》4年ぶりの小さな盆踊り大会が終わりました

コロナ禍で中止していた盆踊り大会が久しぶりに開催されましたが、ブランクを感じさせないボランティアスタッフたちの活躍が素晴らし過ぎました、という報告のブログ。

先週このブログでも告知させていただきましたが、今回31回目となる西区城西の高野山真言宗大師寺での盆踊り大会が開催され、心配された天候も終了時刻までほとんど降られずで助かりました。その分、片付け始めると同時に降り出した雨で、ボランティアスタッフは一気にずぶ濡れでしたが、終わって仕舞えばそれも笑い話。何より程良い盛り上がりと、4年ぶりとは思えないほど順調な運営ぶりで、参加者もスタッフも大満足な大会になったのではないでしょうか。

11時半からの流しそうめん大会に始まり、皆んなで会場設営

それぞれが得意なことをやって無理はせず、とにかく「サボれ！遊べ！」がモットーなこの盆踊り大会。一人一人が参加者であり、全員が主役というのがご住職のずっと変わらない理念です。それでもみんな素人ながら毎年続けてきたことだから、4年ぶりの開催なのに手際よく準備の早いことには驚きました。そして今年は新たに何でも屋さんや舞台作りの得意な方もスタッフに加わっていただけたので、これまでよりもクオリティーが高くなっているのにもビックリ。

皆んなで作り上げる盆踊り大会

そしてこの盆踊り大会には35年の歴史があり、その間には参加者の入れ替わりもあります。そんな中には親子で代替わりしたり、夢を叶えてCDデビューした娘さんが舞台に上がったりとそれぞれの成長に驚いてしまうようなこともあったり。

ドジョウ掬い日本一のお母さんとCDデビューしたその娘さん

托鉢してくださるお坊さまもお父様に次いでの2代目

そしていつも盆踊りを指導してくださる皆さんと共に、今年は民謡に合わせた太鼓を打ってくれたのも親子でされているご家族と、とてもアットホームな雰囲気で繋がっているのも、この盆踊り大会の良いところではないでしょうか。さらに盆踊りの合間には本堂前のステージでインド舞踊の先生たちによる巫女舞も奉納されて、夜の闇に浮かぶその姿はまるでインドの仏像が動き出したかのように妖艶。

彼女たちも毎年無料で参加してくれるのですが、お弟子さんたちも年毎にメキメキ上達されているのが見てとれます。

インド舞踊を演じてくださるユキエインディアンダンスカンパニーSAMPATTIの皆さん

最後の盆踊りの曲が終わると同時に本降りの雨が降り出し、その中での後片付けも皆テキパキこなして頼もしい限りです。またきっと来年もこうして集まれるようにと祈りつつ、ほんの短い夏の思い出として心に刻みました。

さらにここに参加する皆さんのお楽しみは、来月の打ち上げ会で松茸ご飯やすき焼きを食べつつ楽しく飲むこと。そこまで含めての盆踊り大会として、老若男女分け隔てなく愉しみ尽くすことが長く続いている秘訣なのかもしれませんね。

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