選手たちにもチームプレイで立ち向かうことで、互角に戦うその姿に感動すら覚えました。
そんな中で見事に勝利した対スコットランド戦では日本はこれまで１勝10敗、アイルランドに至ってはこれまで全敗と、全く歯が立たなかった筈。勿論ここまでの強化策が功を奏したところはあるでしょうが、それ以上に日本国内で応援を背に闘っていることから力を貰って、実力以上の何かを発揮している気がしました。
でもそんな中での南アフリカ戦では地力の違いを感じました
それまでの予選では日本ならではの細かなパスワークや、皆んなが力を合わせて海外の選手の力に対抗してきました。けれど決勝トーナメントは１試合づつ１対１の戦い。そこで当たった南アフリカは元々強いチームですが、それ以上に対日本戦に向けて準備してきた事がアリアリと判る試合ぶりでした。日本が得意とするパスワークを徹底的に狙ってスチール、そして日本が最も苦手じゃないかと思われるスタンドオフのプレイでは圧倒され続けて、日本はボールを持っても効果的な攻めには繋げられなくなり、次第に押される場面が続いて後半は全く攻められず。日本の得意は潰され日本の苦手を徹底的に突かれて、それまでのゲームプランは完膚なきまでに潰されました。
でもそんな中でも最後まで諦めない日本代表選手たちの奮闘が途切れる事なく続いたのは、きっとサポーターたちの声援や熱い想いが選手たちの背中を押し続けていたからじゃないでしょうか。
きっとこんな戦いを重ねる事が、この戦いを見ていた子供達にも伝わってこれからの強さに繋がっていくと思います。
やっぱりスポーツって良いなあ！
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