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おざわやの代表のブログです

インドの輸入車事情

2012.02.29

インドを走っている車はほとんどがインド国産車、中でもTata motorsが多くをシェアしています。都市部ではAudiやBMWなどヨーロッパ車もちょくちょく見かけますが、郊外も含めると外国産車で一番のシェアはなんといってもトヨタ、ではなく「スズキ」です。

その人気はもう何年も不動で、昨年のインドカーオブザイヤーはスズキスイフトが受賞しています。スズキ自動車は25年ほど前にスズキアルトをインドで売り 始めたところ「高性能で小回りが効くのに安い!」と人気になり今に至っているそうです。そしてそれに続くのはおそらく韓国のhyundaiでしょうか。各 国の事情に合わせた車作りでは日本以上と言われていますね。

 

 

今回インド国内での我々の足になったのはトヨタイノーバ。こちらでいうイプサムとかアイシスで しょうか?その高性能さと利便性、そして乗り心地の良さから庶民の憧れの車らしいですが価格の高さがネックのようです。確かに10日間の移動を耐え抜けた のはこの車のお陰かもしれません。

 

 

イノーバもスイフトもBMWも、基本的にディーゼルエンジンが主流。インド国内では約50%がディーゼルエンジンらしく、これはヨーロッパ本土でも同じ流れ。先頃BMWではあのMシリーズにもディーゼルのラインが発表されました。こんな世界の流れを受け流して、日本国内だけディーゼルエンジンを拒み続けるのは一体何でしょうか?そんなに軽油を売りたくない何らかの力が働いているのか?

フシギな国です、ニッポン。