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おざわやの代表のブログです

》物ごとは多元的に重ねて学ぶのが面白い!

2023.09.11

先週「おもしろ学校』で学んだ理科の授業は、土地の成り立ちに絡めて歴史や現代に至る経済など、学びを拡げて重ね合わせることによって深める楽しさに溢れていた、というブログ。



先週金曜の夜に開催した「アソシア志友館おもしろ学校」の授業は理科で、そのテーマは【大地のつくり】。


講師の古市先生は以前にも何度か講師を務めていただいてますが、前回は本物の猿や鯨の骨格標本を実際に触れながらの授業で、教科書だけではない実物での学びがとても興味深いものでした。そして今回は前回とはうって変わって、このコロナ禍に大きく変わった教育環境も含めて、ICTを活用した学びを取り入れて「水と地面を利用した稲作文化を理科で説明する」というものでした。



特にボクらの住む濃尾平野は歴史上にも多く取り上げられることの多い土地で、先日もブログで取り上げたNHK大河ドラマ『どうする家康』の中の小牧・長久手の合戦で秀吉が陣を置いた楽田城は、古市先生の勤める楽田小学校のすぐ傍に城址跡が残っているような場所。それだけじゃなく織田信長が美濃攻めに使った犬山城や小牧山城、そして徳川家康がその後に収めることになる名古屋城など、どうしてこの三河地方が歴史の中心に出てくるのかまでを理科という観点から説明するという面白い学びでした。




衛星画像で見る濃尾平野と木曽三川、そして標高差を画像化したデータ




まずはこの濃尾平野が岐阜や長野から延びる木曽三川と呼ばれる、木曽川・揖斐川・長良川によって運ばれた土砂によって成り立つ湿地だったということ。それは画像左側の養老断層に向けて右手側の猿投山地からの地層が数百万年前から沈降し続けていることで、三本の河川が西に集まってきたことに端を発しています。この沈降は今でも年に0.5mm程度下がり続けているそうで、川で運んだ木曽檜が全国に運び出される集積地となったことが一つの要因。



そして江戸時代に東海道や中山道の交わる場所となっていた上に、木津用水や入鹿池など徳川家による多くの治水・干拓事業によって新田が拓かれたことで、実質石高100万石とも言われるほどの裕福な藩になっていったことがあるそうです。この伊勢湾・養老断層/三河高原の上昇と、濃尾平野生部の沈降は「濃尾傾動運動」と呼ばれて、この地方の歴史や文化に大きく影響しているそうです。







こうして聞いていると理科というよりもまるで地理とか歴史の授業みたいですが、考えてみれば土地の成り立ちがあってこその人々の暮らしであり、その積み重ねが歴史となって現代にまで続いているってこと。特に名古屋城建設に合わせて開削された堀川は、築城のための資材を運び込んだ水路とされたと同時に、築城後は干拓された堀川西側の土地の新田開拓にも利用されたそうです。



そして江戸時代には木曽檜を搬出するために使われた木曽川は、産業の移り変わりによって発電のためのダムが作られたことで林業は衰退。さらに現代では数多くのダムで土砂が堰き止められたことで、三河湾の水質や海底の成り立ちが変わってきたので、豊かだった水産物の育成にも影響が出始めているとも言われます。







今後はますます進むであろうリニア中央新幹線によって、今後の環境には更なる変化が起こってくる可能性もあります。こういった情報はICTを使えば誰にでも利用できるものも多く、調べる気になればグーグルアースなど手近に使えます。


こんな風に過去の歴史を知るばかりではなく、未来を予想するためにも活かされなければもったいない気がしてしまいますね。





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