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おざわやの代表のブログです

》同じテーマの映画を繋げて見るとまた違う問題意識が浮かび上がる

2023.04.18

以前ここでも紹介した映画『ドント・ルック・アップ』と今回見た『プロジェクト・ユリシーズ』を繋げて考えると、悲しいヒトの性(さが)が見えてくるんだけど、自分でも気づかずそうなってるのかも?なんて反省しちゃいました、というブログ。



以前からこのブログでも何度か「映画は続けて見る面白さがありますよ」と投稿したことがありますが、今回見た映画『プロジェクト・ユリシーズ』はそれほどの大作でもないのに、別の作品を繋げて考えると面白くなる作品。




この作品の感想を一年ちょっと前のブログで紹介してます




この『ドント・ルック・アップ(D.L.U.)』は地球に向かってくる小惑星に対して右往左往する人類の愚かさをブラックコメディーで描いた作品ですが、「果たしてこれをただのフィクションとかコメディーとして考えて良いのか?」と考えさせられてしまうストーリー。その頃ちょうど新型コロナ感染者がどんどん増えていく時期で、そんなウイルス対策への2極的な対立を物語に重ね合わせて見ていました。



それが今回の『プロジェクト・ユリシーズ』は、物語のラストでお金持ちたちが地球を逃げ出して別の惑星に移住した『D.L.U.』の反対に、昔環境破壊で住めなくなった地球を後にしたお金持ちたちが地球に帰ってくるストーリー。




《『プロジェクト・ユリシーズ』のあらすじ》



近未来。気候変動や伝染病、戦争による汚染のせいで人類は地球に住めなくなり、ケプラー209惑星へ逃げ延びた。


しかしケプラーでの生活は人間の生殖機能に悪影響を及ぼし、彼らは地球へ帰還するためのプロジェクト「ユリシーズ計画」を始動。


地球への着陸に唯一成功したユリシーズ2号機の乗組員ブレイクは、変わり果てた故郷で探査を続ける。


やがてブレイクは何者かに襲われ、地球に生存者がいることを知る。







【環境破壊の末に故郷を捨てた人類と生き抜いた泥の民(マッズ)の運命は】

遥か遠くの植民惑星へ移住したお金持ちたちはその環境下で生殖能力を失ってしまったので、地球に戻って存続の道を探ろうとする計画が「プロジェクト・ユリシーズ」。その第一次計画で大好きな父親を送り出したルイーズは、第二次計画に女性隊員として参加します。しかし父の後を追って地球にたどり着いたものの、着陸に失敗して隊員のタッカーと二人が生存したのみ。怪我をしたタッカーを墜落した宇宙船に残して、一人探索に出かけたルイーズでしたが、辺りを霧が包んでいる間にタッカーと宇宙船が消えてしまいます。


地球には知らない言葉を使う人類、通称マッズ(泥の民)たちが住んでおり、二人は彼らに捕まってしまいます。



実はこの辺りの設定の緩さにSF好きたちが噛み付いて、この作品の評価はあまり高くありません。


それは移住して2世代後の人類が戻ったのに生き残った人類は言葉が通じないほど文化が変わってしまっているとか、海に覆われた中に貨物船の残骸が残っているのは時間経過としておかしいとかの考証からですが、それよりもボクがこの作品に何より感じたものは「人類の身勝手さ」。そもそも地球の環境を破壊し尽くしたのは間違いなく《お金持ちたち》であり、そこから逃げ出した姿に『ドント・ルック・アップ』でお金になる資源として小惑星を破壊せず、結局その末に地球から逃げ出したお金持ちたちの姿が重なって見えます。







そしてルイーズたちの宇宙船を盗んで破壊してしまったマッズたちの本意と、第一次隊員の中で生き残っていたギブソンがルイーズを救い出しながらも隠していた真実が分かった時、ルイーズが選んだ未来が、果たしてこの地球は誰のものなのだろうか?と考えてしまわずにはいられません。



この作品の製作総指揮は『インディペンデンスデイ』や『デイ・アフター・トゥモロー』などで、これまでにも近未来の地球の運命を描き出してみせたローランド・エメリッヒ。どうしても内容的には比較され易い『インターステラー』には宇宙と時間の概念を描かれていた分、当作は宇宙旅行での時間の経過や地球上に渡った隊員との対比、それに地球上で生き残ったマッズたちとの文化比較などからの時間の考証は緩め。でもそれ以上に前述の『D .L.U.』はもちろん、先住民たちへの布教と奴隷として搾取される彼らを助ける宣教師たちを描いた『ザ・ミッション』に描かれたような、文明人から見て《劣っている人々》への文明の伝播ってどうなのか?という命題が描かれているように感じます。




エンニオ・モリコーネの楽曲が絶賛されてゴールデングローブ作曲賞受賞




ルイーズが最後に選ぼうとした選択と、実際にこのあとマッズたちが辿っていくであろう未来に何を感じるかは自分次第。


そして我々の文明自体が今後どんな道を歩むのかも、この作品を見ることで今を生きる我々の肩に掛かっていることを深く感じざるを得ません。





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