おざわやの代表のブログです
2023.09.19
この作品は1991年にソマリアの首都モガディッシュで起こった、反政府組織による軍事クーデターに巻き込まれた韓国と北朝鮮大使館員たちの国外脱出を描いたもの。この頃どちらの国も国連加入を目指しており、そのロビー活動中に突然起こったクーデターによって大使館に閉じ込められた人々が、自国の助けが得られない中で協力しあって脱出するまでを描いた、元韓国大使のカン・シンソンの著書『脱出』が元になっているそうです。
1990年、ソウル五輪で大成功を収め勢いづく韓国政府は国連への加盟を目指し、
多数の投票権を持つアフリカ諸国へのロビー活動に励んでいた。
ソマリアの首都モガディシュで韓国大使を務めるハン(キム・ユンソク)は、
現地政府の上層部に何とか取り入ろうとしている。
一方、韓国より20年も早くアフリカ諸国との外交を始めていた
北朝鮮のリム大使(ホ・ジュノ)も国連加盟のために奔走し、
両国間の妨害工作や情報操作はエスカレートしていく。
そんな中、ソマリアの現政権に不満を持つ反乱軍による内戦が激化。
暴徒に大使館を追われた北朝鮮のリム大使は、
絶対に相容れない韓国大使館に助けを求める決意をする。
果たして、ハン大使は彼らを受け入れるのか、全員で生きて脱出することができるのか、
そしてその方法は──?
あくまでドラマ仕立ての脱出劇
劇中では警備の警察官を雇った韓国大使館に、大使館を略奪によって逃げ出した北朝鮮大使たちが逃げ込みます。とは言っても両国はいまだ停戦中でしかなく、これまでの確執もあって初めは韓国大使館に救いを求めるのを悩むリム北朝鮮大使。それでも略奪や虐殺が日常となってしまったモガディッシュの市街地を逃げ回るのは無理だと諦め、韓国大使館前まで職員や家族と共に向かってハン韓国大使に救いを乞うリム大使。ハン大使も初めはロビー活動中に受けた妨害工作などが頭をよぎって受け入れることを拒否しますが、子供たちが怯える姿に絆されて仕方なく彼らを向かい入れます。
(c)2021 LOTTE ENTERTAINMENT & DEXTER STUDIOS & FILMMAKERS R&K All Rights Reserved.
しかしどうやらこの北朝鮮一行の受け入れに際してのバタバタは脚色部分も多いみたい。
実際には両国の大使館員たちはイタリアの救援機に乗せてもらおうと空港に行ったものの手違いで救援機が来なかったため、韓国大使から北朝鮮の一行に「うちの大使館に来ませんか?」との申し入れがあったようです。とはいえこの作品にも描かれているように、そんな申し入れを受けるのは北朝鮮本国から見れば問題になるのは間違いなく、リム大使には脱出後になんらかの処分が降るかも知れない。それでも大使館員たちやその家族を脱出させるために、韓国大使館に籠って脱出の機会を待ったのは事実のようです。そして両国がそれぞれ親交のあるイタリアやエジプト大使館に救いを求めたものの北朝鮮側はエジプトの救援機に乗ることが出来なかったのも事実なら、イタリアからは韓国大使一行だけは助けられると告げられて「北朝鮮の人たちも一緒じゃなければ!」と伝えたおかげで全員が乗れるようになったのも事実。
そして二日後に到着したイタリアの救援機に乗ろうと、車6台に分乗して銃撃戦の繰り返される市内を空港に向かったのも事実だし、イタリア大使館の手前でその車列を反政府軍と間違えた政府軍から銃撃を受け、運転していた北朝鮮のハン通信技師一人が犠牲になってしまったのも本当のようです。
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その結果、韓国側7人と北朝鮮側13人がソマリアを脱出して、無事にケニアのモンバサへ到着。
いつか祖国が統一したらまた会おうと別れ間際には抱き合って別れを惜しんだそうですが、もちろん今でも体勢は変わらないまま…。このストーリーには確かに興行的に盛り上がりをドラマティックに描いた面もありながら、大まかな流れには間違いはなくドキドキハラハラの連続。さらには北朝鮮の子供達が韓国大使館に置いてあったソウルオリンピックのキャラクターを見ようとするのを手で塞がれたり、ソマリアの子供達がライフルを構えて脅してくるなど、それぞれの置かれた立場で全く違っているのにも胸が痛みます。
きっとそんな皆んなは祖国の体制や方針で変わってしまうんだろうけど、こうして困難に立ち向かった時には子供も大人もなく一人の人間として、互いを思い合うものなんだろうとも感じました。そしてこんな衝突や軋轢は絵空事ではなく、今も世界のどこかで起こっている現実なんだと思うと、この日本の平和な環境には有り難さしかありませんね。
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