》スポーツもビジネスも、楽しんで取り組むくらいがベスト

今年の甲子園を制した慶應義塾高校の野球に対する取り組み方についてさまざまな話題がありますが、結果が全てではなくその過程も含めた楽しみ方を求めるべきじゃないかと思ったというブログ。

色々なスポーツにはそれぞれの楽しみ方があり、上手くなりたいと努力するからには結果が付いてくるのが一番嬉しいことではあります。でも結果ありきで努力するわけじゃなく、その過程も含めて楽しめるのがベストじゃないかと思っています。特にボクの好きなゴルフでは、練習から自分なりの課題を持って取り組んで、一つずつ上達を目指していくのがとても楽しいです。

最近特に取り組んできたのは短い距離のアプローチと、80〜120ヤードのコントロールショット。それぞれ3種類くらいのクラブで同じ距離を打ち分けて、色々な状況に対応できるように準備してきたことで、余裕を持ってラウンドすることができるようになってきました。

【スイングの修正は朝練で👌】

先日のゴルフではドライバーが全滅で、代わりにショートアイアンがなかなかの精度。
その修正中心でしたが、思ってた通りトップで担いじゃってました🤌

繰り返して鍛錬！これしか無いけど、それがまた楽しいんだなあ✌️😄#朝練 #ゴルフ好き #愛知カンツリー 倶楽部 pic.twitter.com/ebDSkpWBf9

— おざわあつし🐈とお墓まいりが好きな町の石屋さん (@stone_ozawaya) August 24, 2023

動画のティーショットは左の山に打ち込んでトラブルになりトリプルボギーに。

ショートアイアンの練習を中心にすれば、その分ドライバーなど距離を求められるウッドの練習内容が薄くなるのはよくあることで、このラウンド中ずっとドライバーショットが乱調。その分アイアンで取り戻しつつも前半はずっとバタバタしていまい、ラウンド後の練習ではそんなドライバーの修正も含めて、良かったアイアンのコントロールも確認しました。でもそんな練習をしたからといって次に必ず上手くいくわけじゃないし、練習した分上手くなるなら誰でもプロになれちゃいますよね笑。

よく練習しても上手くならないから行かない！と言うゴルファーも居ますが、ボクにとってはそんな練習も楽しみの一つなのでコースに行くだけじゃ勿体無い！と思ってます。そんな中で今回の後半みたいなプレイが出来ると、やっぱり練習は裏切らないよなあってさらに嬉しくなっちゃいます。

【スポーツもビジネスも、その過程を楽しめるくらいがベスト】

今回の慶應義塾高校は「エンジョイベースボール」をテーマに取り組んでこられたということで、長髪OKや日焼け止めを塗ってプレイするとか、表面上のことばかりが取り上げられがちですよね。でも彼らはそもそも中学時代から注目されてきたような選手ばかりで、それまでの過程があったからこその今があるだけ。それはもちろん準優勝だった仙台育英高校の選手たちだって同じで、彼らはたまたま俗にいうスポーツ刈り頭だったというだけ。

仙台育英の須江監督がコメントで言っているように「金メダルと銀メダルを両方持ってる選手はいない」わけで、どちらを手にしたかはその時の結果次第でどっちが偉いとかダメとかじゃないと思います。ボクらが高校生の頃なんて部活の始まりは必ず腹筋とか兎跳び、練習中は水なんて飲むな！が普通で、高校ではバスケ部に入ったものの年末まで持たずに退部してしまいました。あの頃にも今のようにスポーツとしての成長やその過程を楽しむような空気があればまた違った今があるように思えて、今の選手たちを心から羨ましく思えます。

決勝の9回に代打でバッターボックスに立った清原選手の息子さんも歓喜の輪に（中日新聞webより）

8/24の中日新聞の社説も甲子園決勝について

でもそんなのってこれからのビジネスにも通じていることで、「ビジネスは戦いだ」とか「仕事は厳しくて当たり前」ではなく「その仕事は誰をどう幸せにするものなのか？」を考えて働けば、それは苦しいことばかりじゃなく楽しいものにもなるはず。ましてや仕事は一人の頑張りで出来るものじゃなく、色々の人の助けを借りて成し遂げるもの。そんなチームとして考えれば、スポーツとも何ら変わることのない取り組みができるはずです。

須江監督が優勝が決まった慶應の森林監督に駆け寄ったように、相手を蹴落とすような戦いじゃなく互いに健闘を讃えあうようなゲームを楽しむ。そんな姿勢こそが感動を生み出し、選手たちのその先にも繋がる過程になるのではないでしょうか。

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