》変わっていくカタチと変えたくないココロ

Web版「MEETS ME」の最終回でお話ししているのは変わらないようで進化しているお墓と、変わりつつある時代に変えたくない想いを伝える墓BARのこと。

＜最終回＞墓、人、こころ。“ひとりじゃない”と気づく場所。——お墓のおざわや・小澤敦司

お墓に関わり始めて34年、こうして独立して暖簾を上げてからは17年目になり、このタイミングでこんな素敵な記事を書いてもらえたことはとても嬉しいです。そして昨日もブログに書きましたが、これまでお墓造りやお墓参りする皆さんに向けて発信してきたことがどう伝わってるのか？を答え合わせさせてもらって、自分でも気づくことが多かったように思います。

今回の記事でお伝えしているのは伝統産業だからといって、胡座かいてそのままのお墓のカタチを守ってるだけじゃダメだってことと、変わりゆく時代に変わらないものをどう伝えていくかと言うこと。お墓は造るのが目的では無く、あくまで家族でお参りするために造るもので、大事なのはお墓を作った後のお墓まいりです。お墓まいりした時にストレスを感じるような部分を出来るだけ減らし、長年使っていただいても使用感こそ表面に現れても、本質的な部分は傷まず長持ちするお墓。「どうせお墓なんて不便なのが当たり前」ではなく、デザインから使い勝手や保ちの良さにアプローチしたお墓をお薦めしているということ。

今回取り上げていただいたのは墓石では無く、ステンレス製の線香・蝋燭立てです。こんな金具類って昔からあるものではないけど、少しでもお墓まいりで線香や蝋燭に火を着けるのがストレスにならないように作られてきたもの。でも壊れ易く掃除がし難いなど、売っている石屋さん側でさえ何とかしたいと思っていたパーツでした。それを建築設計を基にしたプロダクトデザインで新たに作られた金具は、コストこそ掛かっても飽きのこないデザインと使い易さでお釣りが来るくらいな感じ。そしてこの金具を収めるところからブラッシュアップされた当店でお薦めしている墓石自体も、同じく長年お使いいただけることを主体にデザインされたものです。

「どうせ墓石なんてこんなもの」なんて言わせたくない。

ずっとそう思いつつやってきたのが馬鹿馬鹿しくなってしまうような進化がここにはあります。ただ一般的に言えば、ただの目新しさや奇抜さで「デザイン墓石」を謳う石屋さんのまだ多いこと！「その造りは何年保つんだろう？」と思ってしまうような造りや、真新しいのに組み付け方の拙さからすぐに壊れてしまいそうなお墓を見掛けることもあります。ボクらは良い商品や正確な施工なんて当たり前なことで、その上でまずはお墓参りを快適にして、お墓まいりで心が整うことを体験してもらわなければ石屋さんなんていずれ無くなってしまうでしょう。

そしてモノづくりだけじゃ無く、お墓に向かう心構えから整えてあげたいという想いでやっている墓BARのことも、インタビューの中ではお話ししました。っていうかインタビューしてもらってる間の話はほぼ墓BARでも話しているような話題ばかりで、やはり想いある人にとっては「そもそもお墓って何？」というのが大きな疑問として残りつつお墓参りされてきたんだと思います。もちろんお墓参りに正解も間違いも無いいんですが、それでもこんなお墓に対する考え方を少しお伝えするだけでも、その後のお墓まいりが腑に落ちるものに変わっていることに気がつくと思います。

このインタビューの最後を締める１行に

お墓は、特別なものではない。それがわかったこの夏、お墓の前で手を合わせるという一動作ですらも、尊いものに感じられそうだ。

と書いていただけたライターの光田さんには、また秋になった頃にお墓まいりに行ったときの印象の違いも、ぜひ「答え合わせ」させていただけたらなあと今から楽しみです。

【もしお墓でこんなお悩みがあれば気軽に当店へご相談ください】 

・花立ての穴が小さくて水がたくさん入らないし洗いにくい

・お墓を新しく建てたい方やもっと使い易いお墓を建て替えたい

・お墓周りを使いやすくサッパリと綺麗にしたい

・お墓に名前を追加して彫りたい

・お墓が壊れているところが気になっている

・墓地にいつも雑草がたくさん生えて困っている

・お墓の汚れが落ちなくて何だかスッキリしない

他にもとにかくお墓のお困りごとや悩みがあるという方はまずここから連絡ください

現場に出て留守にすることもありますのでお訪ねの前にはまず1本お電話ください

【店舗情報】

お墓のことなら【お墓のおざわや】へ　　

店舗住所：名古屋市名東区高針原2-101

電話番号 : 052-734-8102

営業日：月曜日～土曜日（日曜定休）　　　

営業時間：朝９時から夕方５時まで

【 弊店への車でのアクセスはこちら】

アクセス

店舗の前に2台分の駐車スペースがあります

少し停めにくいですがバックで駐車したほうがお帰りの際は出庫しやすいと思います

【 電車やバスでお墓のおざわやにお出での時は】

地下鉄東山線の星ヶ丘駅から市バスの「地下鉄植田行き」もしくは「地下鉄いりなか行き」に乗っていただいて15分ほどの「高針原」で下りていただいて、来た道の反対を向いて名古屋高速の高架道路のほうへ3分ほど歩いたら右手に店舗が見えます。

またはご予約いただければ駅までお迎えにあがりますので、遠慮なくご予約くださいね！

とにかくまずは始めにお電話でご来店予約くださいねー！

• CATEGORY：お墓の智恵袋 | お墓まいり | 石屋として