》自然に従って心穏やかに生きよう

異常気象に自然災害など色々なことが起こるけど、ヒトは自然に抗うことなく生きていくしかないんだから、心穏やかに生きていたいね、というブログ。

８日にアフリカ大陸のモロッコで起こったマグニチュード6.8の地震では、今のところでも3000人近い人たちが死亡したと言われています。現地の様子を伝えるニュースの映像とか見ると、阪神大震災や東日本大震災の記憶がまだ残る日本人にとっても心穏やかではいられないですよね。日本は地震大国と呼ばれるくらいで、インフラや建物などの耐震性が高いのでちょっとくらいの揺れではそれほどの被害も出ないけど、モロッコで倒壊した建物を見ているとそうではなかったようにも思えます。

海外に生まれた人たちからすると「こんな島国で地震が多いのに怖くないの？」なんて言われることもあるようですが、例えばアメリカでも巨大な竜巻やハリケーンに襲われやすい地域にだってヒトは住んでいますよね。そして常夏の楽園とも呼ばれるハワイ島なんて年に何度もキラウェア火山が噴火して、大きな噴火になると広範囲に拡がるマグマで街が焼かれてしまうこともあります。それでも島民たちは神聖な営みとして受け入れて生きるしかないし、きっとそんなことがあってもハワイ島が大好きなんだと思う。

他の国からこんな映像を見てると怖そうに思えてしまうけどね

人間は地球の自然の中でしか生きられないし、我々自身だって自然の中の一部だと思えば、すべてを受け入れて暮らすしかありませんよね。もちろん住まいやインフラ、さらには治水などで暮らしやすく安全な街づくりを目指したりはしてるけど、東北の巨大な防潮堤は先の大地震であえなく決壊したし、原発だって計画通りには耐えられなかった。そもそも自然を科学の力でなんとかしようなんて考えるのはおこがましいことですよね。

それどころか人間に都合の良いように自然をねじ伏せようとしてきた時ほど、かえってそのしっぺ返しを受けている様に感じてしまうことだってあります。もちろん環境破壊など人間社会がもたらす影響は最低限にしなければなりませんが、人間は普段から自然の力をいただいたり利用させて貰ってるって本当に有り難いこと。

その代わりにという訳ではないですが、自然の脅威に対しては準備しつつ心穏やかに過ごしたいものですね。

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