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》VRの世界は既にここまで:映画『グランツーリスモ』鑑賞記

2024.02.27

家庭用ゲーム機で友達とカーレースを楽しんでいたティーンエイジャーが、そのまま本物のレーシングドライバーとして起用された実話を描いた作品から、ここまで進んできたバーチャルリアリティの世界を感じてください、というブログ。



もう間も無く開幕する今年のFormula1も楽しみですが、ついこの前終了したプレシーズンテストはご覧になりましたか?


よく「新しく開発した車だからって、これまでにもテスト走行しているんだろうから、こんな風に集まって走る意味あるの?」なんて思われる方が多いようですが、F1には開発も含めたチーム予算の制限があって自由に練習することはできません。ではどうやってニューマシンの開発をしているかといえば、その前年のレース中に細かな変更をしたパーツを使って確かめたりもしますが、多くはコンピューター上のデータでのシミュレーションから作り出されています。



もちろん空力データなどは風洞実験も使いますが、それにしたって縮小モデルを使ってデータを取ったり、それを現物に落とし込んでパーツを作るだけ。ドライバーにしてもこのプレシーズンテスト前はよくあっても一度くらいしか実車には乗っておらず、基本的には画面を前にしたシミュレーションでハンドルを握るばかりです。




シルバーストーンをシミュレーションするレーシングドライバー(Andrew Ferraro / Motorsport Images)




今ではそんなシミュレーターもそこからデータや感覚を得る事ができるほど精巧になっており、実際に2021年にイギリスのシルバーストーンサーキットで行われたF1のスプリント予選レース前にメルセデスチームのルイス・ハミルトン選手は、サーキット近くのメルセデスF1のファクトリーに戻ってシミュレーションしていて、その後予選トップタイムを叩き出しています。



とは聞いても「こんな話はプロレーサーだけの話じゃないの?」と思うかも知れませんが、世界的な人気を誇るソニーの家庭用ゲーム機プレイステーションのゲーム「グランツーリスモ」から、本物のレーサーになった人がいるのはご存知でしょうか?


今作はそんな1人の、ヤン・マーデンボロー選手の実話を映画化したものです。




《『グランツーリスモ』のあらすじ》

世界的大ヒットのドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン。


父親からは「レーサーにでもなるつもりか、現実を見ろ」とあきれられる日々。


そんなヤンにビッグチャンスが訪れる。


世界中から集められた「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、

本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため、

競い合わせて選抜するプログラム「GTアカデミー」だ。


不可能な夢へ向かって、それぞれの希望や友情、そして葛藤と挫折が交錯する中で、

いよいよ運命のデビュー戦の日を迎える───。




2011年に9万人に競り勝って、GTアカデミーに参加したヤンの実話




【これはビデオゲームじゃない、レーシングシミュレーターだ】

イギリス人の青年ヤンは、毎日部屋に篭ってグランツーリスモをプレイするばかりで大学にも行かず、元プロサッカー選手の父親から「レーサーにでもなれるつもりか!」と小言を言われるばかり。そんな時、日産自動車のレース部門であるNISMOとプレイステーションを作っているソニー・コンピューター・エンターテイメントが協賛して、グランツーリスモのレースを通して才能ある若者を発掘する「GTアカデミー」がというプロジェクトが開かれることを知ります。



世界中から参加するシムレーサー(ビデオゲームのプレーヤー)たちとのレースをどんどん勝ち抜き、最後には9万人のトップに立ったヤン。彼には翌年にNISMOのマシンが出場する世界的なレース「ル・マン24時間耐久レース」のシートが約束されたものの、その前にレースに耐えられる体力と共に実車を走らせる技術を習得することが必要。そして何より国際レースに出るには特別なライセンスが必要なため、レースでの成績を上げる事が必須条件です。




同じようにセレクションで集まったライバルたちと競い合いながら成長




でも正直言ってレース感を持ち合わせていたとしても、1年やそこらでレースの国際ライセンスを取って技術を学びとるなんて、普通の人では考えられない事です。そこからしても彼らシムレーサーに才能があったというよりも、才能を持ち合わせた人でなければシミュレーションでだって勝ち抜いてくることは出来なかったということじゃないでしょうか。



そこに体力強化や反射神経を高める練習、それに本物のレーシングカー(サーキット仕様のGTR)を使ったサーキットでの特訓など、元レーサーがつきっきりの本気の訓練が、彼らをインドアなシムレーサーから本当のレーシングドライバーに変えていきます。ヤン役には『ミッドサマー』や『ハート・オブ・ストーン』に出演していたアーチー・マデクウィが抜擢され、彼を鍛える鬼教官役には『イコライザー』『ウイ・ハブア・ゴースト』、それに大ヒットドラマ『ストレンジャー・シングス』でのホッパー役がハマり役だったデヴィッド・ハーパーが元レーサーのジャックとして出演しています。




オジサンと青年の掛け合いは親子のようで、そのスタントシーンはヤン・マーデンボロー本人(写真右)が出演




紆余曲折ありつつシートを掴み取りながらも、レース中の不慮の事故により観客を死なせてしまったことで怖さを知ったヤンと、そんな彼の成長していく姿を父親のように見守るジャック。果たしてヤンは無事に24時間レースに出場して活躍するところを見せられるのでしょうか?



今ではヤンは電気自動車の最高峰のFormula-Eのシミュレーションドライバーとして活躍しているようだし、もしかするとこの先はレースだけじゃなく他の多くのスポーツでも、シミュレーションが技術向上のためのトレーニングとして広がっていくのかも知れないと思わせてくれました。





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