おざわやの代表のブログです
2019.10.20
このあと東京ではラグビーW杯の準々決勝が控えていますが、今日の男女のプロゴルフの試合を観ていて勝負の結果を分けるものは何なのか?と考えてしまいました。
今日の名古屋は良いお天気に恵まれ、市中では名古屋まつりも行われました。東山動物園や名古屋水族館などは無料開放されたようで、秋の行楽を楽しんだ皆さんも多かったのではないでしょうか。そんな中、ボクはと言えば住んでいる町内の運動会が行われていたにも関わらず、お仕事をいただいている寺院さまの行事があったため朝からお仕事。
とは言え待ちの時間も多かったのでツイッターを見ていると、こんな投稿が。
わらび餅って全国区ではないの???って不思議に思ったくらいですが、どうなんでしょうか。
わらび餅ってどこでも買える駄菓子的な「夏の和菓子」として有名ですが、実は名古屋でよく知られているわらび餅は夏には売っていません。それは名古屋市東区の和菓子店「芳光」 のわらび餅は夏の暑さで溶けてしまうほど柔らかに仕上げているため、10月1日以降にしか売られません。なので名古屋では逆に「秋を知らせる和菓子」として食通に喜ばれています。
仕事が終わって家に帰って、テレビのチャンネルを男子の日本オープンゴルフに合わせると、2打差でトップに立っていた塩見選手がグリーン横のバンカーからピンに向けてボールを打とうとするところ。難しいバンカーショットながら試合は終盤だし後続との差はあり、無理しなければ差を守り切れるかという場面です。ところが塩見選手はそこからシャンク(狙いよりも右方向に打ち出してしまうミスショット)を打ち、次のアプローチショットでもグリーンに乗せられずトリプルボギー(+3打)で2位に陥落した場面でした。どうやら塩見選手はその前のホールでも+2打を叩いてリズムを崩していたのか?その後も+3打など叩いて、結局上がりの5ホールで+9打も打ってしまいました。これって我々アマチュアゴルファーであれば良くあることですが、プロの試合では・・・、やっぱりあることなんですよねー。
有名な事件で言えば1999年の全英オープン。最終ホールまで3打差でトップを守っていた、フランスのジャン・ヴァンデベルデ選手がセカンドショットから崩れてトップから陥落してしまった「カーヌスティの悲劇」も然り。それが大きな大会であればあるほど、そのプレッシャーからリズムを崩してしまうって、どんなスポーツでもありますよね。
女子プロゴルフの試合では1打差の2位から最終日を戦っていた19歳のアマチュア選手の古江選手が、初日からずっとノーボギーでスコアを伸ばし続けて、最終ホールこそ+1打としたもののそのまま優勝しました。もちろん日本オープンという難しいコンディションと直接比べるのは酷ですが、明るく伸び伸びとプレイする女子プロゴルフの新鋭たちと、最近その人気を奪われている男子プロゴルフとの差が顕著に現れた2試合となりました。
そうやって考えると、〇〇の悲劇って女子の試合ではあまり無いかも?
ただ記憶にも新しい全英女子オープンで優勝した渋野選手もそうですが、大舞台ならではのプレッシャーを知らないうちに勝ってしまったという側面もあります。もちろん勝つには実力は絶対に必要。でもそれだけでは勝てない何かがある。女子選手の「伸び伸びプレー」とそんなプレッシャーと闘う男子選手の違いは、男子ならではのプライドが邪魔している部分もあるのかも知れませんね。
何より最後まで競り合いを楽しんで勝ち抜く姿こそファンが見たい姿だし、憧れの存在となるんじゃ無いでしょうか。
おっと!そんなブログを書いている間にラグビーの試合が南アフリカ代表の勝利で終わってしまいました。でも日本代表も初のベスト8ですから、何も恥じることはないし素晴らしい結果だったと思います。最後まで前を向いて戦った姿は本当に素敵でした!
やっぱりスポーツって良いなあ。