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》学びは経験と結びついてこそ知識となる

2024.03.12

昨日の朝活で知ったのは、これまで知らなかった名古屋の歴史と自分の意識の中の記憶との繋がり。やはり知らないことを学ぶことはこの上ないワクワクをもたらしてくれるし、その上で自らの経験と結びつくことで知識となる喜びを感じました、というブログ。



昨日参加した朝活ネットワーク名古屋での学びは、名古屋の老舗料亭の一つ「蔦茂(つたも)」の会長である深田正雄さんのご講話。







深田さんはご自分でも尾張名古屋の歴史を語る「住吉の語り部」として活動されていて、小さい頃から可愛がってもらったお祖父さまから伝え聞いていた話と、実際の記録を掛け合わせたお話を聞かせていただきました。そのお話しでは名古屋の歴史は縄文時代から始まり、現在は市中心部にある白川公園あたりから「堅三蔵通(たてみつくらとおり)遺跡」が発掘されたことから始まります。



もともと豊かな自然に囲まれていた熱田台地には縄文時代から人々の暮らしがあり、数多くの清水が湧いていたことから現在の市中を流れていたのが「紫川」という清らかな川だったそうです。その名前の由来には紫式部の死を悼んだお付きの「えちご」という女中が、この流れの美しさに心打たれて弔う碑を建てたからというものや、「村の先の川」という何の捻りもないものからだとか色々言い伝えがあるようです。




尾張名所図解に描かれた紫川河口(右端)と現在は暗渠となっている紫川が堀川に流れこむ河口地点




そしてそのすぐ傍にある現在の白川公園は、第二次世界大戦戦後に寺町だったものが都市計画から多くが移転されたと聞いていましたが、そんな所には「キャッスルヒル」という名前のアメリカ村が作られていたそうです。それは昭和21年から造られた進駐軍の将校ら132世帯が住んだ住宅街で、昭和33年に返還されるまで一体にはアメリカ村を中心とした経済圏がおこり、戦後の名古屋の復興を支えたそうです。




左の写真右奥には出来上がったばかりのテレビ塔が写っています




そうして思い出したのは僕が石屋の修行に入ったばかりの頃、加藤さんという先輩職人のお爺さんに聞いた話。


昭和一桁生まれでいつもニコニコしていた加藤さんは、軽トラックを運転しながら時折流暢な英語でアメリカンジョークを話すことがあり、「どうして英語なんて話せるの?」と聞いてみました。すると加藤さんは戦後の若かりし頃、名古屋市内にあったゴルフ場でキャディのバイトをしていて進駐軍の将校に可愛がられていて、キャバレーにも連れて行ってもらったんだなんて言っていました。



その時は「へーそうなんですね」と軽く聞いていたのだけれど、そんなゴルフ場があったという場所は現在では大学の校舎や住宅がある町中。そこまで将校を隣に乗せてジープの運転もしていたと話していたことなどを思い出していって、それがこのアメリカ村を中心とした辺りのことだったんだと記憶がどんどん繋がります。




名古屋市瑞穂区にあったという萩山ゴルフクラブと鶴舞公園で祖父と乗馬する正雄さん




またこのアメリカ村の北側には映画館やキャバレーなどの歓楽街が拡がっていて、米軍の接収解除後そこで儲けたオーナーたちは東京などに進出していったとか、日本の歴史の1ページがここからスタートしていったことが分かります。お話しの後で深田さんに「鶴舞公園には動物園があったと聞きましたが」と質問してみると、それこそが東山動植物園の前身であり、現在の東山公園の土地を無償で提供する代償として地下鉄東山線の延伸が条件とされたことなど、この名古屋という街が縦横に広がっていった歴史までも知ることが出来ました。



やはり学びはただ聞いたそのままでは身につかず忘れてしまいがちですが、こんな風に自らの体験や記憶と結びつけることで興味づけをしてこそ、実を持った知識になるんだと改めて気づく機会になりました。





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