》現実はすべて正しく起こるものと受け取る

まずは昨日の能登半島地震で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。何より皆さんのご無事と、より早いライフラインの復旧をお祈りしつつ、些少ながら義援金のご寄付をさせていただきます。

昨日は妻の実家にご挨拶へ伺っていた時に強い揺れを感じ、その後見ていたテレビの速報で崩れ落ちる住宅の土煙を見て、東北大震災の時と同じ恐ろしさと尋常ではない災害が起こっているであろうことを感じました。「まさか元旦に、しかも家族団欒のこの時間にこんな大災害が起こるなんて」と思いつつ、地震災害の恐ろしさと自然への畏怖を感じるばかりでした。

もちろんこんな災害には遭わないに越したことはありませんが、起こった事実は変えられないもの。ただその捉え方次第では起こったことに対する自分の意識は変えられるし、そんな意識＝あり方の更新によって違った過去にすることはできるはずです。

自分の意識なら自分で塗り替えられる

例えば「なんで私が？」や「なんでこんな時に？」などと信じたくない思いや憤りを感じるばかりなら、起こった事実は信じ難く辛いものとして確定してしまいます。その一方で起こった事実をありのままに受け止めて、その事実から何を学ばせようとしているのか、その中で何ができるのだろう？と行動するのなら、起こった事象はあなたにとって意味のある体験となります。

昨夜は能登半島近辺に住む僕の友人も2人ほど避難所で過ごしていたようですが、とにかく無事だったことが何より。またある友人は名古屋から輪島に旅行に出掛けていたものの、すでに帰りかかっていた電車の中で揺れとスマホからのエリア警報を受けたとか。確かにすんでのところで被災を免れた友人は幸運だったと言えるし、避難所で不安な夜を過ごした友人も自宅や家族が無事だったようで、どちらも程度の違いこそあれどちらもある意味幸運だったと言えるでしょう。

コップの水はもう半分しかないのか、それともまだ半分あるのか？

そしてこの名古屋では強い揺れは感じたものの特にといった被害はありませんでしたが、何ともなかったから何もしないというなら「良かった良かった」というだけで意味なく終わってしまいます。でもこの災害を我がこととして捉え、自分だったらどうするか？そして自分なら何をして欲しいかと想像することで、いざという時に備えたりもできるはず。そして人によっては災害復旧ボランティアや義援金の寄付など、自分にできる範囲で被災地に寄り添うことも出来ます。そうすることによって来たるべき未来に備えることによって、先に起こる事態への受け取り方も変えることだってできるはずです。

起こる全ての事実は変えられず、全てが正しく起こるもの。そしてそんな事実はどうあっても変わらないけど、自分たちの意識次第でどんな過去にするかは決められます。まずは今をどう過ごしてどんな未来を創造するのか？そんな意識を持てるなら、いずれ未来さえも変えられるかもしれませんね。

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