おざわやの代表のブログです
2022.03.01
有史以来、絶えず世界中で起こっている経済摩擦なんかならまだしも、武力紛争やテロなどとにかく人類は争うことをやめられませんね。最近進んできた人類学の研究ではそんな成り立ちについて、DNAの解析が進んだことから多くのことが分かってきました。
いま色々と問題の起こっているユーラシア大陸には旧石器時代には、ネアンデルタール人やデニソワ人に北京原人など数多くの種が住んでいました。
そんな中でもネアンデルタール人は身体が大きく脳の容積も大きかったことから温暖な気候の下で、大きな動物など狩りをしながら家族単位で仲良く暮らしていたそうです。最近そんなネアンデルタール人のDNAの解析が大きく進んで、ここ数年で全ゲノムの解析にまで成功したとか。
旧石器時代の発掘された骨からそこまで分かることにも驚きますよね。
そして同じ時代にこの大陸にはデニソワ人という種も確認されていて、西シベリアのデニソワ洞窟で発掘されたこの種ははじめネアンデルタール人から分かれた亜種だと見られていました。それが最近の解析によって元を同じくする全く別の種だと考えられているそうです。そのデニソワ洞窟にはそんな両種だけじゃなく我々の祖先も一緒に住んでいた事が分かった上に、ネアンデルタール人の母とデニソワ人の父を両親に持つ混血の娘(13歳くらい)の骨まで確認されたそうです。もちろん我々の祖先もそれぞれと交雑していたというので、ここがなんともカオスな住居空間であったことも想像されます笑。
ところでそんなネアンデルタール人は家族が死ぬとその遺体を埋葬していて、これが人類として初めての「お墓」として確認されているって知ってましたか?
そして彼らは初めこそクロマニヨン人(ホモ・サピエンス:現生人類)の亜種と見られていたんですが、最近ではそんな研究から元を同じくする別の種と見る方が優勢で、その暮らしぶりにも大きな違いがあったようです。そんなネアンデルタール人が純粋なクロマニヨン人と決定的に違ったのは、そのDNAの中に現在も猛威を奮っているコロナウイルスに対する「強い耐性の因子」と反対に「非常に弱い因子」の両方を持ち合わせていたということです。そしてそんな遺伝子の繋がりは交雑によって現在のヨーロッパやアジアの人類には引き継がれているものの、アフリカの純粋な原生人類には全く含まれてないそうです。
こうしてみるとなんだかネアンデルタール人って誰とでも繋がってて、大らかな感じ?笑
そして我々の祖先たちはその後絶滅したネアンデルタール人たちより身体が小さくてずっと弱かったのですが、弱いおかげで家族だけじゃなく群れで分業して暮らすことを余儀なくされたことが、今の繁栄にまで繋がっているなんて皮肉ですね。
そしてヨーロッパの民族には新型コロナウイルスcorvidに対しての強弱両方のゲノム因子が含まれているのに、我々日本人には弱いゲノム因子だけがほとんど含まれていないそうで、それがいわゆる日本人の「ファクターX」になっているのではないかと言われているそうです。そんな原因がなんなのか?はまだ不明ですが、日本にもともと住んでいた縄文人と琉球人やオホーツク文化からの関係性などもあったのかも知れません。なんにしてもそんな祖先たちの時代から、今を生きる我々に大きなプレゼントを貰っていたなんて凄いサプライズですよね。
さらにはそんな成り立ちとは全く別に、今エゴやプライドを振りかざして命を奪い合っている現代人の姿って逆に、彼らの目にはいったいどう映るんだろう?なんて想像してしまいます。
旧石器時代の彼らのように互いの多様さを許容してより良い未来を目指せる、そんな時代はいつになったら訪れるのでしょうか?
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