blog詳細

おざわやの代表のブログです

【人間同士が争うことと寄り添うこと:映画『荒野の誓い』鑑賞記】

2021.05.06

昨今BLM運動など人種格差やジェンダーの対立が表面化していますが、人と人が認め合うことってそんなに難しいことなんだろうかと思った作品の感想をブログに。



先のアカデミー賞でも然り、多くの著名人たちがBLM運動などへの賛同を表明しているように、こう言った「ヒトがヒトを虐げる行為」に対する嫌悪が世界的に拡がっています。でもその一方でアメリカではアジア人に対するヘイトを行う人も居たりして、どうしてこんなに人種の壁を作りたがるのか?と心が痛みます。




【「荒野の誓い」のあらすじ】


この「荒野の誓い」はアメリカの西部開拓時代が終わった頃の物語。





先住民族との争い「インディアン戦争」で部隊を率いて、シャイアン族リーダーのイエロー・ホークを捕らえたジョー大尉(クリスチャン・ベール)が退役前に受けた最後の指令は、その「イエロー・ホーク家族を居留地まで送り届けること」。気に入らないながらも向かったその道すがらに救った白人女性は、残虐なコマンチ族に襲われて家族を失ったロザリー。そしてかつての宿敵イエロー・ホークを送り届けることさえ気に入らない様子のジョーたち一行でしたが、コマンチ族に付け狙われることで互いの協力が必要になります。







この作品の監督スコット・クーパーとクリスチャン・ベールは「ファーナス決別の朝」という作品でタッグを組んで以来のコンビ。近代アメリカ史の中で闇の部分と言われる先住民族を虐げてきた歴史の精算を意味するようなストーリーです。それまで骨肉の争いを繰り返し、時には命令により虐殺してきたインディアン達と行動を共にするジョーは苦々しい表情を見せます。はじめそれはインディアンに対する憎悪だけかと思わせますが、かつて彼らに対する自らの行動への悔悟の念であることが次第に見えてきます。





そして同様にこの時代を描いた作品に「この茫漠たる荒野で」があります。







この作品の中ではインディアンに連れ去られ育てられた少女ジョハンナが、白人世界に助け出されたはずなのにインディアンとしての生活に戻りたがる姿が描かれています。そして少女とともに過ごすうちにお互いの抱える心の傷や苦しみを理解し合い、乗り越えていく退役軍人キッドを大好きな名優トム・ハンクスが見事に演じています。




【二つの作品に共通するのは闘いから得る赦し(ゆるし)】

このどちらの作品も西部開拓時代の南北戦争や、それに伴うインディアンとの戦いに疲れ傷ついていく白人と黒人、そして先住民インディアンという人種の違いからくる争いが描かれています。そしてどちらも共通の敵と共に闘うことによって次第に人種の壁を超えて、心の繋がりを育てていく様子が描かれています。どちらもハッピーエンドのように思えて、でもどこか何だかスッキリしません。





やはり第三者の闘う相手を作らないと理解し合えないのでしょうか?


それではまた敵を作るだけで連鎖は続いてしまうんじゃないだろうか?



そして現実にもそんな「憎悪の連鎖」は現代にも繋がっていて、それは薄まって拡がりつつも未だ留まることを知りません。なぜヒトは争うんでしょうか?そしてそんな答えが仏教の中にあるようにしか思えないのは、仏教に対する過度な期待なんでしょうか?





【もしお墓でこんな悩みがあればお気軽に当店へ ご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易く建て替えたい

・お墓を少しキレイにこざっぱりしたい

・お墓に名前を追加して彫りたい

・お墓が壊れていて直したい

・墓地に草がたくさん生えて困っている

・お墓の汚れが落ちなくてスッキリしない

 他にもとにかくお墓で困っているー!という方は、まずここからボクに連絡くださいね。

【当店をお訪ねの前にはまず1本、お電話ください!!】



【店舗情報】

お墓のおざわや  

店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101

電話番号 : 052-734-8102 

営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)   

営業時間:朝9時から夕方5時まで





【 弊店への車でのアクセスはこちら】

店舗の前に2台分の駐車スペースがあります

少し止めずらいですがお使いくださいね







【 電車やバスでお墓のおざわやにお出での時は】

地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。

とにかくまず始めにお電話でご予約くださいねー!