》潔癖で潔く！よりも、緩〜くベターを目指す方が良いんじゃないでしょうか？

日本人は兎角キッチリしたがる傾向がありますが、もう少し緩く「ベストよりもベター」を目指そうというブログ

昨夜は月に一度の「アソシア志友館おもしろ学校」の日で、小学校3年生に教える算数の授業をオトナ向けに講義していただきました。今の教科ってボクらが教えられたウン十年前とは違って、問題を解くにも様々な方法があるという教え方をするみたい。「この公式はテストに出るぞ！」なんて”やり方”ばかりを教えられて育った年代にとってはものごとを捉え方から教えて貰えるのは分かり易く感じて、授業に時間は掛かるかもしれないけど楽しく学べるのを羨ましく思います。

授業後には毎回「給食の時間」として、教えていただいた先生に食事を振る舞うとともに懇親の場を設けていますが、昨夜のそこでの話題の一つは「道徳」について。先生たちもほぼ同じような年代なので、子供の頃に教えられた道徳の授業は「こういうことが美徳なんだ！」とアタマから押し付けられるような内容でした。その頃に教えられた偉人たちもあの二宮金次郎像でさえ、今や児童労働の典型のように語られてどんどん片隅に追いやられているとか。新しい教えを取り入れるのは良いことだけど、歴史的な背景や時代を考慮もせずどんどん過去を無いものとしてしまうような動きは、とても残念に思います。

長谷川先生の算数は楽しみながらそれぞれ方向性を見つけるもので、とても分かり易くアタマを動かします

【ゼロか100かではなく「より良くなっている」という方向を目指そう】

先日観に行ったF1世界選手権だって、一時は脱炭素の流れから既に行われているフォーミュラEのように、化石燃料エンジンから電化されてしまうんじゃないか？なんて心配されました。今では2030年のCO2ゼロに向けた改革が打ち出されていますが、「とは言っても燃料を燃やすならCO２は出るじゃん！」なんて懸念もありますが、燃料自体を代替のものに換えて電気の割合を増やすことで”ゼロ・エミッションは可能”という方向に多くのメーカーが舵を切っています。

考えてみれば電気だって作り出すためにはある程度のCO2を排出しているし、より少ない太陽光発電や原子力発電だって、古くなれば廃棄するための環境汚染が懸念されています。結局、人間は環境に負荷をかけずに生きる事なんてもう出来ないほどに、科学や経済を発展させてしまったんですよね。さらにロシアに対する制裁への対抗として、天然ガスなどの輸出を抑制されたことで燃料費高騰に苦しむヨーロッパでは、この冬には何十万人が凍え死んでしまうとの懸念もあり、多くのファクトや思惑が絡んだ問題の難しさもあります。

そんな中では「確かにベストではないけど緩やかにでも改善している」という方向性も認めていかないと、「ゼロか100か」という視点では前に進めません。確かに温暖化などの気候変動や環境汚染による水質の悪化など、世界的な問題は山積みです。でもそれを指を咥えてみているだけじゃなく、一人ひとりが目の前の小さなことに気を使うだけでも、まとまれば大きな変化にもなり得ます。

例えば紙屑をポイッとゴミ箱に入れる前に、リサイクルマークがついているか？それとも雑紙？と分ければ、燃やすゴミって思ったよりも少なくなります。地方によってはさらに生ゴミも分けることで、ガス燃料の元にしている自治体もあるとか。そして様々なことを知ろうと学ぼうとする姿勢だって、何かを変えていく力になり得るかもしれない。

そんな風に視点を変えれば、まだまだ出来ることは沢山ありそうですよね。

【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

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少し停めにくいですがバックで駐車したほうがお帰りの際は出庫しやすいと思います

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