おざわやの代表のブログです
2023.11.06
今朝の社説の始まりはフクロウの別名が「不幸鳥」で、昔から親不孝を表すように使われているという一文にまず驚きました。現代的にいえば何となくイメージとして、フクロウ=福ロウということから福を呼び込むように感じていましたが、その昔中国ではフクロウが肉食で貪欲なところから自分の親でさえ食べてしまうと言われていたところから来ているそうです。
フクロウの場合は別名ですが、実際鳥の名前にはそういった差別や蔑称にまつわるものが少なくないそうで、今回約80種の鳥の名称変更が検討されているとか。こういった名前や過去の人物像はその当時の歴史背景があることによって成り立っているので、それ自体が悪いことではないにしても現代にそぐう様に改めるべきだという流れは、最近特に顕著です。
例えばこの二宮金治郎像。
昭和の頃には学舎の脇によく見られた二宮金治郎蔵は今どんどん廃棄されています
その威徳を偲んで作られたはずの二宮金治郎像が、改装工事などに伴って撤去されることが増えているそうです。
二宮金治郎といえば後に二宮尊徳として経世家や農政家として成功したものの、幼い頃に何度も悪天候によって豊かだった家財や田畑が全て流され、それを支えるために子供の頃から家計を支えながら学び続けたことで知られます。その後、神道・仏教・儒教などの教えを統合して経世済民を訴えた、「報徳思想」という考えは今でも残り、私利私欲に走るのではなく社会に貢献すれば、いずれ自らに還元されると説いています。
そんな全てを汲み入れればこの像にはとても深い意味があると思うのですが、この姿からは虐待や児童労働を思い起こさせるという意見から、どんどん撤去されている様です。それどころかこの姿から「歩きスマホを助長する」なんて意見まであるようで、あまりにも本質から離れてしまった、的外れな議論にはガッカリしてしまいますよね。
近年の二宮金治郎像は座っているとか
でも日本人にはどこか差別用語や蔑称に対する配慮が少ない部分があって、ごく普通に使っている言葉にもそんなものが混じっていたりします。特にジェンダーに関しては日本のジェンダーレス(ジェンダーフリーではなく)への取り組みの遅れは著しく、世界の「ジェンダー・ギャップ指数」という比較でいえば146カ国中の125位と、下から数えたほうが早いほど。でも諸外国からそんな指摘を受けても何が差別なのか理解できていないばかりか、この国を率いる政治の世界でさえ形ばかりに女性を登用するくらいで、本質的な問題にまでは切り込まれていません。
何が良くて何が悪いではなく、本質的な問題をとらえて考えてこそ過去の経験は未来に生きるはずです。二宮金治郎の行動にこそ意味を置き、男女の違いがあるからこそお互いを知るためにギャップを無くすべき。それでこそ変革させることにも意味が生まれ、さらにはそんな背景があって変革があることを伝える努力も惜しまないこと。それでこそ歴史を重ねる意味が生まれるんじゃないでしょうか。
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店舗住所:名古屋市名東区高針原2-101
電話番号 : 052-734-8102
営業日:月曜日~土曜日(日曜定休)
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